初心者が英語留学で失敗するパターン
どうして初心者が留学で失敗してしまうのか、原因を説明していきます。
他の人がどのような点で苦労しているかを知ることが、ご自身の留学に役に立つことでしょう。
資金や英語力など、様々な問題点について詳しく解説していくので、自分が当てはまりそうなものが項目を重点的にチェックするのがいいと思います。
事前に失敗しやすいポイントをしっかりと知って、対策を立てて有意義な英語留学を楽しみましょう!
事前の準備が不足
しっかりと準備していなかったせいで留学先で大変な思いをしてしまうパターンです。
現地に着いてから、あれがないこれがないと騒ぐことになり対処に追われてしまいます。
もちろん、パスポートやビザなどの公的書類は絶対に忘れてはいけません。
その他にも意外と忘れがちなのが家電のプラグです。
海外では日本のコンセントプラグと違う規格のものが採用されていることも多いので、日本製品をそのまま持っていっても使えません。
そのため、事前にコンセントの変換器などを用意しておく必要があります。
また、現地で体調を崩した時のために常備薬を忘れずに持っていきましょう。
現地で購入できる場合もありますが、体調を崩しているときに慣れない土地で薬を探すのはなかなか大変です。
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留学先の国、都市の情報が不足
留学先の土地の情報が不足していては、充実した留学生活を送ることはできません。
例えば、学校以外でも英語を話して日常会話に慣れたいと考えている人が英語の通じない地域へ留学してもがっかりしてしまいますよね。
また、治安が悪くて勉強どころじゃなかったり、歓楽街が近くて遊び呆けてしまったりしても思ったように留学ができないかもしれません。
さらに、観光をしながら現地の人とふれ合うのであれば、事前に観光地や有名なスポットを探しておかなければいけません。
資金が足りない
英語留学では様々な用途にお金がかかるので、途中で資金が尽きてしまい帰国しなければいけなくなる可能性もあります。
例えば、滞在先にかかるお金や食費、また学費や受講料なども払わなければいけません。
また、せっかくの海外滞在だからと旅行をする場合は、さらに大きな費用が発生したりします。
特に、ヨーロッパや北欧などは日本と比べて物価が高かったり、嗜好品に対する税金が高額です。
そのため、外食や飲酒をする場合は日本よりはるかに高額な料金になることも多々あります。
事前に留学先の国について調べて、どんなことにどれくらいの費用を把握する必要があ流でしょう。
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授業に全くついていけない
「せっかく留学に来たのに、先生や他の生徒が何を行っているのかわからないし、自分の考えを伝えることもできない」なんて事態は回避したいですよね。
この問題は、初心者だけでなく、ある程度英語に自信がある人にも起こりえます。
なぜなら、日本人は読み書きは練習させられることが多いのに対し、リスニングやスピーキングはあまり習わないからです。
学校である程度リスニングの勉強をしたという方もいらっしゃるかもしれませんが、センター試験の英語はネイティブの日常会話よりもはるかに聞きやすいのです。
よって、ある程度読み書きができて英語に自信を持っていたとしても、現地の人々が話す英語がわかるとは限りません。
実際に、センター試験では平均で一分間に145単語ほど話せるのに対し、ネイティブは200単語を超えると言われています。
したがって、TOEFLなどの実用的な試験などを使って英語力を高めておくことが重要です。
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学校で積極的に英語を話さない
周りの生徒たちがどんどん発言しているのを見て萎縮してしまい、自分は発言できず英語が話せないということもあり得ます。
日本の学校では、先生や教授が一方的にレクチャーをする形式が一般的ですが、海外ではディスカッションを行う形式も多いです。
ディスカッションでは、自分の意見を発表したり他の人の意見に対して反応したりすることが求められるので、現地の学生は積極的に発言を行います。
そんな中、日本人が陥りやすいのは、自分の英語力や内容理解に不安があるので、なかなか発言できないことです。
