近年、英語のニーズがますます高まる中、英語習得の手段として英会話と同様に留学も注目されています。
英語を習得するならやはり英語を第一言語とする国で学びたいものですが、同じ英語圏と言えど、国ごとに英語や環境も少し違ってくるものです。
そこで、この記事では英語留学におすすめな英語圏の5つの国についてご紹介します。では、さっそく見ていきましょう。
英語留学なら英語圏がおすすめ?
英語圏での英語留学はとても人気です。その人気の理由は一体どういったところにあるのでしょうか。
常に英語に触れられる
「英語を学ぶために留学したい!」と意気込んだはいいものの、留学費用の面で諦めてしまうことも多いかと思います。そんな中で、最近では比較的安価に留学ができる地域も増えてきましたが、そういった場所では街に繰り出してみると現地の言葉が使われていることも多いです。
それに比べて英語圏であれば、スーパーやレストラン、ショッピングモールでも生きた英語を学ぶことができます。学校だけではなく、私生活でも英語にどっぷり浸かることの出来るという点が英語圏留学の魅力です。
また、他の地域と比べて訛りのない英語を習得できるというのもメリットです。
軽く日常会話ができるというレベルではなく、英語を使いこなせるようになりたいのであれば、英語圏へ留学するのが良いでしょう。
治安の良さや生活しやすさも
留学では学校に通うだけではなく現地で生活するわけですから、治安や環境の良さも気にする必要があります。
英語圏の国々は比較的先進国であるため、治安の良さは保証されるでしょう。留学先として考えている学校などに、現地の治安はどうなのか問い合わせてみるのも手です。
しかし、日本でも盗難や事故などに遭ってしまう可能性がある、ということに変わりはありません。常に身の回りに気を配り、気をつけて生活しましょう。
さらに、生活のしやすさも気にしなければいけないところです。交通公共機関が発展しているか・過ごしやすい気候かなどは、留学生活を充実させるために大切な要素です。
英語圏の国々は日本人の留学先として人気が高いこともあり、留学生の受け入れ態勢が整っていたり、日本製品が容易に入手できるといったメリットもあります。
また、都会・田舎のどちらが自分に向いているのかということも考慮しましょう。可能性や様々な人との出会いに溢れる都会で挑戦していきたいのか、こじんまりとした小さな街てゆったりと自分のペースで学びを深めていきたいのか、人それぞれ自分に合った環境は違うものです。留学先を決める上でこれらの点に注目して考えていきましょう。
英語留学におすすめの国5選
それでは英語留学先として人気の英語圏の国5つを紹介していきます。自分のスタイルや留学中に達成したいことなどと照らし合わせながら自分に合った国を探してみてください。
アメリカ
英語留学先としてまず思い浮かぶのは、アメリカではないでしょうか。
多民族国家であるアメリカでは、何と言っても新たな価値観に触れられることができるというのが良いところ。普段、単一民族国家の日本で暮らす私たちにとって、慣れない状況ではありますが、だからこそ様々な生い立ちや宗教を持つ人々との出会いはあなたの視野を広げてくれることでしょう。
世界中で英語は共通言語として認識されていますが、中でも標準的とされているのはアメリカ英語です。イギリスやオーストラリアでも英語が第一言語ではありますが、発音や使う単語に違いがあります。よって、訛りのない標準的な英語を喋りたいと考えている方はアメリカを留学先に考えた方が良いでしょう。
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イギリス
ビートルズやオアシスなど数多くの有名アーティストの出身国であるイギリスは憧れの国ですよね。
まず、イギリスと他の英語圏の国で大きく違うところは、英語の種類が「イギリス英語」であることです。アメリカ英語より丁寧な文法の使い方をし、スペルや発音などが異なる場合もあります。よって、自分がどのような英語を話せるようになりたいか決めるのも良いでしょう。
また、イギリスには大英博物館やバッキンガム宮殿・ロンドンブリッジ・ビックベンなど様々な歴史的名所があります。そういった、観光地に留学期間中気軽に行くことができるということも魅力的です。さらに、他の英語圏の国と比べて他国との距離が近いため、ヨーロッパ各地への旅行もしやすいという点もイギリスが留学先として人気の理由の一つです。
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カナダ
カナダもアメリカと同様に世界中から移民が集まり、様々なバックグラウンドを持った人々が暮らしています。過去数十年の間、政府が国外からの新移民を受け入れる政策を行っていたこともあり、移民や留学生にとても優しい国です。
