『will』『be going to』だけじゃない!進行形・現在形・shall・be about to で『未来のニュアンス』を完全使い分け!試験にも会話にも効く未来表現の総まとめ

「未来のことを英語で言いたいのに、will と be going to の使い分けだけで頭がいっぱい…」という方は多いはず。でも実は、英語の未来表現はその2つだけではありません。ネイティブが日常的に使う表現や、ビジネス文書・公式アナウンスで頻出する表現まで含めると、主要なものだけで7種類以上あります。この記事では、まず全体像をざっくり把握してもらうことから始めましょう。地図なしで旅をするより、地図を持ってから進む方が断然効率的です。

目次

まず『全体地図』を頭に入れよう|英語の未来表現は7種類ある

未来表現の全体マップ:7つの表現を一覧で確認

英語の未来表現を整理すると、以下の7種類に集約できます。まずは一覧で全体像をつかんでください。

表現代表的な意味グループ
willその場の意志・予測基本4表現
be going to計画・根拠ある予測基本4表現
現在進行形確定した近い予定基本4表現
現在形スケジュール・時刻表基本4表現
be about to / be on the verge of今まさに〜しようとしている切迫感グループ
be due to / be supposed to〜する予定・はずだ確定度グループ
shall / be to不定詞提案・公式な予定・運命フォーマル/特殊グループ

既存記事の復習ポイント:will / be going to / 現在進行形 / 現在形の位置づけ

基本4表現は「話し手の心の状態」で整理できます。will はその瞬間の意志や直感的な予測、be going to はすでに頭の中にある計画や目に見える根拠、現在進行形は他者との約束など確定済みの予定、現在形は時刻表・カリキュラムのような客観的スケジュールを表します。この4つをしっかり押さえていることが、発展表現を理解するための土台になります。

基本4表現の復習ポイント
  • will:その場で決めた意志・根拠のない予測
  • be going to:事前の計画・根拠ある予測
  • 現在進行形:他者も絡む確定済みの近い予定
  • 現在形:時刻表・公式スケジュールなど客観的事実

本記事がフォーカスする発展的未来表現の3グループ

基本4表現の先にある発展表現は、「切迫感・確定度・フォーマル度」の3軸で整理すると一気にスッキリします。グループごとにニュアンスの方向性が異なるため、この分類を意識するだけで使い分けが格段に楽になります。

  • 切迫感グループ:be about to / be on the verge of ── 「今まさに」という緊迫したニュアンス
  • 確定度グループ:be due to / be supposed to ── 「予定・はず」という外部的根拠に基づく未来
  • フォーマル/特殊グループ:shall / be to不定詞 ── 提案・公式文書・運命的な表現

この記事では上記3グループを順番に深掘りしていきます。まずこの全体地図を頭に入れた上で読み進めると、各表現の「なぜそのニュアンスになるのか」が自然と理解できるようになります。

3軸マトリクスで全表現を横断整理|切迫感・確定度・フォーマル度

7つの未来表現をバラバラに覚えようとすると混乱しがちです。そこで役立つのが「3軸マトリクス」という整理法。「切迫感」「確定度」「フォーマル度」の3つの軸で表現を分類すると、どれを選べばいいかが一気にクリアになります。

3軸マトリクスの読み方:どの軸がどの表現を分けるか

3つの軸はそれぞれ異なる視点で表現を分類します。まずは各軸の意味を押さえましょう。

  • 切迫感(Immediacy):その出来事がどれだけ「今すぐ」起きるか。be about to(今まさに)→ be going to(近い将来)→ will(漠然とした未来)の順にグラデーションがある
  • 確定度(Certainty):その出来事がどれだけ「確実に」起きるか。be due to / be supposed to は外部スケジュールや取り決めに基づく高確定度表現。will は話し手の主観的確信にすぎない
  • フォーマル度(Formality):どの場面・文体に合うか。be to不定詞 / shall は書き言葉・公式文書向け。be about to / be on the verge of は口語でも自然に使える

マトリクス表:全7表現を3軸でプロット

以下の表で、7表現を3軸に沿って一覧化しています。「高・中・低」の3段階で示しています。

表現切迫感確定度フォーマル度
be about to低〜中
be on the verge of低〜中
be going to中〜高
will低〜中低〜中
be due to中〜高
be supposed to
be to不定詞 / shall低〜中
表の読み方のポイント

「確定度が高い」表現ほど、話し手の気持ちではなく外部の根拠(スケジュール・規則・公式発表)に基づいています。be due to や be supposed to を使うと「私がそう思う」ではなく「そう決まっている」というニュアンスが伝わります。

軸ごとの代表例文で直感的に理解する

同じ状況(会議が始まる場面)を各表現で言い換えると、ニュアンスの違いが鮮明になります。

[切迫感・高] The meeting is about to start. / The meeting is on the verge of starting.
(今まさに始まろうとしている)

[切迫感・中 / 確定度・中〜高] The meeting is going to start soon.
(近い将来、始まる予定だ)

[確定度・高 / フォーマル度・中〜高] The meeting is due to start at 10 a.m. / The meeting is supposed to start at 10 a.m.
(スケジュール上、10時開始と決まっている)

