英作文の『つなぎ言葉』完全攻略!ディスコースマーカーを使いこなして読み手を引き込む文章を書く実践ガイド

「文法は合っているはずなのに、なぜかネイティブっぽくない」「英作文の点数が伸び悩んでいる」——そんな壁にぶつかっていませんか?実は、その原因の多くは文と文をつなぐ「ディスコースマーカー」の使い方にあります。この記事では、英文をぐっと読みやすくする”文章の接着剤”の正体から、試験の採点基準への影響まで、丁寧に解説していきます。

目次

そもそも『ディスコースマーカー』って何?文章の接着剤を理解しよう

ディスコースマーカーの定義:文と文・段落と段落をつなぐ役割

ディスコースマーカー(discourse marker)とは、文と文、または段落と段落の間に置いて、論理的なつながりを読み手に示す語句・表現の総称です。日本語でいえば「しかし」「したがって」「たとえば」にあたる言葉がこれに相当します。英語では howeverthereforefor examplein addition などがよく知られています。

これらは単なる「つなぎ言葉」ではありません。「次の文は前の文と逆の内容ですよ」「これは具体例ですよ」「ここで話をまとめますよ」といった道案内の役割を果たし、読み手が文章の構造を瞬時に把握できるようにしてくれます。

なぜ中級者の英文がぎこちなく見えるのか:coherence と cohesion の欠如

文法的に正しい文を並べても、読んでいて「なぜここでこの話が出てくるの?」と感じることがあります。これは coherence(コヒーレンス)と cohesion(コウヒージョン)が不足しているサインです。

用語整理:coherence と cohesion
  • Coherence(内容の一貫性):文章全体のアイデアや主張が筋道立っていること。「何を言いたいか」が明確かどうか。
  • Cohesion(形式的なつながり):語句や表現を使って文と文を表面的につないでいること。ディスコースマーカーが主にこの役割を担う。

coherence は「内容レベルの一貫性」、cohesion は「表現レベルのつながり」と覚えておきましょう。どちらか一方が欠けても読みにくい文章になりますが、中級者がつまずきやすいのは cohesion の不足です。ディスコースマーカーを適切に使うことで、cohesion は大きく改善できます。

ディスコースマーカーが英検・TOEIC Writingの採点基準に与える影響

英検(準2級〜準1級)のライティングは、内容・構成・語彙・文法の4観点で採点されます。このうち「構成」は、意見と理由の流れが整理されているか、段落間のつながりが明確かどうかを見る項目です。ディスコースマーカーを正しく使うことは、「構成」スコアを直接押し上げる最短ルートです。

実際に、ディスコースマーカーがある場合とない場合で英文の印象がどれほど変わるか、比較してみましょう。

ディスコースマーカーなしディスコースマーカーあり
I like studying English. It is difficult. I keep trying every day.I like studying English. However, it is difficult. Therefore, I keep trying every day.
読み手は「なぜ難しいのに続けるのか」の論理が見えず、唐突に感じる。「逆接→結論」の流れが明示され、筆者の意図がスムーズに伝わる。

文法の正確さだけでなく、「論理の道案内」ができているかどうかが、採点者の評価を大きく左右します。ディスコースマーカーはその道案内を担う最も手軽なツールです。

機能別で覚える!ディスコースマーカー7つのカテゴリー完全マップ

ディスコースマーカーを「なんとなく」使っていると、同じ表現ばかり繰り返したり、意味がズレた使い方をしてしまいがちです。まずは7つの機能カテゴリーに分類して整理することで、「この場面ではどれを使うか」の判断が格段に速くなります。各カテゴリーの代表例と例文をセットで確認していきましょう。

1
追加・列挙:情報を積み重ねる

代表表現:furthermore / in addition / besides / moreover / also

  • furthermore / moreover:前の内容をさらに強化する。フォーマルな文章向き。文頭で使用。
  • in addition:情報を追加する標準的な表現。文頭・文中どちらでも使える。
  • besides:やや口語的。「それに加えて」のニュアンス。

例文:She is highly skilled. Furthermore, she has extensive experience in the field.

2
対比・逆接:意外性と論理的深みを出す

代表表現:however / on the other hand / nevertheless / yet / in contrast

  • however:最も汎用的な逆接。文頭・文中どちらでも使える。
  • nevertheless:「それにもかかわらず」。譲歩の後に使うことが多い。
  • on the other hand:対立する2つの視点を並べるときに使う。

例文:The plan is expensive. However, it is the most effective solution available.

