2026年8月4日、ヌエヴァホールディング株式会社は、AI英語パーソナルコーチングサービス「AIで英語」の正式公開を発表しました。このサービスは、従来の英語学習における大きな課題、「勉強したのに、実際には話せない」という悩みに焦点を当てています。高額な英語コーチングスクールで提供されてきた「診断→個別メニュー→添削・採点」というパーソナルな学習サイクルを、AIによって再構築し、月額980円(税込)から利用できるようにした点が最大の特徴です。
「AIで英語」とは? 高額コーチングを月980円から実現するAIサービス

AIが学習者の5技能を診断し、一人ひとりに合わせた日々の学習メニューを提案するパーソナルコーチングサービスです。Webブラウザ版に加え、iOS版、Android版が公開され、全プラットフォームでの学習が可能になりました。新規登録から14日間はすべての機能を無料で試すことができます。
「勉強したのに話せない」を解消するアプローチ
同社によると、このサービスが解決を目指すのは、多くの学習者が抱える「学習歴はあるのに実戦で使えない」という悩みです。この課題の本質は知識の不足ではなく、「使う訓練」の不足にあると捉えています。そのため、単なる試験スコアの向上ではなく、「実際の場面でどのようなことができるか」に焦点を当てた学習を提供します。
CEFR基準で「使える英語」を鍛える
学習成果を測る基準として採用されているのは、国際標準規格であるCEFR(セファール)です。このサービスでは、AIが語彙、リスニング、読解、スピーキング、ライティングの5技能を診断し、学習者の現在のCEFRレベルと「今できること」を即時にフィードバックします。CEFRは「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能に加え、「対話」の力を含めたコミュニケーション能力を、「〜ができる」という具体的な行動目標で段階的に定義します。
サービスの主な機能と特徴
このサービスは、学習開始時から継続的に利用者をサポートする、多彩で実践的な機能が揃っています。その中心にあるのは、無料で利用できる詳細なCEFR 5技能AI診断です。語彙、リスニング、読解、スピーキング、ライティングの5つの技能を約5分でAIが推定し、国際標準のCEFRレベルと「今のあなたにできること」を明確に提示します。この診断結果を基盤として、AIコーチが毎日、学習者一人ひとりに最適な学習メニューを提案します。日常的な学習を継続しやすくする工夫として、AIコーチの画像を自分の好きなキャラクターや人物の画像に変更できる点もユニークです。
「聞ける」「話せる」力を確実に向上させるため、細かいフィードバックを提供する機能が充実しています。特にシャドーイング練習では、発音の正確さ、流暢さ、イントネーション、完成度を採点し、苦手な音を発音記号の単位まで特定します。点数で上達度が見えるため、モチベーション維持に役立ちます。さらに、聞き取った英文を書き取るディクテーション機能は、「聞けたつもり」で済ませていた細かい音の脱落や連結をその場で明らかにし、リスニング力を根本から強化します。
グローバルな現場を想定した学習にも対応しています。イギリス、オーストラリア、インドなど、7カ国の異なる訛りを持つ英語を聞き取る訓練が可能で、実際に接する可能性のある相手の英語に合わせて準備できます。実践的な会話力養成には、AIとのロールプレイ英会話が用意されています。会議やカフェでの注文など実際の場面をシミュレーションし、間違えても恥ずかしくない相手と何度でも練習できます。使った表現は、より自然な言い回しにその場で添削されるため、生きた英語表現を学べます。
- CEFR 5技能AI診断(無料・約5分)
- 診断結果に基づくAIコーチによる毎日の専用学習メニュー
- 音素レベルでの発音採点と苦手音の特定
- 聞き取り精度を高めるディクテーション
- アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、シンガポール、インドの7カ国の英語訛り学習
- 実践的な場面設定のAIロールプレイ英会話
- 瞬間英作文、多読、SRS単語帳、英語日記添削などの多角的な学習コンテンツ