[フォーマル度・高] The meeting is to start at 10 a.m. / The meeting shall commence at 10 a.m.
(公式文書・規則的な文体で使われる)

「今すぐ感」を出したいなら be about to、「外部の決定」を伝えたいなら be due to、「公式・書き言葉」なら be to/shall——この3軸の感覚を掴めば、場面に合った表現が自然に選べるようになります。

切迫感グループを攻略|be about to / be on the verge of の使い分け

be about to:『まさに〜しようとしている』の核心

be about to は「数秒〜数分以内に起こる」超近未来を表す表現です。「今まさにその瞬間が来ている」という切迫感が核心で、日常会話からビジネス場面まで幅広く使えます。

The meeting is about to start. Please take your seats.
(会議がまさに始まろうとしています。着席してください。)

I was about to call you when you walked in.
(あなたが入ってきたまさにその瞬間、電話しようとしていたところだった。)

否定形の特殊用法:強い意志を表す not be about to

be about to を否定形にすると「まさに〜しようとしていない」ではなく、「断固〜するつもりはない」という強い意志・拒絶の意味になります。これは試験でも頻出の特殊用法です。

  • I’m not about to apologize for something I didn’t do.(やってもいないことを謝るつもりは断じてない。)
  • She’s not about to give up after coming this far.(ここまで来て諦めるつもりは毛頭ない。)

be on the verge of:『崩壊寸前・突破口寸前』のニュアンス

be on the verge of は「ある臨界点のギリギリ手前にいる」状態を表します。感情的・状況的な極限状態を描写するときに特に力を発揮する、ドラマチックなニュアンスが強い表現です。後ろには名詞句(動名詞を含む)が続きます。

She was on the verge of tears during the presentation.
(プレゼン中、彼女は今にも泣き出しそうだった。)

The company is on the verge of bankruptcy.
(その会社は倒産寸前だ。)

Scientists are on the verge of a major breakthrough.
(科学者たちは大きな突破口の寸前にいる。)

be about to vs be on the verge of:どちらを使うべきか?

比較項目be about tobe on the verge of
時間スケール数秒〜数分状況による(幅広い)
ニュアンス中立的な切迫感ドラマ性・ギリギリ感が強い
後続語動詞の原形名詞句・動名詞
否定形強い意志・拒絶を表す否定形はほぼ使われない
使用場面日常・ビジネス全般感情・危機・重大局面

「電車がまさに発車する」は be about to、「会社が倒産寸前」「涙が出そう」のような感情・危機の臨界点には be on the verge of を選ぶのが自然です。

試験・会話での頻出パターンと注意点

be about to の後に名詞を置いてしまいがち。正しい形は?

be about to の後は必ず動詞の原形です。「be about to the meeting」はNG。「be about to start the meeting」のように動詞を続けましょう。一方、be on the verge of の後は名詞句・動名詞が正解です。

TOEIC や英検で be about to はどんな形で出る?

TOEIC の Part 5 では「空欄に適切な動詞形を選ぶ」問題で登場します。be about to の直後は原形不定詞という点が問われます。英検では長文読解やライティングで「not be about to」の強い意志表現が文脈理解のポイントになることがあります。

be on the verge of の後に動詞の原形を置くのは誤り?

はい、誤りです。be on the verge of の後には名詞か動名詞(-ing 形)を置きます。「on the verge of collapse」は正しい形です。「on the verge of giving up」のように動名詞を使うのが正解で、動詞の原形を続けるのは文法的に誤りです。

確定度グループを攻略|be due to / be supposed to / be to不定詞 の使い分け

「予定」を表す表現の中でも、「誰が・何が決めたか」と「どれくらい確定しているか」の2点を意識するだけで、3つの表現がスッキリ整理できます。それぞれの核心ニュアンスから見ていきましょう。

be due to:スケジュール・期限の『外部確定』表現

be due to は、時刻表・締め切り・公式スケジュールなど「外部が決めた予定」を表します。話し手の意志は関係なく、すでに確定した事実として述べるのが特徴です。ビジネスメールや公式アナウンスで非常によく使われます。

The report is due to be submitted by Friday.
(報告書は金曜日までに提出される予定です。)

The train is due to arrive at 9:15.
(列車は9時15分に到着予定です。)

due には「期限が来ている」という意味が根底にあります。be due to はその延長で「〜する期限・予定がある」と覚えると応用しやすいです。

be supposed to:取り決め・期待に基づく未来と『義務感』

be supposed to は「(取り決めや期待によって)〜することになっている」というニュアンスを持ちます。be due to と違い、「実際にそうなるかは不確か」という含みがあるのが最大の特徴です。また、否定形(be not supposed to)は「〜してはいけないはず」という禁止・期待違反を表します。

He is supposed to call me at noon.
(彼は正午に電話してくることになっている。)

