「子供に英語に慣れ親しんでもらいたいけれど、まだ小さいので海外留学に出すのは心配…」
小さなお子さんを持つご家庭で、このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?実は小・中学生でも気軽に挑戦できる国内留学のプログラムがあるんです!
この記事では、2018年4月に群馬県高崎市にオープンした「くらぶち英語村」についてご紹介します。
群馬で山村留学ができる「くらぶち英語村」
お子さんの国内留学を検討している方にオススメの施設として、2018年4月にオープンした群馬県高崎市にある「くらぶち英語村」をご紹介します。山間地の廃校に新しく寄宿舎を建設したこの施設は、都心からのアクセスもよいため注目を集めています。
くらぶち英語村とは
くらぶち英語村は小・中学生を対象とした国内英語留学施設です。ここでは、実践的な英語に自然体験や集団生活などの様々な経験を積み重ねることで、子供たちの国際感覚と豊かな心を育むことを目指しています。そのため、英語の環境だけではなく自然体験や文化体験、農業体験などの様々なアクティビティが用意されています。
英語力だけではなく「自立心」「思いやりの心」「生きる力」も一緒に育むとし、山村留学に関して約50年の実績を持つ「公益財団法人育てる会」が生活指導などにも取り組んでいます。2018年にオープンしたばかりの施設ですが、長年の実績がある団体が指導を担当しているため、小学校や中学校の子供を預ける保護者の方にとっては安心できるポイントです。
くらぶち英語村の留学コース
くらぶち英語村では、期間によって「週末コース」「短期コース」「通年コース」の3つのコースが用意されています。通年コースは小学3年生から中学2年生までとなっていますが、短期コースと週末コースは小・中学校の全学年が対象となっています。
週末コース
「週末コース」は年間を通して15回開催される週末のみの1泊2日の留学コースになります。
毎回のプログラムは季節によって異なる内容になっており、自然体験、文化体験、農業体験などを体験することができます。1回のみの参加はもちろん、複数回の参加もできるようです。
短期コース
「短期コース」は、夏休みや冬休み中に行う短期集中型の留学コースです。
夏休みは10泊11日、冬休みは3泊4日と週末コースに比べて長い期間で、倉渕の豊かな自然や郷土文化を感じられる体験を凝縮したプログラムになります。
通年コース
より長期的で本格的に英語の環境をお子さんに提供したい方には、年間を通して外国人スタッフと共同生活や体験活動を行う「通年コース」もオススメです。
通年コースの生徒は、くらぶち英語村で共同生活を送りながら地元の小中学校に通うことになります。他の留学コースと異なり、倉渕の四季の移ろいを感じることができるのも、通年コースの魅力です。
費用は、週末コースが1回1万円(税抜)、短期コースは夏期8万円(税抜)/冬期3万円(税抜)となっています。通年コースは月額制となっており、小学生は82,500円(税込)、中学生は91,300円(税込)になります。
宿泊費や食費も含めた金額であることを考えると、どのコースも決して高い金額ではありませんよね。
そもそも国内留学とは?
国内留学とは国内にいながら英語漬けになれるプログラムのことです。
国内留学の施設では、英語しか使ってはいけない等のルールが設けられていることもあり、日本にいながら「英語しか使えない」環境に身を置けることが魅力です。
また、海外留学と同様、国内留学の滞在形式にも種類があります。
宿泊施設型
まず宿泊施設型ですが、英会話学校に合宿のような形式を指します。都市からは少し離れた森の中などに施設があることが多く、日本にいながらにして海外にいるような環境を味わえます。
一緒に英語力を伸ばす仲間がいることや、複数の友達と参加しやすいことが魅力になります。英語以外を使用禁止にしている施設も多いため、日本人同士でも英語で話す必要があります。
ホームステイ型
ホームステイ型はその名の通り、日本に在住する外国人家族の家にホームステイをする滞在形式を指します。宿泊施設型では日本人と一緒に生活をする場合が多いですが、ホームステイ型では生活そのものを外国人家族と共にします。
滞在形式の他にも、ニーズに合わせて多様な施設やプログラムがあります。
今回のくらぶち英語村は宿泊施設型にあたりますが、年間を通して外国人スタッフと暮らすとなると、ホストファミリーと関係を築ける側面も強いですよね。対象を小・中学生に絞っていることや、子供をのびのびと育てる山村留学としての一面ある点が、他の国内留学のプログラムと大きく異なる特徴となっています。
国内留学はこんな人にオススメ
国内留学の最大の魅力は、海外に行かなくても英語漬けになれる環境が用意されていることですよね。そんな国内留学は、特にどういう人にオススメなのでしょうか?