このように、単なる知識のインプットに留まらず、アウトプットと細かいフィードバックを重視した、総合的な英語運用能力の向上を目指すシステムが構築されています。
料金プランと提供環境



このサービスは、利用者の状況に合わせて柔軟に選べる2つの有料プランを用意しています。基本となるベーシックプランは月々980円(税込)で、高額な英語コーチングスクールの学習サイクルをAIで実現したコア機能をほぼすべて利用できます。より集中的に学習を進めたい方向けには、追加コンテンツや機能が含まれるスパルタプランが月額1,980円(税込)で提供されています。
| プラン名 | 月額料金(税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| CEFR 5技能診断 | 無料 | 学習開始前に自分の英語力を客観的に測定可能 |
| ベーシック | 980円 | AIによる個別メニュー提案、発音採点、英会話ロールプレイ等、コア機能を網羅 |
| スパルタ | 1,980円 | ベーシックプランの機能に加え、より高度なトレーニングや追加コンテンツを提供 |
新規登録から14日間は、どのプランでもすべての機能を無料で試すことができます。この無料体験期間を利用するために、クレジットカードの登録は必要ありません。
学習環境も充実しています。Webブラウザ版に加え、iOSとAndroidのスマートフォンアプリが用意されており、どのデバイスでも同じアカウントで学習を継続できます。通勤や通学中のスキマ時間にスマホで発音練習をし、自宅ではPCでじっくりライティングの添削を受けるといった使い分けも自由です。デバイスを問わず学習データが同期されるため、場所や時間を選ばずに学習習慣を定着させられる点が大きな魅力です。
CEFR(セファール)とは、ヨーロッパで広く使われている言語能力の国際標準規格です。「A1(初心者)」から「C2(熟練者)」までの6段階で、「読む・書く・聞く・話す」の能力を「実際に何ができるか」で評価します。このサービスでは、このCEFR基準に沿って5技能を診断し、学習目標を明確にします。
CEFRとは?「使える英語」の国際的な指標
このサービスでは、学習者の現在地を示すものさしとしてCEFR(セファール)を採用しています。これは「Common European Framework of Reference for Languages」の略称で、ヨーロッパで広く使われている言語能力の国際標準規格です。TOEICや英検などの試験が「どれだけ知っているか」を測るのに対し、CEFRは「その言語で実際に何ができるか」という運用能力を評価する点が大きな特徴です。
CEFRは、初級から上級までを6段階に分けています。それぞれのレベルは「〜ができる」という具体的な能力記述文(Can-do記述文)で定義されています。
- A1 〜 A2 (基礎段階の言語使用者): 日常の基本的な表現を理解し、簡単なやりとりができるレベル。
- B1 〜 B2 (自立した言語使用者): 社会生活での通常のコミュニケーションが可能。自分の意見を述べたり、専門的な議論の要点を理解したりできるレベル。
- C1 〜 C2 (熟練した言語使用者): 複雑な話題を流暢に、ほぼ問題なく理解・表現できるレベル。母語話者と対等に議論が可能に近い。
TOEICスコアとの違い
多くの日本人学習者に馴染み深いTOEICとCEFRの最大の違いは、評価する技能の範囲にあります。TOEICは主にリスニングとリーディングといった「受容技能」を測定しますが、CEFRはそれに加えてスピーキングやライティングといった「産出技能」を含めた総合的な運用能力を評価します。つまり、TOEICで高得点を取っても、実際に話したり書いたりする力が伴わない「アウトプット不足」の状態をCEFRでは明確に把握することができるのです。
英語学習者にとってのCEFRの活用メリット
この国際標準を学習に活用するメリットは主に3つあります。
- 具体的な目標設定がしやすい: 「B1レベルになる」という目標は、「旅行先で道案内ができる」「簡単な会議の議事録を書ける」など、具体的な行動目標に結びつきます。抽象的になりがちな「英語ができるようになりたい」という目標を、明確な行動レベルに落とし込むことができます。
