英語学習者なら誰しも、日本語の感覚を英語でどう表現すればいいのか悩んだ経験があるのではないでしょうか。「だるっ」や「めんどくさい」「推し」といった、日常で頻繁に使うのに、とっさに英語が出てこない言葉。そんな日本人が直面する「英語の壁」を楽しく壊す書籍が、2026年8月18日に発売されます。
「モニカの知らんけど英会話」とは? 人気インスタグラムアカウントから書籍化

今回発売される書籍『モニカの知らんけど英会話』は、SNSで大人気の英語学習アカウントが初めて手掛ける書籍です。
元となったインスタグラムアカウント「モニカの知らんけど英会話」は、2024年11月に開設されました。日本人学習者が「言えそうで言えない」微妙な言い回しを解説したことで、わずか半年でフォロワー3万人以上を獲得するなど、大きな支持を集めています。
本書の最大の特徴は、うさぎのキャラクター「モニらび」が講師を務める点です。関西弁で軽快に、時にユーモアを交えながら解説するスタイルは、SNSで人気を博したまま書籍に引き継がれています。「英語っておもろいやん!」というモニらびのメッセージと共に、肩の力を抜いて学習を進められる一冊です。
SNSで支持される「言えそうで言えない」英語の解説
このアカウントと書籍が支持される理由は、「日本語特有の感覚をどう英語で表現するか」という、多くの学習者が抱える悩みに特化している点にあります。教科書や一般的な参考書ではカバーしきれない、生きた会話で必要な表現をピンポイントで取り上げています。
- 単に英訳を覚えるだけでなく、シチュエーション別の使い分けを詳しく解説。
- ネイティブが実際によく使う、自然な表現を紹介。
キャラクター「モニらび」による関西弁の軽快な解説
学習コンテンツとしての工夫も凝らされています。各フレーズにはQRコードが付いており、スマートフォンで読み取ることで、ネイティブによる音声や関連するインスタグラム動画にすぐにアクセス可能です。
- 「読む」:書籍による詳しい文法・用法解説
- 「聞く」:QRコードからアクセスできるネイティブ音声
- 「見る」:QRコードからアクセスできる動画解説
これにより、視覚、聴覚、そして読解力をフルに活用した、効果的で飽きのこない学習体験が実現されています。発音の確認や、実際の会話でのニュアンスを動画で確認できる点は、独学する学習者にとって特に心強いサポートとなるでしょう。
書籍の特徴と学習メリット 「読む」「聞く」「見る」で楽しく学べる



インスタグラムから生まれた本だからこそ実現した、画期的な学習スタイルが特長です。単なるフレーズ集ではなく、「読む」「聞く」「見る」という複数の感覚を同時に刺激することで、記憶の定着と実践的な運用能力の向上を目指します。
QRコードでネイティブ音声と動画にすぐアクセス
書籍内の各フレーズにはQRコードが掲載されています。スマートフォンでスキャンするだけで、ネイティブスピーカーによる自然な発音音声と、該当するインスタグラム動画をすぐに視聴できます。これにより、文字情報だけでは伝わりにくいリズムやイントネーション、使うときの表情や雰囲気まで体感できるのです。
「だるっ」や「めんどくさい」といった、知りたい日本語表現の英語訳を本で探します。
フレーズの横にあるQRコードをスマートフォンのカメラで読み取ります。
ネイティブの発音音声を聞き、実際の使用シーンを短い動画で確認できます。視覚と聴覚で理解を深めましょう。
シチュエーション別の使い分けを詳しく解説
もう一つの大きな特徴は、書籍ならではの詳しい解説です。例えば「めんどくさい」という一言を英語にする場合、それが「面倒な作業」なのか「やる気が起きない気持ち」なのかで、使う表現は変わります。
- 単に「この日本語はこの英語」と覚えるのではなく、シーンや微妙なニュアンスによる適切な使い分けを学べる。
- インスタグラムでは伝えきれなかった背景や、複数の表現パターンを詳しく解説。
- 文字・音声・動画という多角的なアプローチで、「使える英語」として脳に定着させやすい。
このように、SNSの良さである手軽さと臨場感を保ちつつ、書籍の強みである体系的な解説と深みを加えることで、学習効果を高める構成となっています。学習者が陥りがちな「一つの表現だけ覚えて、あらゆる場面で使おうとする」という落とし穴を避け、状況に応じて言葉を選べる本当のコミュニケーション力を養う手助けをします。
なぜ「言えそうで言えない」表現が英語学習の壁になるのか