ここでは、国内でできる留学に向いている4つのタイプと、お子さんに留学経験を積ませるなら国内留学がオススメな理由を合わせてご紹介いたします!
まとまった時間がとれない人
留学する時間を作れないことでお悩みの方も少なくないはずです。留学施設によっては、土日などの短いプログラムを用意していることもあります。社会人などでまとまって時間を取ることができない場合でも、土日などの短期間から参加できることができるのです。
くらぶち英語村では、大学生とは違って長期の休みを取りにくい小・中学生を対象にしています。年間コースではくらぶち英語村に滞在しながら日本の現地の小学校に通うことになるので転校が必要となります。
留学にお金をかけられない人
海外留学の場合は、渡航費に加えてビザ代や保険代など、海外で暮らすために必要なお金が何かとかかってきてしまいます。また、留学先の国によって異なりますが、英語を母国語とする国では日本より生活費が高くなる傾向にあります。
一方、国内留学であれば、基本的にはプログラムにかかる費用と国内の交通費だけで済むため、大幅な節約になります。
お子様を留学に向かわせる場合、休暇のたびに日本に帰国させるとなると出費がかさみますよね。留学先で何かあった場合に駆けつける必要も出てくるかもしれません。そんなときにも国内留学ですと出費を抑えることができます。
海外で暮らす英語力に自信がない人
英語力に自信がないと、海外で生活することだけでも不安になるものです。「海外で安全に暮らしていけるか分からないから、保護者から許可が下りない」といった学生さんもいるのではないでしょうか。
国内留学の場合は、日本で生活することに変わりはないので、万が一のことがあっても海外で暮らしている時ほど不安になることはないでしょう。また、海外で暮らすためには英語での諸々の手続きが必要ですが、そのような事に気を揉む必要もありません。
特にお子さんが小さい場合は、一人で留学に向かわせることは不安でしかありません。何かあったときにすぐに駆けつけられる場所でお子さんに留学経験を積ませてあげられることも、国内留学がオススメな理由です。
特にくらぶち英語村では、長年経験を積んだ外部の団体が生活指導を担当していることもあり、お子さんの英語力が心配な場合でも、生活や治安の面において安心して預けることができます。
海外留学を控えた人、検討している人
英会話教室に通うこととは違い、生活を英語で体験する事によって自分の英語力を見直すことができるのが国内留学の魅力です。
お子様を留学させたい場合でも、急に海外で暮らすとなると不安にさせてしまいますよね。海外留学の前の肩慣らしとしてまずは国内留学から挑戦させてみるのもオススメです。
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まとめ
お子さんに留学経験を積ませたい場合、国内留学は治安や費用の面からもオススメです。小さいうちから様々な環境に身を置くことで身につくことは語学力だけではないでしょう。
また、特にくらぶち英語村の場合は山村留学の色が強く、日本の文化に親しむ機会もふんだんにあります。日本の学校に通わせたいけれど留学経験もさせたいと望む保護者さんにはうってつけでしょう。
日本の文化への理解も深められ、国際的な環境でも物怖じしない大人に育てたいと思う保護者の方にはこれ以上ないくらい最適な環境ではないでしょうか。