- 弱点が明確になる: 5技能それぞれのCEFRレベルがわかることで、例えば「読解はB1なのに、スピーキングはA2」というように、自分の強みと弱みを客観的に把握できます。学習の優先順位を決める上で、非常に有用な指針となります。
- 国際的な通用性が高い: 多くのヨーロッパの語学学校や大学の留学プログラム、さらにはグローバル企業の語学要件でもCEFRが採用されています。自分のレベルを世界共通の尺度で証明できることは、留学やキャリアアップを目指す上で大きな強みとなります。
このサービスの無料診断は、あなたの現在の英語力をこのCEFR基準で瞬時に測定し、学習のスタート地点を明確に示してくれます。まずは自分の「できること」を知ることから、効率的な学習の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
こんな学習者におすすめ



英語学習において、「勉強量はあるのに実戦で使えない」というもどかしさを感じている方は多いでしょう。AI英語パーソナルコーチングサービス「AIで英語」は、特にTOEICのスコアはある程度あるものの、実際の会話や発音に自信が持てない中級者に、手軽な価格で本格的なコーチングを提供します。高額なスクールに抵抗がある方や、特定の国の英語や発音に特化して学びたい方にとっても、その機能は魅力的です。
以下のような悩みや目標をお持ちの方に、特に検討の価値があるでしょう。
- コーチングスクールの効果は期待するが、月数万円以上の費用が負担になる方。月額980円(税込)から本格的な学習サイクルを体験できます。
- 「TOEICは700点あるのに、いざ話すとなると言葉に詰まってしまう」「リスニングはできるけど発音に自信がない」と感じている方。
- ビジネスや留学で、特定の地域(イギリス、オーストラリア、インドなど)の英語に慣れておく必要がある方。
- 忙しい毎日の中で、AIが毎日やるべきことを提案してくれる「学習管理」をしてほしい方。
- 発音の細かい部分(音素レベル)まで分析・採点して、科学的に矯正したい方。
このサービスは、従来は高価な対人コーチングでしか得られなかった「診断→個別メニュー→添削・採点」というサイクルを、AIによって再構築しています。そのため、費用を抑えつつも、第二言語習得研究で効果が実証された学習法に基づいた体系的なトレーニングが可能です。同社によると、14日間の無料トライアル期間があり、クレジットカード登録も不要なので、まずは気軽に体験できる点も大きなメリットです。
まとめと今後の展望
AIを活用した英語学習サービス「AIで英語」は、高額なコーチング型スクールの学習サイクルを低コストで実現する新しい選択肢です。このサービスは、第二言語習得研究で効果が実証された手法を基に、AIが個人のレベルと進捗に合わせて日々の学習メニューを自動生成します。従来は月数万円以上の費用がかかっていた個別最適化された学習を、月額980円から利用できるようになった点が最大の特徴です。
試験スコアではなく「使える英語」を重視するCEFR基準の診断、音素レベルでの発音採点、7カ国の訛り学習など、実践に直結する機能が揃っています。特に、学習継続のモチベーションを高めるため、AIコーチの画像を好きな画像にカスタマイズできる機能は、ゲーム要素を取り入れた工夫と言えるでしょう。
運営会社は今後、蓄積される診断データを基にした判定精度の向上や、学習コンテンツの拡充を継続していくとしています。AIの学習機能が向上すれば、より精度の高い個人診断と最適な学習提案が可能になり、サービスの価値はさらに高まっていくことが期待されます。
このサービスを検討する際の第一歩は、まず無料で利用できる「CEFR 5技能AI診断」を試してみることです。約5分で自分の現在の英語力の「できること」を把握できます。その後、新規登録から14日間は、クレジットカード登録なしで全ての機能を無料で体験できます。この無料期間を活用して、自分に合った学習スタイルかどうかを実際に確かめてみるとよいでしょう。
無料体験期間を活用して、サービスが自分の学習スタイルに合っているか試すことが、賢い利用の第一歩です。
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