3
原因・結果:因果関係を明示する

代表表現:therefore / as a result / consequently / thus / hence

  • therefore / thus:論理的な結論を導く。学術・ビジネス文書向き。
  • as a result / consequently:前述の原因から生じた結果を示す。
  • hence:やや硬い表現。論文・レポートで多用される。

例文:The data was incomplete. As a result, the analysis could not be finalized.

4
例示・具体化:主張を裏付ける

代表表現:for example / for instance / specifically / such as / namely

  • for example / for instance:ほぼ同義。文頭・文中どちらでも使える。
  • specifically / namely:より限定的・具体的な情報を提示するときに使う。

例文:Many factors affect learning outcomes. For instance, sleep quality has a significant impact.

5
強調・明確化:ポイントを際立たせる

代表表現:indeed / in fact / above all / most importantly / clearly

  • indeed / in fact:前述の内容を強調・補強する。「実際のところ」のニュアンス。
  • above all / most importantly:複数の要素の中で最重要なものを際立たせる。

例文:Regular practice is important. Above all, consistency is the key to improvement.

6
譲歩・条件:バランスある議論を示す

代表表現:although / even though / granted that / while / admittedly

  • although / even though:接続詞として節を導く。文中に埋め込んで使う。
  • granted that / admittedly:相手の主張を一部認めつつ、反論する場面で有効。

例文:Although the cost is high, the long-term benefits outweigh the initial investment.

7
要約・結論:段落・文章を締める

代表表現:in conclusion / to sum up / overall / in short / to summarize

  • in conclusion / to conclude:フォーマルな文章の最終段落に最適。
  • to sum up / in short:やや口語的。スピーチやプレゼンでも使いやすい。
  • overall:全体的な評価・まとめを述べるときに使う。

例文:In conclusion, adopting a consistent study routine is the most effective way to improve English skills.

混同注意!よく間違えるペア

however vs. although:however は独立した文の文頭・文中で使う副詞。although は接続詞なので節を導き、文中に埋め込んで使います。「However, …」はOKですが「Although, …」とコンマを置くのは誤りです。

therefore vs. so:どちらも「だから」を意味しますが、therefore はフォーマルな文章向き。so は口語・カジュアルな文体向きです。英検・TOEFLのライティングでは therefore を優先しましょう。

7つのカテゴリーを頭に入れておくと、「逆接を使いたい」「結論を述べたい」という場面で迷わず適切な表現を選べるようになります。次のセクションでは、これらを実際の英作文にどう組み込むかを練習していきます。

これが落とし穴!中級者がやりがちなディスコースマーカーの誤用パターンと修正練習

文法的には正しいのに「なんか変」と感じる英作文の多くは、ディスコースマーカーの誤用が原因です。特に日本語の接続詞を英語に単純に置き換えようとすると、品詞や論理関係のズレが生じやすくなります。「however=しかし」「because=なぜなら」と暗記しているだけでは、使い方を誤ってしまうのです。よくある4つの誤用パターンを具体的に確認していきましょう。

誤用パターン①:however を接続詞として使ってしまう(カンマスプライス問題)

I was tired, however, I kept studying.

however は「接続副詞」であり、接続詞(and / but など)とは品詞が異なります。カンマだけで2つの独立した節をつなぐ「カンマスプライス」は英文法上の誤りです。正しくは以下のように修正します。

  • I was tired. However, I kept studying. (ピリオドで文を切る)
  • I was tired; however, I kept studying. (セミコロンでつなぐ)
  • I was tired, but I kept studying. (接続詞 but を使う)

誤用パターン②:because を文頭に置いて文を終わらせる不完全文

He failed the exam. Because he did not study.

because は従属接続詞のため、それ単独では文になりません。「Because he did not study.」は主節がない不完全文(フラグメント)です。前の文と合わせて1文にするか、because of を使って名詞句に変えましょう。

  • He failed the exam because he did not study.
  • He failed the exam due to a lack of studying.

誤用パターン③:although と but を同じ文で二重使用する

Although she practiced hard, but she could not win.

although(従属接続詞)と but(等位接続詞)はどちらも「逆接」を表しますが、同じ文に両方使うのは二重接続詞の誤りです。どちらか一方を使いましょう。

  • Although she practiced hard, she could not win.
  • She practiced hard, but she could not win.

