タイについて
タイと言えば、スープのトムヤムクンや、カラフルな雑貨、またリゾート地としても知られ、多くの観光客が訪れる国です。
首都バンコクは世界一長い首都名としても知られているのですが、みなさん知っていましたか?正式名称は、「クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコースィン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック ポップ・ノッパラート ラーチャタニーブリーロム ウドンラーチャニウェット マハーサターン アモーンピマーン アワターンサティット サッカタッティヤウィサヌカムプラスィットゥ」と言いますが、「長すぎ!」と思わず突っ込みたくなりますよね。
ここからはタイでの生活や文化について詳しくお話ししていきたいと思います。
タイの生活
公用語はタイ語ですが、英語が通じるところが多いので、英語留学目的であれば比較的困ることはありません。通貨はタイバーツといって、物価は日本よりとても安いのが特徴です。また、タイはマレーシアやミャンマー、ラオス、カンボジアと隣接しているので、バスや飛行機を利用して、費用を抑えて他の東南アジアを簡単に旅行することができます。つまり、休日を利用して気軽に他国へ観光に出かけることができるのです!
タイの食べ物
多くの日本人に愛されている印象があるタイ料理。グリーンカレーやトムヤムクン、ガパオライスなど、一度は聞いたことのあるものが多いのではないでしょうか。タイ料理は香辛料やハーブを多く使用していて、スパイシーなのも特徴です。主食はインディカ米という日本のお米よりも粘り気が少なく細長いお米ですが、麺料理も日常の食生活のなかでは欠かせないメニューとなっています。
日ごろから食事を外で取ることが多いタイには屋台が数多く存在します。食あたりなどの衛生的な問題ももちろんありますが、留学した際は是非ローカルフードを楽しみたいものです。
タイの風習
タイの風習について、ここでは簡単に3つご紹介します!
①タイはとてもマイペースな人が多い!
初めて訪れる人は時間の厳しい日本社会とのギャップに驚くかもしれません。バスや電車といった交通手段から始まり、空港やホテルでの手続き、ビジネスにおいてもゆっくりと時間が過ぎます。日本のテキパキとした社会に疲れてしまっている人がいたら、是非タイへ留学してのんびりとした生活を送って欲しいです。
②街中でタイ国歌を聞いた時は…
朝の8時と夕方6時になると、空港や駅構内などあらゆる場所で国歌が流れます。その時は全員が国旗を見て直立不動となります。何も知らない外国人は直立しない人もいますが、タイの方から冷ややかな目で見られることもあるようです。もし、外出先で聞いた際は、周りの様子を見ながら直立して静かにすることをオススメします。
③子供の頭はなでない!
子供が可愛くて、頭を撫でたくなる時ありますよね。しかし、タイでは他人の頭を触ることは大変失礼にあたります。その理由としてタイでは子供の頭には精霊が宿ると言われていることが挙げられます。絶対にダメ!というわけではありませんが、不快感を与えかねないので、マナーとして頭に入れておきましょう。
タイの気候
一年を通して非常に暖かいタイ。日本の四季のように、タイも乾季、暑季、雨季の3つに分けることができます。
まず、はじめは11月から2月の乾季。
この時期はカラッとした晴れが続き気温もそれほど高くならないので一番生活するのに最適な気温です。暖かいとは言いましたが、北部は最低気温が10度近くになることもあるので、地域によっては一年を通して半袖生活というわけにはいかなそうです。
次は3月から5月までの暑季。
文字通り、1年の中で最も暑くなる時期です。40度を超える日があっても珍しくないので、水分補給等の体調管理を十分にする必要があります。
6月から10月までが雨季。
スコールが頻繁に発生する時期で、日本の梅雨と似た時期にあたります。日本の梅雨と違うところは、雨は単発的にザーッと降るだけで、常に降り続けるわけではないということ。この時期は雨具常備ですね。
タイの治安
タイの治安は日本程ではありませんが比較的良いのが特徴です。しかし、軽犯罪の件数が多いので注意が必要です。
今回はタイで実際に起こりうる見せ金詐欺についてご紹介します。「日本人?僕たち日本人が大好きなんだ〜」と親日のように2〜3人の知らない人たちに話しかけられ、「今度日本に行くんだ。」「日本円を見たことがないから、手にとって見てみたいな」などとと言って財布を出させます。相手にお金を触らせてしまったらもうおしまい。いつの間にかお金を盗まれてしまいます。タイに行く際は、このような手口の犯罪があることを頭に入れておきましょう。
タイ留学のメリット
ここまではタイについて簡単に説明してきました。同じアジアでも、日本とは気候も文化も違うことがわかっていただけたと思います。ここからはなぜタイ留学がオススメなのか、そのポイントを2点ご紹介します!
