QQジュニアが公式サイトをリニューアル、中学生本人に語りかけ「話す練習」を軸に

QQジュニアが公式サイトをリニューアル、中学生本人に語りかけ「話す練習」を軸に

株式会社QQ English(以下QQEnglish)は、2026年10月8日、中学生向けオンライン英会話「QQジュニア」の公式サイトを全面的にリニューアルしたことを発表しました。これまで保護者向けの説明が中心だったサイトを、実際にサービスを利用する中学生本人に直接語りかけるデザインへと変更。リニューアルの核となったのは、学校の授業だけでは不足しがちな「声に出して話す練習」の重要性を伝えることです。

目次

リニューアルの背景:中学生が抱える「話せない」という課題

QQジュニアが公式サイトをリニューアル、中学生本人に語りかけ「話す練習」を軸に

リニューアルの背景には、多くの中学生が感じる「英語が話せない」という切実な課題がありました。授業中に先生が「Any questions?」と尋ねても教室が静まり、単語は知っていても自分の考えを英語で伝えることができない。そんな実態が、サイト刷新の原動力となりました。

教室での沈黙と低い正答率

中学生の「話せない」状況は、客観的なデータからもうかがえます。同社が参照した2019年度の全国学力・学習状況調査(中学3年・英語)では、2つの案のどちらがよいかを理由とともに25語以上の英語で書く問題の正答率が約2パーセントだったと報告されています。

2019年度の全国学力調査(中学3年・英語)では、意見と理由を25語以上の英語で書く問題の正答率が約2パーセントでした。

この数字は、知識としての英語と、実際に使える英語の間にある大きなギャップを如実に示しています。文法や単語を覚えることと、それらを組み合わせて自分の意見を表現することは、異なるスキルとして捉える必要があるのです。

ターゲットを保護者から中学生本人へ

従来のQQジュニアのサイトは、学年ごとの学習内容や受験対策を保護者に説明する構成が中心でした。しかし、これでは「英語を話す練習」そのものの必要性や価値が、実際に学ぶ中学生本人に十分に伝わらないという課題がありました。

なぜ本人への語りかけが重要なのか

学習の主体はあくまで中学生本人です。サービスを利用するかどうかを決めるのは保護者であっても、継続して取り組むモチベーションや、「なぜ話す練習が必要なのか」という納得感は、学習者自身が持つことが不可欠です。新サイトは、この学習者の目線への転換を図り、自発的な学習意欲を促すことを目指しています。

そこで今回のリニューアルでは、サイトの文章を全面的に見直し、冒頭から「英語の時間、無駄に緊張する」「単語は覚えたのに、口から全然出てこない」といった、中学生が共感できる悩みに直接応える形で構成しました。最後には「次は、君の番だ。まず25分、英語を声に出してみよう。」と呼びかけ、行動を促す設計としています。

新サイトの3つの特徴:中学生の日常に寄り添う設計

QQジュニアが公式サイトをリニューアル、中学生本人に語りかけ「話す練習」を軸に

リニューアルされた公式サイトは、従来の保護者目線から一転し、サービスを実際に利用する中学生本人の心に直接届く設計へと大きく変わりました。その特徴は、主に3つのポイントに集約されます。

中学生本人に語りかける言葉づかい

サイトの冒頭には、「英語の時間、無駄に緊張する」「単語は覚えたのに、口から全然出てこない」といった、多くの中学生が共感する悩みが掲げられています。これは、2019年度の全国学力・学習状況調査で中学3年生の約2パーセントしかできなかった「理由を添えて自分の意見を英語で書く」という課題と直結する、重要な問題提起です。最後は「次は、君の番だ。まず25分、英語を声に出してみよう。」という呼びかけで締めくくられ、読者である中学生を直接励まし、行動へと導く構成になっています。

ポイント

従来は保護者向けに「学習内容」や「受験対策」を説明する内容でしたが、新サイトでは「話す練習が必要な理由」と「始めるきっかけ」を、利用者本人に語りかける形で伝えています。

部活や塾との両立を考慮した柔軟な受講スタイル

中学生は部活動や塾などで毎日忙しく、英語学習を継続するのは容易ではありません。新サイトでは、この点に具体的な解決策を示しています。レッスンは1回25分のマンツーマン形式です。24時間いつでも受講可能で、2週間先までの予約ができるため、帰宅時間が遅い日やテスト前のスケジュールにも柔軟に対応できます。トップページには、実際に部活と両立しながら続けている生徒やその保護者の声が掲載され、「忙しくても続けられる」という実感を後押ししています。

