英語留学の休日ヒマだったら何をすれば良い?
意を決して海外に英語留学を果たし、勉強に明け暮れる毎日が続いて、さあ、いざ休日になったと思ったら、実はヒマで何をしたら良いか分からない。きっとそんな悩みを抱えている人もいるんじゃないでしょうか?
もしも、初めての海外、しかもそこが初めて滞在する国だとしたらどうでしょうか。せっかくの休みを大いに楽しみたいものですが、休日に友人がいるわけでもなく一人で過ごさなきゃないとしたら、果たしてどんな過ごし方ができるでしょうか。いろいろ悩む気持ちもわかります。
ここではあまり難しいことを考えず、悩まず、シンプルに考えてみたいと思います。英語留学という貴重な体験の中で、休日をどうやって過ごすか。あくまで一つの情報として参考にしていただければ幸いです。
海外ならではの観光を楽しむ
海外での滞在の醍醐味は何といっても観光です。まずは思いっきり観光を楽しんでみることから始めてみてはどうでしょうか。
「地球の歩き方」という本を買って現地に持っていくのもいいですね。
現地の観光案内所(Tourist Information)で、滞在先の地図を入手したり、おすすめスポットについて聞いてみるのもいいと思います。スマートフォンを持ち込んでいるのなら、ネット上で滞在先のおすすめスポット情報が見つかるはずですので、それらを参考に滞在中じゃなきゃ行くことができない場所を全て制覇してしまいましょう。ガイドブックに載っていない現地の人しかしならない場所に行けたらしめたものです。
また、現地の人におすすめスポットを聞いたり、案内してもらうことができたら、英語の学習と観光が両立出来ちゃいます。すべては学習材料だと思って、とことん使い尽くしてみるのもいいと思います。
国によって全く違う食事を楽しむ
休日の楽しみの一つはやはり食事でしょう。英語圏での滞在といっても、国によって独自の食事文化があります。アメリカとイギリスでは大違いですし、オーストラリアやニュージーランドでもそれぞれ違うでしょう。巨大なハンバーガーとコーラを楽しむのか、大きなフィッシュアンドチップスを楽しむのか。私たちがステレオタイプ的にイメージしている、その国の典型的な食事も、実は本当は虚像であって、ローカルの食事は全く違うものだったりすることもあります。
イギリス人がトースト、卵、ベーコンのいわゆるイングリッシュブレックファストだけ食べているかというと、決してそんなことはありません。地域によって食事の習慣も違うらしいですし、各家庭の味もあるわけです。国によって思っていた食事のイメージとは違う食習慣があることを発見する、というのも滞在中しか味わえない貴重な体験ではないでしょうか。
日本に滞在している外国人も、同じ感覚で日本の食事を楽しんでいるのだと思います。東京で食べる典型的な食事と、地方で食べる典型的な食事が全く同じなはずはないですよね。
少し足を伸ばして自然を楽しむ
ちょっと郊外や隣町まで足を伸ばしてみて、その国の地方に行ってみてはどうでしょうか。都会の喧騒を離れればそこは穏やかで美しい自然の中。その国独自の文化や雰囲気を味わえるのも郊外や地方の良いところです。留学中の滞在先がその国の首都ならば、ぜひ休日にちょっと遠くまで出かけてみましょう。勉強の疲れが吹き飛び、身も心も癒されるはずです。せっかくなのでただ自然を楽しむだけじゃなく、アウトドアを満喫してみてはどうでしょうか。いわゆる観光地じゃなくてもいいんです。ガイドブックも扱っていない、無理なく足を伸ばせる場所で、誰にも教えたくない自然が美しい秘密の場所を見つけてみるのもきっと楽しいですよ。
ショッピングをして楽しむ
海外旅行でもショッピングが最大の楽しみだ、という方が多くいますが、英語留学での滞在中もショッピングは欠かせない楽しみの一つです。滞在先が都会ならデパートやスーパー、マルシェ、お土産屋、屋台など、いろいろなお店をみて、お気に入りのグッズを探してみてはどうでしょうか。現地の人たちとの会話も英語の練習にもってこいですし、お店の方と仲良くなっておけば、安くしてくれたりおマケしてくれたり。ちょっとしたうれしい出来事もありそうですね。日用品を普段から買いながら、時々現地でしか手に入らない、手ごろなグッズを手に入れて、コレクションにして楽しんでしまうのもいいと思います。ソーシャルメディアに掲載するもいいですし、YouTubeに動画を掲載するのもいいでしょう。どうせなら英語でやってみるのも、きっとよい練習になりますよ。英語で発信すると英語で外国人から多数コメントをもらえる場合もあり、そうしたやり取りも英語力を一気に向上させるのに役立つはずです。
海外留学で1人の休日はどうすれば良いの?