また、ワーキングホリデーの制度が充実しており、最大1年間カナダに滞在することが可能です。その1年間の間には学校や仕事、観光、ボランティアなど自分がやりたいことができるでしょう。
カナダでは、比較的アメリカ英語に近い英語が話されていますが、フランス語を使用している地域もあります。フランス語はケベック州で主に話されており、多くの語学学校で英語とフランス語の両言語を学ぶことが出来るコースが開講されているのも魅力的です。
バンクーバーなどの都市部は在住日本人人口が多いため、日本製品を容易に手に入れることが可能です。よって、日本食シックになってしまうリスクも回避できるでしょう。
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オーストラリア
オーストラリアは、1年を通して温暖な国なのでとても過ごしやすい国です。また、留学することのできる都市も、シドニー・メルボルン・ケアンズ・ブリスベン・パース・アデレード・ゴールドコーストと選択肢が豊富になっています。
オーストラリアは、他国に比べて留学方法や制度がとても充実しています。語学学校・大学留学・ワーキングホリデー・ボランティア・ファームステイと幅広い選択肢があるのは嬉しいですよね。中でもファームステイは、自然豊かなオーストラリアでこその留学方法です。「ちょっと変わった留学をしてみたい!」なんて方にもおすすめです。
そしてなんと、オーストラリアは学生ビザで2週間(40時間)のアルバイトが可能。語学留学の学生でも働くことが出来るほか、夏休みなどの長期休暇中は、フルタイムで働くこともできます。留学費用を抑えることが出来るだけではなく、仕事場を英語の実践の場として活用できるのもいいところですよね。
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ニュージーランド
ゆったりと英語を学びたいという方にはニュージーランドがオススメです。
ニュージーランドは、他の英語圏の国々より比較的治安が良いことでも有名です。現地の人々も穏やかで優しく、フレンドリーな人が多いためとても過ごしやすいでしょう。
また自然が豊かなので、サーフィンやスキーなどのアウトドアスポーツに打ち込むこともできます。自然が多いと言っても都心部や港町は栄えており、街と自然の調和が魅力的です。
そして、ニュージーランドもオーストラリア同様に、学生ビザであっても働くことができます。ニュージーランドのワーキングホリデービザは発行制限がないため、年齢などの条件をクリアすれば取得することができます。生活費を稼いだり、現地の人と英語で触れ合う機会を増やすこともできるので、一石二鳥ですね。
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英語留学の前に準備しておくもの
ここでは、留学の際に準備しておくべきものを簡単にご紹介します。
留学前の準備物:お金
留学中の費用がどれくらい必要かを考え、必要だと思った額よりも多めに持っていくようにして、万が一のことに備えましょう。
また、海外はクレジットカードが主流であったり、日本から簡単に送金してもらえたりするため、クレジットカードの作成をおすすめします。
留学前の準備物:貴重品
意外と忘れがちなのが、重要な書類のコピーです。例えば、パスポートや保険、クレジットカードの情報などです。
原本とは別の場所に保管し、パスポートのナンバーは色々なところに転記しておきましょう。
留学前の準備物:薬類
また、必要な薬やコンタクトレンズ等は持っていくようにしましょう。
海外の薬は日本の薬と違った基準で審査されているため、体に合わない場合もあります。そのため、自分が普段使っているものを多めに処方してもらい、持っていくようにしておくと安心です。
また、これらの準備物以外にも、留学前の英語学習がとても重要になってきます。最初の留学で英語を全く話せずに後悔した・・・なんてことにならないように事前に語学の勉強をし、留学をより有意義なものにしましょう!
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まとめ
この記事では英語留学にぴったりな5カ国を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
留学生活が始まったら失敗を恐れずに、どんどん色んな人に話しかけてください。数をこなしていくことで徐々に慣れ、自信が持てるようになります。
また、今回紹介した国の他にも英語圏の国はたくさんあるので、ぜひご自身でも調べてみて自分に合った留学先を見つけてください。