誤用パターン④:論理関係と合わないマーカーを惰性で使う(therefore の誤用など)

The weather was nice. Therefore, I stayed home all day.

therefore は「原因→結果」の論理関係を示します。「天気が良かった→家にいた」は因果関係として不自然です。マーカーを選ぶ前に「前後の文はどんな論理関係か」を必ず確認する習慣をつけましょう。

  • The weather was nice. Nevertheless, I stayed home all day.(逆接)
  • It rained heavily. Therefore, the event was canceled.(因果関係が成立する例)

修正練習:NG英文→OK英文に書き換えてみよう(4問チャレンジ)

以下の4問は、上記の誤用パターンを含む英文です。まず自分で修正を考えてから、解答・解説を確認してください。

4問チャレンジ:NG文を正しく書き換えよう
  1. The movie was boring, however, I watched it to the end.
  2. She got the job. Because she was well-prepared.
  3. Although he is rich, but he is not happy.
  4. I slept well last night. Therefore, I feel a bit tired today.
解答・解説

A1. The movie was boring. However, I watched it to the end. / The movie was boring, but I watched it to the end.
→ however はカンマだけで節をつなげない。ピリオドかセミコロンを使うか、but に置き換える。

A2. She got the job because she was well-prepared.
→ because 節は主節と合わせて1文にする。単独では不完全文になる。

A3. Although he is rich, he is not happy. / He is rich, but he is not happy.
→ although と but の二重使用はNG。どちらか一方を選ぶ。

A4. I slept well last night. Nevertheless, I feel a bit tired today.
→ 「よく眠れた→疲れている」は逆接。therefore(因果)ではなく nevertheless(逆接)が適切。

however と but はどちらを使えばいいですか?

フォーマルな文章(英検・TOEFLのライティングなど)では however を使うと洗練された印象になります。ただし必ずピリオドかセミコロンの後に置くこと。カジュアルな文や短い文では but の方が自然です。

日本語の「だから」を英語にするとき、therefore 以外に何がありますか?

therefore のほか、thus・hence・as a result・consequently などが使えます。フォーマル度はほぼ同じですが、thus・hence はやや硬い学術的な文体に向いています。as a result は日常的な英作文でも使いやすい表現です。

誤用を防ぐ一番の方法は何ですか?

マーカーを使う前に「前後の文はどんな論理関係か(逆接・因果・追加など)」を言語化する習慣をつけることです。日本語の接続詞を先に決めてから英語に置き換えるのではなく、論理関係を先に把握してからマーカーを選ぶ順序を意識しましょう。

場面別・使い分けの実践:意見文・説明文・議論文でのディスコースマーカー配置術

ディスコースマーカーは「どの文章ジャンルで使うか」によって、選ぶべき表現が大きく変わります。英検ライティング・TOEIC Writing・議論文では、それぞれ「お決まりのパターン」があり、それを押さえるだけで文章の完成度が一段上がります。ジャンルごとの典型パターンを順番に見ていきましょう。

意見文(英検ライティング型):序論・本論・結論でのマーカーの使い分け

英検ライティングでは、4段落構成(序論・理由1・理由2・結論)が基本です。各段落の冒頭に置くマーカーが「読み手への予告サイン」として機能します。段落が始まった瞬間に「この段落は何をする段落か」を伝えるのがポイントです。

STEP
序論:立場を明示する

I believe that … / In my opinion, … で自分の主張を宣言。冒頭マーカーで「これは意見文だ」と読み手に伝えます。

STEP
本論1・2:理由を列挙する

First, … / Second, … で理由を順番に提示。段落末尾には For example, や For instance, を使って具体例で締めると説得力が増します。

STEP
結論:主張を再提示する

In conclusion, / For these reasons, で段落を開始し、序論の主張を言い換えて締めます。新しい情報は加えないのがルールです。

説明文・情報伝達型(TOEIC Writing型):流れを作る列挙と例示の使い方

TOEIC Writingの意見文やビジネスメール型の英作文では、情報を整理して伝えることが最優先です。First / Next / Finally の列挙マーカーで手順や要点を順番に示し、段落中間では such as や including を使って例示を自然に組み込みます。英検型と異なり、結論段落よりも「情報の流れやすさ」が評価に直結します。

