英語力が伸び悩んでいる人へ
英語学習を始めた方で、伸びないと悩んでいる方がいるのではないでしょうか。
英語学習は「継続」が大切だとわかっていても、成長しているのかが目にとってわかるというわけではないので、伸びる前に心が折れてしまい伸びないと思ってしまう方が多くいらっしゃいます。
英語を話せるようになるということは、1日や2日集中して勉強をしたところで出来るようになることではないので、毎日コツコツ勉強をしていくしかないのですが、その中でも伸びる人と伸びない人の特徴を挙げ、どうしたら英語が伸びる人になれるのか考えていきましょう。
原因を分析しよう
まず、英語が伸びないと思っている方がやるべきことは、伸びない原因を分析することです。英語の学習に限らず言えることですが、原因がはっきりとわかればそれの対策も可能ですし解決方法を探ることができます。
原因の分析の仕方が分からないという方は、まず、英語が伸びている人とあなたがしていることを比較してみてどこが当てはまらないか、どこが伸びている人と反対のことをしているのかなどを確認しましょう。
伸びない人の特徴
英語学習で伸びないと感じている方の特徴についてです。
伸びないと感じている方は、似通った考え方をしていたり、似通った勉強方法を行っている場合が多く、その考え方や勉強方法を伸びている方の考え方や方法に変えてしまうだけで、あなたの英語は伸びていくと言えます。
あなたが英語が伸びる人に変わるための第一歩として、伸びない考え方や勉強方法を行っていることを認識するところから始めましょう。
英語力が伸びない人:特徴その①
英語が伸びない人の特徴の1つ目は、英語を学習する時間に比例して英語が伸びると考えているという点です。
英語学習は継続がカギといって、毎日コツコツ勉強をすることで、それに比例して英語も伸びると思っている方がいらっしゃいますが、実はその考え方は誤っています。
英語の伸び方は階段のような形で、伸びては停滞して、伸びては停滞して…を繰り返しながら伸びていくのです。
このため、伸びないと感じている方は伸びては停滞しての「停滞」のところがあると認識していない、または停滞があることを知っていてもそれを抜け出す勉強ができていない方なのです。
英語学習での伸びが時間と比例ではなく階段状に伸びていくと認識をし直し、伸びおわって停滞しているときに、いかに挫折せず勉強を続けられるかが英語を話せるようになるかの分かれ目になります。
英語力が伸びない人:特徴その②
英語が伸びない人の二つ目の特徴としては、調べたり教わったりした勉強法を信じずやめてしまうという点です。
例えば、ネットで英語の勉強方法を調べた時に、”3ヶ月で必ずTOEIC650点取れる勉強法”という勉強法があったとして、この時に出てきた勉強法を信用せず自分なりのやり方でアレンジをしたり伸びないと判断して、結果的に勉強をやめてしまうケースがあります。
こういった記事を書いている人や学校の先生が教えてくれることは、その方達の経験によって教えてくれているものなので、わざわざ嘘を教えたりするはずがありません。
なので、先ほど例に挙げたもので言うならば、3ヶ月間だけでも勉強方法を教えてくれている方の言うことを信じ勉強に取り組んでみましょう。
英語学習はすぐに伸びを実感するものではないため決められた期間やり切ってみないと伸びていたかはわかりません。ですがまずは教えてもらったことを信用し続けてみること。これが大切なのです。
伸びている人の特徴
次に英語が伸びている人の特徴についてお話しします。
英語が伸び悩んでいる人が同じような特徴を持っているように、英語が伸びている人にも共通した特徴があると言えます。
英語が伸び悩んでいるという方は、この伸びている人の特徴と自分自身を比較してみて、どこを直していくべきなのかをしっかりと把握していきましょう。
英語力が伸びている人:特徴その①
伸びる人の特徴の一つ目としては、英語学習の質を保つことができているという点です。
英語の学習では継続することが大切ですが、ただ毎日続けているだけでは成長スピードが遅くなり、毎日コツコツ勉強を続けていく中でも同時に、学習の質にもこだわっている方が英語を伸ばすことができます。
単語を覚えるときを例に挙げると、英語の学習の質が低い方の学習は、毎日単語を繰り返し覚えている中で、今日はこの100単語、明日はその次の100単語と復習を行わずどんどん新しいものを覚えようとする方です。
一方英語の学習の質が高い方の学習は、今日100単語覚えて明日は前日覚えた単語を再確認し、覚えていなかった単語と新しい100単語覚える、といったように工夫した学習方法です。
このように工夫をした学習方法を取り入れ質を上げることで英語を伸ばすことが出来るようになります。
英語力が伸びている人:特徴その②
伸びる人の特徴の二つ目としては、アウトプットがしっかりできているという点です。
英語の学習では、単語や文法などのインプットがかなり多くなってくると思いますが、その覚えた単語や文法を“アウトプット”として実際に使ってみることで、英語の話し方を覚えていき、どんどん英語が伸びるようになっていきます。
伸び悩んでいる人の中で、インプットは毎日コツコツやっていてもアウトプットにあまり時間がさけていない方がいらっしゃるのではないでしょうか?