学費が安い
先ほど、タイは日本に比べて非常に物価が安いとお話ししました。これは学費でももちろん同じことが言えます。留学する学校によってはかなり学費を抑えることができます。そのため、抑えた予算分で長期留学を考えたりと選択肢を広げることができます。
地域によって留学事情に特徴がある
また、タイには地域の違いがあり、自分にあった都市を探すことができます。ここではバンコク、チェンマイ、プーケットの3つの都市を紹介し、比較していきたいと思います。
①バンコク
タイの首都バンコクは、急速な都市化によって高層ビルが立ち並び活気に溢れています。バンコクで留学する場合、5つ星ホテルをはじめとした高級ホテルに滞在することができ、比較的安い費用で日本ではできないような贅沢な暮らしをしながら留学を楽しむことができます。
②チェンマイ
バンコクから約720km離れたタイ北部最大の都市チェンマイ。都市化されたバンコクとは違い、昔ながらの由緒のある寺院や昔の王朝時代の城郭跡があったりと味わい深く、どこか落ち着いた空間が広がっています。学校の外観が寺院だったりと魅力に溢れた街です。
③プーケット
タイ南部のアンダマン海に面する、世界的にも有名なリゾート地。他の二つの都市とは異なり、プーケットへ語学留学する際は、ダイビングやサーフィン、シュノーケリングなどのマリンスポーツや、キャンプやトレッキングなど山を楽しむアウトドアも一緒に体験することができます。
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目的別に解説
それでは、ここからは短期、長期の留学について別々に紹介していきたいと思います。留学期間で悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
短期留学
1ヶ月以内の留学であればビザを取る必要はありませんが、滞在期間が30日を超える場合は「教育ビザ(ノン・イミグラントED)」が必要となってきます。短期留学は入学日も比較的自由に選択できる上、準備期間も長期留学よりも短くできるので学生、社会人でも気軽に参加することができます。大学などの長期休暇を利用して英語を上達させたい人には是非オススメしたいです。また、タイは他の国への留学より費用が安く済むので、短期間の留学を考えている方は特に手を伸ばしやすい選択肢なのではないでしょうか。
長期留学
長期留学の場合、必ず「教育ビザ(ノン・イミグラントED)」を取得しなければなりません。語学学校には私立と大学付属があり、私立は年間を通して入学することができます。一方、大学付属の場合、学期ごとの入学が基本で長期留学のみしか受け付けていないのがほとんどです。この場合、大学のカフェテリアや図書館、スポーツジムなど、キャンパス施設が自由に使えるというメリットがあります。学校によっては選択科目としてTOEIC、TOEFL、IELTSといった英語資格を徹底的に対策できる授業を開講しています。英語を極めたいけれど、経済的な面でなかなか英語圏にはいけないという人にはタイへの長期留学をオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。観光として行くイメージが多いかと思いますが、実際、タイの語学学校は数多く存在します。費用を抑えて英語を学びつつ、観光や他のアウトドアアクティビティを堪能できる、なんだかタイへの語学留学も魅力的ではありませんか?語学留学を考えている方は是非タイも視野に入れてみてくださいね!