「だるっ」や「めんどくさい」といった日常語を英語で言おうとすると、多くの学習者は頭が真っ白になるのではないでしょうか。これは、直訳できない日本語独特の「気持ち」や「感覚」を、英語でどのように再構築すればいいのかわからないためです。
文法や単語の知識はある程度ある中級者ほど、この「語彙」と「運用」の間にあるギャップに直面します。「だるい」という単語を覚えていても、それが「疲れている」のか「やる気が出ない」のか、具体的な状況によって使う英語表現は変わってきます。この書籍は、まさにその「運用能力」、特に日本語の感覚を英語で自然に表現する力にスポットを当てた学習リソースと言えるでしょう。
| 日本語の感覚 | 英語での考え方(例) |
|---|---|
| 「だるい」 | 身体的疲労(I’m so tired.)、精神的な気怠さ(I don’t feel like doing anything.)など状況に応じて言い換えが必要。 |
| 「めんどくさい」 | 面倒な手間(It’s a hassle.)、複雑さ(It’s complicated.)、やる気の問題(I can’t be bothered.)など、原因によって表現が異なる。 |
| 「しょうがない」 | 諦めや受容(It can’t be helped.)、最善策(That’s the best we can do.)など、文脈でニュアンスが変わる。 |
「言えそうで言えない」壁の正体は、単語の知識不足ではなく、その単語を状況に合わせて「どのように使うか」という運用スキルの不足です。学習を進めるほど、このギャップを埋める必要性を感じるでしょう。
この本が扱う「推し」のようなネットスラングや、「しょうがない」のような感情を含んだ言い回しは、教科書ではなかなか学べません。しかし、実際の会話やSNSでは頻繁に登場するため、これらを表現できないことはコミュニケーション上の大きな足かせとなります。ネイティブが日常で使う自然な表現を学ぶことは、単なるフレーズの暗記ではなく、英語の思考回路そのものに触れることにつながります。
実用的な日常英会話力を伸ばしたい学習者におすすめ



この書籍は、「文法はわかるのに会話になると言葉が出てこない」「TOEICのスコアはあるのに、ネイティブの自然な表現が使えない」と感じている学習者に、特に役立つ内容となっています。
TOEICのスコアより「自然な会話」を目指す人へ
従来の試験対策や文法書ではカバーしきれない、日常会話で頻出する「生きた表現」を学ぶことに焦点を当てています。「だるっ」や「めんどくさい」といった感情や、友達との雑談で使う「推し」などの表現は、いざ英語で言おうとすると戸惑うもの。この書籍は、そうした「言えそうで言えない」壁を、ネイティブが実際に使う自然な英語で壊す手助けをします。
SNSを活用した気軽な学習スタイルが合う人
もともと人気のインスタグラムアカウントから生まれた本であり、学習スタイルそのものが現代的なスマートフォンの活用と親和性が高いです。キャラクターと関西弁による軽快なトーンは、参考書のような堅苦しさがなく、気軽に読み進められるでしょう。
- 試験のスコアアップよりも、実際の会話で使える英語力を身につけたい社会人・大学生
- 通勤・通学のスキマ時間や、家でのリラックスタイムを活用して、気軽に英語に触れたい人
- 参考書を開くのが億劫になりがちで、楽しく継続できる学習方法を探している人
- 日本語独特のニュアンスを、英語でどう表現すればいいのか、具体的な例を知りたい人
QRコードで音声や動画にすぐアクセスできる点は、スマートフォンを日常的に使う世代には理想的です。机に向かってがっつり勉強する時間が取れなくても、日常生活に自然に英語学習を取り入れ、「英語っておもしろい!」という感覚を大切にしながら力を伸ばしていくのに最適な一冊と言えるでしょう。
書籍の基本情報と購入方法
人気のインスタグラムアカウント「モニカの知らんけど英会話」が待望の書籍化されました。本書籍について、価格や発売日、購入方法などの基本情報をご紹介します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 書籍タイトル | 『モニカの知らんけど英会話 日本人がぶつかる英語の壁壊したる!』 |
| 著者 | モニカ |
| 出版社 | 講談社 |
| 価格 | 1700円(税別) |
| 発売日 | 2026年8月18日 (取扱書店・地域により2〜3日の差あり) |
| ISBN | 978-4065446324 |
書籍は全国の書店やオンライン書店でお求めいただけます。特にインスタグラムで人気を集めた表現を厳選・再構成しており、書籍ならではの詳しい解説やシーン別の使い分けも収録されています。さらに、各フレーズにはQRコードが付いており、ネイティブの発音や関連動画にすぐにアクセスできる仕組みになっています。
これにより、単に「読む」だけでなく、「聞く」「見る」を組み合わせて、より実践的で楽しく学習を進めることが可能です。英語学習にありがちな「わかったつもり」を防ぎ、実際の会話で使える表現力を身につけるための工夫が随所に散りばめられています。
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