海外留学で滞在先でどう過ごすか、特に1人の休日をどう過ごすか、なかなか悩ましい問題です。思い切って高いお金を払って留学したのに、いざ休日になってみると、ガイドブックに載っている観光地に行くにも一人では億劫ですし、仲の良い友達がすぐにできればいいですが、いつも誰かと一緒にいれる訳でもないですよね。どうせなら楽しんじゃえ!と割り切って、どんどん外に出かけていける人なら問題ないかもしれませんが、自分の言葉は通じるのだろうか、無事に滞在先へ戻ってこれるのだろうか等、考え出すときりがありません。
ここは割り切って、一人で過ごすと仮定して、授業がない休日の代表的な過ごし方を三つに絞って考えてみましょう。
恐れず積極的にコミュニケーションを取る
まずは積極的にコミュニケーションを取ってみるのが英語上達の近道です。最初は見知らぬ人と会話するのはちょっと怖くて不安なものです。でも勇気を振り絞って外に出てみましょう。日本に来た外国人だって、片言の日本語を使って距離を縮めようとしてくれますよね。それと同じことです。
街に出てみればそこは日本語が全く通じない世界。日常会話を身に着けるには、生きた教材を通じて、とにかく会話をしてみるとことが必要です。滞在先にマルシェ(小さな商店街のようなもの)があればぜひ出かけてみましょう。お店の方との会話はとても良い教材です。道が分からなければ道行く人にどんどん聞いてみましょう。行きつけの飲食店に行ったら、マスターやウェイターさんとの会話を楽しんでみましょう。タクシーに乗るなら運転手さんとの会話を楽しみながら、街のおすすめスポット等の情報を聞き出してみましょう。こんな経験を繰り返していくうちに、同じ言葉でも発音が違うし、同じ意味でも表現に様々なバリエーションがあることが実感できますし、会話を繰り返していくうちに度胸も身についてきます。語学上達のコツはインプットとアウトプット、そして一つのコツは度胸です。慣れと度胸がカギです。
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カメラを持って思い出を残しておく
滞在先の思い出を写真で残しておくことも忘れないようにしたいものです。いつも食事に行くカフェやレストラン、お気に入りのバー、お土産屋さんなどもいいですね。どんな料理が有名なのか、地元のお土産はどんなのがあるのか、たくさん写真に残しておきましょう。料理やお土産の名前もちゃんと確認して記録しておき、インスタグラムやFacebookに投稿してみましょう。後から振り返るのも楽しいですし、仲のいい友人とシェアするのも楽しいですよ。写真と日々の日記をコンテンツとして、滞在中にブログを開設するのも良い考えです。ソーシャルメディアを使って発信し、滞在先のことに一番詳しい日本人という立ち位置で、たくさんのアクセスを集めると、新しい人との繋がりが生まれますし、アフィリエイト広告収入がちょっとは期待できるかもしれません。どうせなら徹底的に写真を撮り、発信することを楽しんでしまいましょう。スマートフォンのカメラでも十分楽しめますが、写真が好きなら本格的な一眼レフカメラを使ってはどうでしょうか?もっと注目を集めてほかの人と差別化したいのなら、セルフィー機能がついたドローンを使うのもよい方法です。
英語を習得するため予習復習をする
せっかく海外に滞在して英語留学をしているんだから、空いた時間をうまく使って、英語の予習復習をしておきたいですね。遊びもそのうち飽きちゃいますし、観光地も行きつくしてしまうと見に行くところがなくなってしまいますし、それにショッピングするといっても所持金の残高が気になるところですよね。ならば、いっそのこと遊びに行かないで部屋にこもって予習復習に専念するのもいいと思います。そのための語学留学なのですから、そのほうが本来の目的にぴったりです。毎日の授業で消化しきれなかったこと、うまく話せなかったことを思い出して、英語の教材や宿題に没頭する時間も必要です。
長時間の予習復習で集中力が落ちてきて煮詰まってきたら、覚えた表現を実際に通じるかどうか外で試してみてはどうでしょうか?そのための外出ならまさに一石二鳥。予習復習を兼ねた外出なら、ただの遊びにはなりません。せっかくなので予習復習と外出を両立させてしまいましょう。これで効果が何倍にもなりますね。
まとめ
いかがでしょうか。英語留学中の休日の過ごし方はひとそれぞれですが、だいたいはここでご紹介したような点がポイントになると思われます。具体的には個々人の趣味ややりたいことによって違いますが、ぜひ自分自身のやり方を見つけてください。そうすれば英語留学中の休日をもっと楽しめるようになると思います。
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