場面英検ライティング型TOEIC Writing型
段落冒頭First, / Second, / In conclusion,First, / Next, / Finally,
例示For example, / For instance,such as / including
段落末尾主張の強調(This shows that …)行動の提示(Please feel free to …)

議論文(賛否両論型):譲歩+逆接のコンビネーションで説得力を上げる

賛否両論型の議論文では、反対意見をいったん認めてから自分の主張に引き戻す「譲歩+逆接」の流れが最も説得力を生みます。Admittedly, … / However, … や It is true that … / Nevertheless, … のセットは、採点者に「論理的に考えられている」という印象を与えます。

Admittedly, remote work has some drawbacks. However, the benefits for productivity far outweigh them.

Remote work has some drawbacks. But the benefits are bigger.(譲歩なし・接続詞 but を文頭に使用)

段落の冒頭・中間・末尾:配置場所によって変わるマーカーの選び方

配置場所ごとのマーカー選びルール
  • 段落冒頭:First / However / In conclusion など「段落の役割を宣言」するマーカーを置く
  • 段落中間:For example / In other words / In fact など「情報を補強・言い換え」するマーカーを使う
  • 段落末尾:Therefore / As a result / This shows that など「まとめ・結論づけ」のマーカーで締める

段落冒頭のマーカーは「これから何を言うか」を予告し、末尾のマーカーは「この段落で何を言いたかったか」を確定させる役割を担います。冒頭と末尾の両方を意識して配置するだけで、段落の論理構造が格段に引き締まります。

実力チェック!ディスコースマーカー穴埋め&並べ替え練習問題

ここまで学んだ知識を、実際の問題で試してみましょう。「知っている」と「使える」は全く別物。問題を解くことで、自分のどこが曖昧だったかが明確になります。英検・TOEIC Writingを意識した形式で設計しているので、そのまま試験対策にも役立ててください。

練習①:空所補充問題(適切なディスコースマーカーを選ぶ・5問)

各文の空所に入る最も適切なディスコースマーカーを、選択肢の中から選んでください。

問題文(選択肢: however / therefore / for example / in addition / although)
  1. I studied hard for the exam. ______, I failed to pass it.
  2. Regular exercise has many benefits. ______, it reduces the risk of heart disease.
  3. ______ she was tired, she continued working until midnight.
  4. The project was completed on time. ______, the team received a bonus.
  5. The new policy reduces costs. ______, it improves employee satisfaction.

練習②:文章並べ替え問題(ディスコースマーカーを手がかりに段落を整序する・2問)

ディスコースマーカーに注目しながら、文(A)〜(D)を論理的な順序に並べ替えてください。

問題A:正しい順序に並べ替えてください
  • (A) Therefore, governments should invest more in renewable energy.
  • (B) For example, solar and wind power have expanded rapidly in recent years.
  • (C) Fossil fuels are a major cause of climate change.
  • (D) In addition, these alternatives are becoming increasingly cost-effective.
問題B:正しい順序に並べ替えてください
  • (A) However, excessive use can disrupt sleep and reduce concentration.
  • (B) In conclusion, a balanced approach to smartphone use is essential.
  • (C) Smartphones offer many conveniences in daily life.
  • (D) For instance, they allow instant communication and access to information.

練習③:自由英作文ミニ課題(ディスコースマーカーを意識して書いてみる)

次のテーマについて、80〜100語の英文を書いてください。書き終えたら、使ったディスコースマーカーに丸をつけ、それぞれが「何の役割」を果たしているかを確認しましょう。

ミニ英作文のテーマ

「Do you think studying abroad is beneficial for students? Give your opinion with reasons.」(留学は学生にとって有益だと思いますか?理由を挙げて意見を述べてください。)

使うべきディスコースマーカーの目安:First / In addition / However / Therefore のうち2つ以上を含めること。

解答・解説:選択の根拠と代替表現も丁寧に解説

練習①の解答と解説

正答選択の根拠代替表現
1However「頑張った→落ちた」という逆接の関係。however は副詞なのでセミコロンまたは文頭に置くNevertheless / That said
2For example「多くの利点がある」の具体例を示す文脈。直後に心臓病リスクの話が続くFor instance / Specifically
3Although空所が文頭で、主節と従属節が逆接関係。although は接続詞なので文頭使用が可能Even though / Though
4Therefore「期限内完了→ボーナス」という因果関係(原因→結果)As a result / Consequently
5In addition「コスト削減」に「満足度向上」を追加する情報付加の文脈Furthermore / Moreover