さらには、レクチャー形式であっても授業内容に対しての質問をためらってしまうことも多々あります。
よく日本の教育は受け身であると言われますが、実際に海外に行った場合は普段よりも積極的に発言、行動することが求められます。
学校が日本人だらけ
たくさん英語を話そうと思って留学に行ったのに、留学先の学校が日本人ばかりで英語を話さないなんていう事態は避けたいですよね。
しかし、あなたが留学に行きたいと思った学校なら、他の人も行きたいと思うかもしれません。
したがって、人気のある学校には日本人がたくさん集まることがよくあります。
特に、留学生をたくさん受け入れている大学だったり、留学エージェントが日本から一括で大人数を派遣するところであればなおさらです。
事前に大学の状況をよく調べて、日本人が少ない学校を選ぶといいです。
学校内でも外でも日本人ばかりで固まる
英語を練習すると覚悟を決めて留学に行っても、母語を話せる人ばかりで集まってしまうパターンです。
もちろん、留学先での慣れない環境にいる中で日本語で会話ができて文化も同じ相手と居たいと思うのは当然です。
しかし、学校でも日常生活でも日本人とばかり居ては肝心の英語力が身につきません。
したがって、少し勇気を出して現地の人と話してみたり、学校で先生やネイティブの生徒と会話をしたりして英語に触れる必要があります。
最初は怖いかもしれませんが、勇気を出してクラスメイトに話しかければ、お友達もできるかもしれません。
そうすれば、休日や長期休暇などに一緒に出かけたりなどして積極的に英語で会話をすることができます。
日本人だけでルームシェア
現地の家族とのホームステイではなく、日本人同士でルームシェアをすることで家の中で全く英語を話さず、文化も体験できない場合もあります。
さらに、家の中に日本人しかいない場合はそこに居心地の良さを感じてしまいなかなか外へ出る機会が持てないかもしれません。
家の中でくらい日本語で話して落ち着きたいと考える人もいるかもしれませんが、ホームステイ先は英語だけでなく文化も学べる場所です。
せっかく留学に行くのであれば、現地の家族と一緒に暮らすなかで英語も文化に対する理解も深めたいところです。
言語はその土地に暮らす人が作ったものなので、やはり文化を理解すれば英語そのものへの理解も深まります。
また、家族の中での会話は授業で使われるフォーマルなものばかりではないので日常的な会話を習得することもできます。
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ホームステイ先と相性が合わない
先ほど、ホームステイをすることで現地の文化を体験しつつ英語も上達できると書きましたが、ホストファミリーとの相性が悪い場合は苦労することも。
大抵の場合は優しい方達が多いですが、中には自分と気が合わないホストさんももちろんいます。
家での会話が少なくなって英語が上達しないだけではなく、落ち着かない状況で留学生活を送らなければいけません。
気が休まる場所がないので疲れが溜まる一方だったり、勉強に集中できなかったりします。
これでは英語を身につけるどころではなく、留学はあまり効果がないものになりかねません。
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現地の気候に合わない
現地の気候に適応できずに体調を崩してしまい、留学が無駄になってしまうケースもあります。
留学先が暑すぎたり、寒すぎたり、また乾燥しているといった変化は、留学先での慣れない生活とも相まって病気を誘発してしまうかもしれません。
普段なら問題ないような気温差でも、疲れが溜まっていたりすると予想以上に体調に響きます。
現地との気候さを甘く見ないで、しっかりとした対策をしてください。
温度調整のしやすい服装や帽子などがあると便利です。
失敗しないためには最初が肝心
留学を成功させるには事前のしっかり調べて準備し、現地に到着したら英語を話す習慣を早く作ることが大事です。
費用や留学先の学校、地域の様子など様々なことを調べなければいけないので大変ですが、この記事を参考にしてチェックしていきましょう。
他にも、留学先で現地の友人を作ったりして有意義な留学生活を送りましょう!
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