シンガポールに英語留学はおすすめ?徹底考察してみた

目次

シンガポールとは

シンガポールとはシンガポール島とその属島からなる国でマレー半島の南端にあります。面積は683平方キロメートルで日本の淡路島より少し大きいです。古くはトゥマシクと呼ばれていたが、スマトラ島の王子が「シンガ・プラ」と命名して、それが英語読みとなって「シンガポール」となりました。

シンガポールの人口は約561万人でそのうち国民が387万人、それ以外は外国人(永住権を含む)が住んでいる多民族国家で、目覚めしい経済成長を遂げており、観光だけでなく、ビジネス面からも注目を浴びています。多民族国家なので様々な宗教、多文化に触れることができ、どの民族も尊重されている国です。

この章ではシンガポールで使わている言語、また治安や経済状況について一つずつ紹介していきます。

シンガポールで使われている言語

シンガポールは中国人・マレー人・インド人などが住んでいる多民族国家で、言語は英語・中国語・マレー語・タミル語の4つが公用語となっています。1965年にマレーシア連邦から独立、その名残からか国語はマレー語で、行政やビジネスなどの場においては英語が一般的に使われ、アジアで唯一公的にも実社会においても英語が日常的に使われている国です。

その為、シンガポールの若い世代の人は英語と自分の民族語を話すことができる「バイリンガル」や「トリリンガル」がたくさん在住しており、英語留学の滞在先として選べば、英語だけでなくタミル語・中国語なども習得することができるかもしれません。

シンガポールの治安

シンガポールの治安は世界的に見ても良い国となっており、日本人留学生が多いイギリス・アメリカ・カナダ・フィリピン・オーストラリアのどこよりも犯罪発生率が低く、安全な国と言えます。スリや泥棒といった軽犯罪などはありますが、日本と同じように常識的な行動を心がけていれば、日々の生活で危険な目にあうことはほぼないといってもいいでしょう。

シンガポールの経済状況

シンガポールは東南アジアの優等生として、目覚めしい経済成長を遂げています。主な産業としては金融サービス、エレクトロニクスやバイオメディカルなどの製造業、ビジネスサービス業、通信業などです。

整備されたインフラ、近隣諸国へのアクセスの良さから、アメリカや日本からの多くの企業が進出しており、東南アジアのビジネス拠点としても使われています。これからも様々な企業が進出していくことが予想されているので、今後さらなる発展を遂げていくことは間違いないでしょう。

英語留学におすすめな理由

シンガポールの治安や経済状況については理解できたでしょうか。次はシンガポールが何故英語留学におすすめなのか紹介していきます。

勉強熱心な学生の多い環境

シンガポールは東南アジアの中でも教育に力を入れている国として有名であり、学生の意識は高いといわれています。

日本の学校は基本的には小学校、中学校、高校は入学をすれば普通に勉強をしていれば問題なく卒業することが可能です。しかし、シンガポールでは卒業ごとに試験があり、その結果で進学ができる専攻・学校が決まります。小学校から真剣に勉強を行い、早い段階で自分の将来について考えておかないと、行きたい学校や就きたい職業につけないようになっているのです。

英語と中国語が習得可能

シンガポールに留学をすると、英語だけでなく中国語の語学学校もあり、1つの国で別の語学を取得することが可能となっています。

英語以外に第二言語を身につけたい場合でも、他の国へ新たに留学する時間や必要がない点は、留学先にシンガポールを推す大きな理由の一つです。

多国籍国家だから就職もできる

シンガポールは人が宝であり資源であることを理解しており、能力ある外国人の雇用に非常に積極的です。一般的には外国人を雇用すると自国民の人たちの失業に繋がってしまうのでは懸念されることが多くありますが、都市国家であるシンガポールは自国民だけの雇用で賄うことができず、様々な外国人の雇用が必要となっているという事情があります。

その為、男女を問わず多くの日本人がシンガポールで働いており、様々な分野で活躍をしているのです。

ただし就労ピザ取得には学歴・職歴が重要視され、四大卒以上・3年程度の職歴が求められることがほとんどです。そのため、新卒・四大卒未満の方でシンガポールに働くことが現実的に厳しくなっていることは把握しておくようにしましょう。

[kanren id=”338″]