インプットの勉強である程度単語や文法が頭に入ってきた方は、アウトプットも取り入れていきましょう。
アウトプットのやり方は難しいものではなく、周り英語を話せる知り合いがいるのならばその方と英語で会話する時間を作ってもらうようにしましょう。
お金をかけてもいいという方は、オンライン英会話などを使って、英語で会話をする機会を増やしたてもいいですね。
周りに英語を話す方がおらず、またお金もかけたくないという方は、英語で日記をつけたりすることもアウトプットの練習になります。
毎日少しずつアウトプットの練習を続けることで素早く文を作れるようになってきますよ。
英語習得には2000時間かかる?!
タイトルにもありますが、英語を習得するには2000時間かかると言われており、数字にすると英語習得にかかる時間がかなり長いと感じられる方が多いかと思います。
ですが、2000時間ならば2年間コツコツ勉強していけば達成できない数字ではなく、自分の人生の中の2年間の中でもほんの数時間だけ英語に時間を割けば話せるようになると考えれば、あっという間です。
2000時間ってどれくらい?
2000時間を分かりやすく表すと、1日4時間程度の勉強を毎日続けたとしても1年半かかる計算となっています。こちらでは4時間と示しましたが、毎日欠かさず4時間英語を勉強する時間をとれる方は、そう多くはないと思いますので、少しづづ頑張ろうという方が毎日勉強していても習得までには相当の時間がかかるということが分かります。
この2000時間という数字を見て、「そんなにかかるのか…。」と皆さんも思ったかと思います。
しかし、「ここでこんなにかかるなら続けるのが億劫」と考えるのではなく、「英語を習得するまでにこれだけかかるのなら、伸びるのが遅いのは当たり前」と考えましょう。
まだまだ英語習得までは長い道のりなので、すこし勉強した程度では伸びていることを感じられないのが普通です。英語を習得したい方は伸びない時期は耐えて勉強を続けるしかないのです。
伸び悩んでいる人がまずするべきこと
これまで、伸び悩んでいる人と伸びている人それぞれの特徴をあげてきましたが、この特徴を通して、伸び悩んでいる人がまずするべきこととは何なのか紹介していきます。
学習のクオリティを上げる
伸びている人の特徴として、英語学習の質を保つことができているとお話ししましたが、伸び悩んでいる人は、まず勉強の質を上げ、その質をキープできるように意識するところから始めましょう。
勉強の質さえ上げることが出来れば、今までインプットするのに3日かかっていた内容を1日で終えられるようになり、学習スピードが上がれば自動的に伸びるスピードも上がってきます。
コツコツ続ける
最後に英語学習をするうえで最も大切なことは、勉強をコツコツ続けることです。
伸び悩んでいる方の中で、英語学習を始めては伸び悩んでやめてを繰り返している方がいるのではないでしょうか。
英語習得にかかる時間は2000時間とお話ししましたが、これはきちんと継続が出来た人の時間なので、途中でやめてしまうと前に勉強したことを忘れてしまい、より多くの学習時間が必要となってきてしまうのです。
なので、英語が伸び悩んでいても続けるということが大切と覚えておいてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
英語に伸び悩んでいる方は、まず自分を分析するところから始めて、伸びる人がやっていることをまねしていくこから始めるべきです。
コツコツやっていけば必ず英語を習得できます。英語学習で悩んでいる方はあなただけではありません。英語を話せるようになる日をイメージを常に持ち続け、やり抜いてみましょう。