英語留学に必要な入学金、各国の比較
英語留学といっても、英語圏の国はさまざまで、国によって必要な入学金は変わります。入学金は学費の中の一部で、語学学校や大学に申し込みをする際に発生するものです。一度申し込みをすると、キャンセルしても戻っこないことが多いので注意してください。ここでは国別の金額を紹介していきましょう。
英語留学入学金:アメリカ
「英語の本場といえばアメリカ」と考えている人も多いでしょう。実際、世界各国からさまざまな人材が集まり、国際感覚を養うにはピッタリな国です。また幅広い学問領域と質の高さで多くの留学生を魅了しています。やはり世界トップクラスで勉強したいという人は多いものです。
留学できる都市はシアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、ホノルル、シカゴ、ボストン、ニューヨーク、マイアミなど豊富です。
気になる入学金ですが、学校によって異なります。人気のある学校ですと、例えば「スタッフォードハウス・サンフランシスコ」の場合は150ドル、「ECロサンゼルス」の場合は160ドルです。ここで、アメリカの主要な語学学校・大学の入学金をまとめておきましょう。
・スタッフォードハウス・サンフランシスコ 150ドル
・ECロサンゼルス 160ドル
・CISLコンバースサンディエゴ 125ドル
・カプラン・ニューヨーク・ソーホー 185ドル
・FLSセントピーターズ大学 150ドル
・ELCボストン 165ドル
・CELサンタモニカ 100ドル
・ECニューヨーク 160ドル
・ECニューヨーク 30+ 160ドル
・IIE 150ドル
※ここでのドルはアメリカドルです。
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
英語留学入学金:カナダ
カナダはイギリス連邦王国のひとつで、ロシアに次ぐ、2番目に大きな国土を有しています。その大半は大自然で、留学の際には豊かな自然に触れることができるでしょう。公用語はフランス語と英語が使われています。
留学地として知られているのは、ビクトリア、バンクーバー、カルガリー、トロント、モントリオールなど。カナダは学費が他の国と比べると安く、留学しやすい国です。物価が安いため、学費だけでなく、家賃などの生活費も安くなります。カナダの人気校の入学金をまとめておきましょう。
・ECバンクーバー 130ドル
・ILACトロント 150ドル
・CCEL 150ドル
・ILACバンクーバー 150ドル
・IHバンクーバー 150ドル
・ILSCバンクーバー
150ドル
(1月2日~6月24日、8月20日~12月21日に入学する場合)
200ドル
(6月25日~8月19日に入学する場合)
・ILSCトロント
150ドル
(1月2日~6月24日、8月20日~12月21日に入学する場合)
200ドル
(6月25日~8月19日に入学する場合)
・VGC 150ドル
・VIC 150ドル
・OHCトロント (旧ソルスクール・トロント)
※ここでのドルはカナダドルです。
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
英語留学入学金:オーストラリア
オーストラリアには豊かな自然と都市部があり、非常に魅力的な国です。語学留学でも人気の国になっています。世界中から留学生が集まるため、国際感覚が養えるでしょう。留学できる地域はパース、ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニー、ブリスベンなどが挙げられるでしょう。人気校の入学金を紹介します。
・ブラウンズ・イングリッシュ・ゴールドコースト 240ドル
・シャフストン・ブリスベン 240ドル
・ミルナーインターナショナルカレッジオブイングリッシュ 250ドル
・ラングポーツ・イングリッシュ・ランゲージ・カレッジ・ブリスベン 255ドル
・ILSCメルボルン 230ドル
・LSIブリスベン 230ドル
・インパクト・イングリッシュ・カレッジ・メルボルン 200ドル
・ILSCブリスベン 230ドル
・ブラウンズ・イングリッシュ・ランゲージスクール・ブリスベン 240ドル
・ILSCシドニー 230ドル
※ここでのドルはすべてオーストラリアドルです。
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
英語留学入学金:ニュージーランド
ニュージーランドはイギリス連邦王国のひとつで、豊かな自然に恵まれた国です。オーストラリア大陸に属する南西太平洋上に位置しています。主要な北島と南島を持つ島国です。3000万頭の羊が生息していることや、ワインの生産地が多いこと、用途の広いマヌカハニ―がよく採れることから輸出産業の強い国であると知られています。
主な留学地はオークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウンです。人気校の入学金を見ていきましょう。
・AIS 0ドル
・LSIオークランド 190ドル
・カプラン・オークランド 260ドル
・ワールドワイド・スクール・オブ・イングリッシュ 250ドル
・NZLCオークランド 250ドル
・EFオークランド 18歳以上、8週間以下 25000円
18歳以上、9週間以上 35000円
・エンバシー・イングリッシュ・オークランド 150ドル
・CCELオークランド 200ドル
・クラウン 200ドル
・CCELクライストチャーチ 200ドル
※ここでのドルはすべてニュージーランドドルです。
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
英語留学入学金:フィリピン
東南アジアに位置するフィリピンは、大小合わせて約7100ほどの島々で構成されています。熱帯気候であるため、年間の平均気温は26℃前後と思っておいたほうが良いでしょう。アジア・ヨーロッパ・アメリカの文化が根付いており、英語話者数は世界で3位になるほどです。そのため、英語留学の地として認識されています。