問1でよくある誤りは「However, I studied hard… but I failed.」のように however と but を重複させること。どちらか一方で十分です。

練習②の解答と解説

問題Aの正解:C → B → D → A

C(主張の提示)→ B(For example で具体例)→ D(In addition で追加情報)→ A(Therefore で結論)。「主張→根拠→結論」という英語論述の基本構造です。

問題Bの正解:C → D → A → B

C(スマホの利便性)→ D(For instance で具体例)→ A(However で逆接・デメリット)→ B(In conclusion で締め)。In conclusion は必ず最後に来ることを覚えておきましょう。

練習③の振り返りチェックリスト

自己採点のポイントは「使った数」より「正しく使えたか」です。以下のリストで確認してください。

  • ディスコースマーカーを2つ以上使えたか
  • however を接続詞として誤用していないか(カンマスプライスに注意)
  • 各マーカーの前後の文が論理的につながっているか
  • 同じマーカーを繰り返し使っていないか(バリエーションを意識)
  • 丸をつけたマーカーの「役割(追加・逆接・因果・例示)」を言えるか

スコアアップに直結!英検・TOEIC Writingでディスコースマーカーを戦略的に使う5つのコツ

ディスコースマーカーは「知っているだけ」では意味がありません。採点者が高評価を与えるのは、多様なマーカーを場面に応じて正確に使い分けられている答案です。ここでは、試験本番で即効性のある5つの戦略的コツをまとめます。

STEP
コツ①:多様なカテゴリーのマーカーを使い「語彙の幅」を採点者にアピールする

「逆接」「追加」「例示」「結論」など、複数カテゴリーのマーカーを使うと、語彙力の豊かさが採点者に伝わります。同じカテゴリーでも however / nevertheless / that said など複数の表現を使い分けるとさらに効果的です。

STEP
コツ②:同じマーカーの繰り返しを避けてバリエーションを持たせる

また / also / furthermore が何度も登場する答案は単調に見えます。「追加」なら in addition → moreover → on top of that と変化させることで、読み手を飽きさせない文章になります。

STEP
コツ③:フォーマル度を統一する(however と but を混在させない)

however はフォーマル、but はカジュアルな表現です。同じ答案内でこれらを混在させると、文体が揺れて読みにくくなり、減点につながります。ライティング試験では原則としてフォーマル表現で統一しましょう。

STEP
コツ④:使いすぎに注意——マーカーが多すぎると逆に読みにくくなる

マーカーは文と文の「橋渡し」であり、装飾ではありません。1段落に2つ以上詰め込むと、かえって文章が重くなります。目安は1段落につき1つ、文章全体でも必要な箇所にだけ使うことです。

STEP
コツ⑤:書き終えたら「マーカーチェックリスト」で見直しをする習慣をつける

答案を書き終えたら、下のチェックリストで必ず見直しを行いましょう。試験本番でも残り2〜3分でこのチェックをする習慣が、確実なスコアアップにつながります。

コツ③のフォーマル度の統一は、スコアに直結するにもかかわらず、多くの受験者が見落としがちなポイントです。下の一覧表を参考に、試験前に自分の「使える表現リスト」を整理しておきましょう。

フォーマル度逆接追加結論
カジュアルbutalso / andso
ニュートラルalthough / thoughin addition / besidestherefore / thus
フォーマルhowever / neverthelessfurthermore / moreoverconsequently / in conclusion
マーカーチェックリスト(見直し用)
  • 逆接・追加・例示・結論など、複数カテゴリーのマーカーを使えているか
  • 同じマーカーを2回以上繰り返していないか
  • however と but など、フォーマル度の異なる表現を混在させていないか
  • 1段落にマーカーを詰め込みすぎていないか(目安:1段落に1つ)
  • マーカーの後ろにコンマや適切な文構造が続いているか(文法的に正しいか)
  • 序論・本論・結論それぞれにマーカーが適切に配置されているか

このチェックリストをノートに書き写して試験会場に持参するのがおすすめです。見直し習慣が身につくと、答案の完成度が安定して上がっていきます。

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