シンガポール留学のデメリット

シンガポール留学のメリットは理解できたでしょうか。次はデメリットについて一つずつ紹介していきます。

英語に独特のなまりがある

シンガポールの英語は「シングリッシュ」と言われているほど、独特のなまりがあります。元々英語が母国語ではないことから、文法の簡略化、発音、イントネーションがネイティブと違っていることがほとんどです。

例でいえば「OK」のあとに「ラー」をつけて「オッケーラー」などがあります。シンガポールの人にとって英語はコミュニケーションの道具なので、難しい言い回しは避けて、素直でストレートな表現をすることが多いという特徴があります。そのため、どこでも通じ、また聞き取れる英語を習得したいのであれば、理想と現実環境とのギャップに悩まされるかもしれません。

但し、テレビニュースのアナウンサーなどは標準的英語を使っています。普段の生活の中でシンガポールの人と話すときにしっかりと意識していけば問題ないでしょう。

物価が高すぎる

シンガポールの物価は日本と同程度です。ただし、国土が狭く、その中にたくさんの建物が建てられているために家賃は東京並みかそれ以上となっています。シンガポールに長い滞在が必要になる英語留学では、この家賃が悩みの種となりがちです。よほどのお金に余裕がある人以外は、学生寮に入るかシンガポール人の家庭の家を間借りしている人が多く、住宅にかけるお金=シンガポール留学の総予算といっても過言ではないでしょう。

日本人が多いので留学気分になれない

シンガポールに住む日本人は約3万人以上と言われています。そのうえ、留学生の行動範囲というのはほぼ決まっていますので、意識をしていかないと周りが日本人ということになりかねません。もちろん日本人が多いということは一つのメリットではありますが、語学学習という点においては大きなデメリットになります。

ただし、シンガポールにいる日本人全員が留学生というわけではありません。語学学校は英語を使う機会がたくさんありますので、普段においても日本人以外と会話をするように意識していきましょう。

また、シンガポールには駐在員とその家族が多くおり、同窓会や県人会もたくさんありますので、そのような場に参加して海外で働く日本人の話を聞くことは貴重な経験といえます。

そういう面では、日本人が多く集まるイベントには積極的に参加していったほうがいいかもしれません。

[kanren id=”305″]

英語留学する際にみておきたい場所

シンガポール留学のデメリットについてはいかがでしたでしょうか。次はシンガポールに行ったときに見ておいた方が良い場所を3つ紹介します。

ナイト サファリ

ナイトサファリの開園は夜19:00から24:00まで営業をしている、夜の動物園です。園内はとても広く、トラムカーを使って回ることも可能ですし、ところどころ降りて歩いてみることもできます。檻や柵などは最小限しか使っておらず、多くの動物たちが放し飼いになっているので、エサを食べるのに夢中な動物たちを間近で観察することができます。

ボンゴやマレーバグなど珍しい動物たちを見ることができるので、シンガポールに留学した際は一度は足を運んでみてください。

マーライオン パーク

シンガポールの定番観光スポットの一つです。「世界三大ガッカリ」なんて言われていますが、記念写真を撮る人、マーライオンを見て興奮する人などガッカリしている人なんていません。マーライオンパークは「マリーナベイ サンズ」のすぐ近くにあり、角度によっては「マリーナベイ サンズ」と一緒に写真を撮ることも可能です。

夜にはライトアップされたマーライオンが見れるなど、日中と夜どちらに足を運んでも楽しめるスポットとなっています。

ユニバーサル スタジオ シンガポール

日本にもユニバーサルスタジオジャパンがありますが、ここでしか体験できないアトラクションがたくさんあります。ハムナプトラを題材にしたアトラクション「リベンジ・オブ・マミー」は身長制限がありますが、小学校中学年以上であれば、乗ることが可能です。

ユニバーサルスタジオジャパンは毎日混んでいるイメージがあり、なかなかアトラクションに乗れませんがユニバーサルスタジオ シンガポールではそれほど混雑しておらず、人気のアトラクションでも1時間以内に乗ることができます。

まとめ

シンガポール留学について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。多くの文化に触れあうことが可能で、英語以外のことも様々なことを学ぶのにシンガポールは本当におすすめです。日本人なども多く、語学学習としてはデメリットもあるかもしれませんが、そこは工夫次第。

完璧な英語を覚えようとして、なかなか英語が話せない人や英語が苦手な人はシンガポールを英語留学先に選んで「完璧に喋らなくても伝わるんだ」ということを是非実感してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次