目的に合わせて選べる多彩なカリキュラム

「話す練習」といっても、目標は人それぞれです。新サイトでは、中学生におすすめのカリキュラムとして、以下の4つを目的別に紹介しています。

  • 定期テストや模試の対策にもなる総合学習「Smart Kids(Book5 & 6)」
  • 文法を基礎からしっかり学び直したい人向けの「Basic English」
  • 自分の意見や考えを英語で表現する力を養う「トピックカンバセーション」
  • 面接本番を想定した実践練習ができる「QQEオリジナル 英検面接対策」

これらに加え、カリキュラム一覧ページでは、発音やリズムに特化したものや、最新技術を活用したレッスンなど、全部で8種類の選択肢が用意されていることも紹介されています。これにより、苦手克服や得意分野の伸長など、個々のニーズに合わせた学習が可能です。

STEP
忙しい中学生の学習サイクル
  • 部活や塾の予定を確認する。
  • 空いている時間に、2週間先までレッスンを予約する。
  • 当日は自宅のパソコンやタブレットで25分間、マンツーマンレッスンを受講。
  • 苦手な文法、発音、英検対策など、目的に合ったカリキュラムで「話す練習」を積み重ねる。

「話す力」を伸ばすことの重要性:日本の英語教育の課題

QQジュニアが公式サイトをリニューアル、中学生本人に語りかけ「話す練習」を軸に

日本の英語学習者が直面する課題の一つは、「理解していること」と「実際に使えること」の間に大きなギャップがある点です。学校の授業では文法や読解に多くの時間が割かれ、「話す・聞く」といったアウトプットの機会が圧倒的に少ない傾向があります。このアンバランスが、「読めるのに話せない」という状況を生み出す一因となっています。

単語や文法を知っているだけでは、会話で瞬時に使いこなすことはできません。知識を「使えるスキル」に変えるには、実際に声に出し、間違いながら練習する経験が不可欠です。

この点で、マンツーマンのオンライン英会話は、集団授業では得にくい個人の発話量を確保できる大きな利点があります。先生と一対一で話す環境は、教室で「当てられないように下を向いてしまう」という心理的ハードルを取り除き、間違いを恐れずに話す練習を積む場を提供します。

話す練習がもたらすメリット
  • 学んだ単語や文法が定着し、自分のものになる
  • 会話の瞬発力や、考えを英語で組み立てる力が養われる
  • 間違いを恐れない積極的な態度が身につく
  • 試験の面接やスピーキングテストへの自信につながる

つまり、英語教育の課題を補い、真のコミュニケーション力を身につけるためには、インプット(知識の獲得)とアウトプット(実践での使用)の両輪を回すことが重要です。学校での学びに加えて、自ら積極的に「話す場」を設けることが、学習効果を大きく高める鍵となります。

QQジュニアのサービス詳細と今後の展望

QQジュニアが公式サイトをリニューアル、中学生本人に語りかけ「話す練習」を軸に

オンライン英会話サービス「QQジュニア」は、中学生が継続して「話す練習」に取り組めるよう、料金やサポート体制、そして将来の学習ステップまで見据えた設計を提供しています。今回のリニューアルでは、中学生本人に寄り添うサイトデザインと並行して、利用のハードルを下げ、安心して始められる仕組みも明確に提示されています。

料金プランとサポート体制

レッスンは1回25分のマンツーマン形式で、月単位で受講回数を選択するスタイルです。具体的なコースは以下の表の通りで、月額3,280円(税込)から始めることができます。入会金や退会費はかからず、自分のペースで気軽に利用を開始したり休止したりできる点は、忙しい中学生の生活に柔軟に対応する利点といえます。

コース月のレッスン回数月額(税込)
ライトプラン4回3,280円
スタンダードプラン8回6,480円
プレミアムプラン16回12,480円

さらに、英語学習に初めて取り組む中学生や、不安を感じている生徒でもスムーズにスタートできるよう、丁寧なサポート体制が整えられています。利用開始時にはレベルチェックテストが行われ、その結果をもとに適したカリキュラムが提案されます。また、レッスン予約時には「たくさん褒めてほしい」といった希望を日本語で講師に伝えることも可能です。万が一、学習方針や進め方で迷うことがあれば、日本人カウンセラーによる無料相談も利用できます。