主な留学地はバギオ、クラーク、マニラ、バコロド、セブ、ダバオです。観光地として知られている地域もあります。フィリピンにおける人気校の入学金を紹介しましょう。
・3D ACADEMY 15000円(日本での支払い)
・QQ English ITパーク校 15000円(日本での支払い)
・CROSS×ROAD 15000円(日本での支払い)
・CPILS 125ドル
・Genius English 15000円(日本での支払い)
・CIP 100ドル
・MBAオリジナル校 30000円 (日本での支払い)
・QQ Englishシーフロント校 15000円 (日本での支払い)
・ファーストイングリッシュ 150ドル
・Monol 100ドル
※ここでのドルはアメリカドルです。
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
英語留学入学金:マルタ
マルタ共和国はイタリアの南、地中海上に位置する国です。かつてイギリスから独立したことがあるという歴史的背景から、公用語の中に英語があります。EUにも加盟しているため、通貨はユーロです。世界文化遺産の多い国として知られています。世界最高レベルの透明度を誇るブルーラグーンも有名です。
セントジュリアン、スリマ、バレッタ、ペムブローグ、ゴゾなどが留学地として知られています。人気校の入学金を見ていきましょう。
・Easy School 0ユーロ
・IHマルタ 37.50ユーロ
・ECマルタ 45ユーロ
・シュプラッハ・ランゲージ・プラス・マルタ 60ユーロ
・Aceイングリッシュ・マルタ 45ユーロ
・IELS(LAL) 45ユーロ
・ESE 45ユーロ
・クラブクラス・マルタ 1~7週間 40ユーロ
8~23週間 70ユーロ
24歳以上 100ユーロ
・ゲートウェイスクール・オブ・イングリッシュ 0ユーロ (授業料に含む)
・マルタリンガ 25ユーロ
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
[kanren id=”366″]
英語留学に必要な入学金、期間別に比較
入学金は留学期間によって変わるのでしょうか? これも学校ごとに異なります。ここではに人気国の、1~12ヶ月(1年)の期間ごとに必要な入学金を比べてみます。(比較しやすくするため、概算ですが、日本円に換算しました。)
英語留学入学金:1ヶ月の場合
「夏休みの間だけ留学したい」という人でも留学できるので、非常に人気のある期間です。親子留学する人もいます。限られた時間でしっかりと英語を身につけましょう。気になる入学金ですが、以下のようになっています。
・アメリカ 約10000円~20000円
・カナダ 約10000円~30000円
・オーストラリア 約18000円
・ニュージーランド 約16000円
・フィリピン 約15000円
・マルタ 約7000円
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
[kanren id=”326″]
英語留学入学金:3ヶ月の場合
転職を機に、3ヶ月間の留学に挑戦する人もいます。平日はしっかりと勉強をして、週末は観光を楽しむといった生活も可能です。キャリアアップのために勉強しつつも、しっかりと海外を楽しみたいという人におすすめの期間となっています。
入学金ですが、こちらは1ヶ月の留学とほとんど変わりません。長期留学の割引で安くなったり、免除されたりということはあるようです。
・アメリカ 約10000円~20000円
・カナダ 約10000円~30000円
・オーストラリア 約18000円
・ニュージーランド 約16000円
・フィリピン 約15000円
・マルタ 約7000円
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
英語留学入学金:6か月の場合
将来海外に進出したいと思っている人が、多くこの期間に挑戦しています。半年の間に基礎コースから発展コースにステップアップを狙う人も多いです。プラスアルファの成果が見込めます。海外で就職する際にも有利です。
入学金に関してですが、こちらもあまり変化はありません。
・アメリカ 約10000円~20000円
・カナダ 約10000円~30000円
・オーストラリア 約18000円
・ニュージーランド 約16000円
・フィリピン 約15000円
・マルタ 約7000円
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
英語留学入学金:1年の場合
海外でのキャリアアップが狙える期間です。複数の語学学校で勉強をする人もいます。また語学学校卒業後、インターンシップで就業経験を積むことも可能です。とことん英語に打ち込みましょう。
入学金ですが、こちらも基本的に変化はありません。しかし1年間の長期になりますので、割引や免除になる学校が増えるようです。
・アメリカ 約10000円~20000円
・カナダ 約10000円~30000円
・オーストラリア 約18000円
・ニュージーランド 約16000円
・フィリピン 約15000円
・マルタ 約7000円
※上記の情報は2019年6月現在のものです。
まとめ
現地の語学学校や大学に申し込みをする際、必要となる入学金。国や学校によって支払う金額が異なりますので、事前にしっかりと確認をしておきましょう。
留学期間によって金額の変化はあまりないようです。しかし、学校によっては期間に応じて割引をしてくれたり、場合によっては免除してくれます。こちらも事前の確認が必要です。
また学校によっては、学費の中に入学金を含んでいることがあるので、余分に支払う必要がないところがあります。
入学金については以上です。しっかりした事前準備が良い留学を作ります。時間をかけて調べ、あなたのキャリアアップにつながるような留学にしましょう。
[kanren id=”354″]