知っておきたいこと

※英検は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

オンラインから留学への展開も視野

今回の発表では、単なるオンラインレッスンの提供にとどまらず、長期的な英語学習の道筋を描く構想も示されました。具体的には、小学生向けに提供されている「QQキッズ」との中学校過程へのスムーズな移行、また、オンラインで英会話力を培った中学生が次のステップとして海外体験に踏み出すための橋渡しが計画されています。

サービスを提供する企業はフィリピンのセブ島に自社の英語学校を運営しており、オンラインで身につけた実践力を、現地での留学や研修プログラムを通じてさらに高める機会を将来的に提供する方針です。これは、部活動や学校行事で忙しい中学生が、まずはオンラインで「話す自信」を積み重ね、将来的に海外への興味やチャンスにつなげられる、一貫した学習サポートの可能性を示しています。

中学生や保護者がサービスを選ぶ際のチェックポイント

オンライン英会話のサービスを選ぶ際には、継続できる環境があるかどうかが最も重要なポイントのひとつです。特に中学生は、学校の授業に加えて部活動や塾などで多忙な毎日を送っています。サービスを利用する時間や予約の柔軟性がなければ、せっかく始めてもすぐに挫折する可能性があります。例えば、24時間受講可能で、部活の予定に合わせて先の日時まで調整できる仕組みは、長く続けていく上での大きな支えになります。

次に重要なのは、提供されているカリキュラムが子どもの学習目的に合っているかを見極めることです。ただ「英語を話す」だけではなく、「定期テストの対策をしたい」「英検の面接練習がしたい」「趣味について話せるようになりたい」など、具体的な目標に沿った学習ができるかどうかが、学習意欲を維持する鍵となります。カリキュラムが豊富で、目的に応じて選択できるサービスは、子どもの「やる気」に柔軟に対応できるでしょう。

  • 時間や予約の柔軟性:部活や塾のスケジュールに組み込めるか
  • カリキュラムの充実度:定期テスト対策、英検対策、趣味など、目的に合った選択肢があるか
  • 心理的なハードル:英語が苦手でも安心して始められる配慮があるか

特に英語が苦手なお子さんの場合、いきなり外国人講師と英語だけでやり取りするのは大きなプレッシャーです。「たくさん褒めてほしい」といった希望を日本語で伝えられる仕組みや、日本人カウンセラーによるサポートがあるかどうかも、心理的なハードルを下げる重要なチェックポイントです。

オンライン英会話を始めるのに英語力はどのくらい必要ですか?

全く英語が話せなくても大丈夫です。多くのサービスでは、最初にレベルチェックを行い、一人ひとりの力に合ったカリキュラムを提案してくれます。また、レッスン中に使いたいフレーズを伝えたり、講師への要望を日本語で事前に伝えられる仕組みがあるサービスもあります。最初は緊張するかもしれませんが、まずは「25分間、英語を声に出してみる」という一歩から始めてみましょう。

どのような目的で使うのがおすすめでしょうか?

目的は大きく分けて3つ挙げられます。1つ目は、学校の授業や定期テストの補習・対策です。文法や教科書の内容を中心に復習できるカリキュラムが役立ちます。2つ目は、英検などの検定対策です。特に面接形式の試験では、実際に話す練習を積むことが合格への近道です。3つ目は、趣味や日常会話など、実用的な英語力を伸ばしたい場合です。自分の好きなことについて話す練習は、英語学習のモチベーションを高めてくれます。

関連リンク

本記事は「株式会社QQ English」が配信したプレスリリースを元に執筆しています。

著者プロフィール

大学受験・英語資格試験塾講師。大学時代にアメリカへ1年間留学。卒業後は海外書籍を取り扱う出版社で編集職に6年間従事した後、英語教育の現場へ転身。大学受験生向けや、社会人の英語資格試験対策の講義を担当し、実践的で分かりやすい解説に定評がある。出版社時代に様々なジャンルの英語書籍を担当した経験から、法律から工学まで業界特有の英語表現やビジネス英語に関する幅広い知識を持つ。また、二児の母という立場から、実体験に基づいた子どもの英語教育に関する発信も行っている。

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