You are not supposed to park here.
(ここには駐車してはいけないはずです。)

be to不定詞(フォーマル):公式発表・命令・運命の用法

be to不定詞は新聞の見出しや公式声明、歴史的記述で頻繁に登場するフォーマルな表現です。用法は大きく3つに分かれます。

  • 公式発表・予定:The president is to visit the site next week.(大統領が来週現地を訪問する予定だ。)
  • 命令・指示:You are to submit the form immediately.(すぐにフォームを提出しなさい。)
  • 運命的な未来(was to):She was to become one of the greatest scientists.(彼女はのちに最も偉大な科学者の一人になる運命だった。)

3表現の使い分けフローチャート

STEP
「誰が決めた予定か?」を確認する

時刻表・締め切り・外部スケジュールなど「外部が決めた」予定 → be due to へ進む。人同士の取り決めや社会的な期待 → STEP 2へ。

STEP
「実現するかどうか不確か」なら be supposed to

「〜することになっているが、実際どうなるかわからない」「義務・期待のニュアンスを出したい」場合は be supposed to を選ぶ。

STEP
「公式・フォーマルな文脈」なら be to不定詞

新聞記事・公式声明・命令・歴史的叙述など、書き言葉や格式ある場面では be to不定詞を使う。

表現決定者確定度フォーマル度
be due to外部(スケジュール)高い中〜高
be supposed to取り決め・期待中程度
be to不定詞公式・権威高い非常に高い
試験頻出:be supposed to の否定形に注意

英検準1級・TOEIC 730点以上のレベルでは、be not supposed to が「禁止」のニュアンスで出題されることがあります。must not(強い禁止)との違いを問う問題も見られるため、「取り決めや期待に反している」というニュアンスを意識して覚えておきましょう。

フォーマル・特殊グループを攻略|shall と will の現代的使い分け

shall は「古くて難しい」というイメージを持たれがちですが、使う場面を3つに絞って覚えれば、試験でもビジネスでも確実に使いこなせます。まずは shall の基本的な用法から整理しましょう。

shall の3つの用法:申し出・提案・フォーマルな意志

現代英語における shall の主な用法は次の3つです。日常会話で使うのは主に「申し出・提案」の場面に限られます。

  • 申し出・提案(日常会話):Shall I / Shall we の形で使う。「〜しましょうか?」「〜しませんか?」のニュアンス
  • フォーマルな意志(イギリス英語):We shall overcome. のように、話し手の強い意志や決意を表す。文学・スピーチで使われる
  • 法律・契約書の義務(書き言葉):The contractor shall deliver the goods by Friday. のように「義務」を明示する

Shall we / Shall I の会話パターンをマスターする

英検・TOEIC でも頻出の定型表現です。パターンごとに例文を確認しておきましょう。

Shall I / Shall we パターン集

Shall I help you with that?(それをお手伝いしましょうか?)— 相手への申し出

Shall I open the window?(窓を開けましょうか?)— 相手の意向を確認しながら申し出

Shall we begin?(始めましょうか?)— 提案・促し

Shall we go for lunch?(ランチに行きませんか?)— 誘い・提案

法律・契約書・公式文書における shall の特殊用法

ビジネスや試験で特に注意が必要なのが、法律・契約書における shall は「義務」を意味し、will(意図・意志)とは明確に区別されるという点です。

法律文書の shall に注意

契約書の “The seller shall provide a warranty.” は「売主は保証を提供しなければならない(義務)」という意味です。これを will に置き換えると「提供するつもりだ(意図)」となり、法的拘束力のニュアンスが弱まります。ビジネス文書を読む際は shall を見たら「義務規定」と判断しましょう。

現代英語で shall は死語?—— 実際の使用頻度と注意点

イギリス英語 vs アメリカ英語の差

イギリス英語では Shall we / Shall I が今も自然に使われますが、アメリカ英語では shall はほぼ消滅しています。アメリカ人は “Should we start?” や “Do you want me to help?” で同じ意味を表現します。TOEIC(主にアメリカ英語ベース)では shall の出題は限られますが、英検や TOEFL では文脈に応じて登場します。

shall の誤用として最も多いのが、「単純な未来」に shall を使うケースです。現代英語では避けるべき表現を確認しておきましょう。

  • I shall go to the store tomorrow.(単純な未来に shall を使うのは不自然。I will go. が正しい)
  • She shall arrive at 3 PM.(三人称に shall を使うのは現代英語では不適切。She will arrive. が正しい)

shall を使っていいのは「Shall I / Shall we の申し出・提案」と「法律・契約書の義務表現」の2場面に絞ると、誤用ゼロで使いこなせます。

試験・ビジネス・会話シーン別|未来表現の選び方実践ガイド

TOEIC・英検で狙われる未来表現の頻出パターン10選

試験問題で未来表現が問われるとき、単に「意味を知っている」だけでは正解できません。文脈から「確定度」と「切迫感」を素早く読み取る練習が、得点アップの最短ルートです。TOEIC と英検でそれぞれ頻出のパターンを押さえておきましょう。

表現試験での出題ポイント典型的な文脈
be due to穴埋め・言い換え(TOEIC Part 5/6)フライトの到着、締め切り通知
be supposed to文脈判断・言い換え(TOEIC Part 7)取り決めや約束が守られない場面
be about to穴埋め・選択肢(TOEIC Part 5)今まさに起ころうとしている動作
be on the verge of読解・英作文(英検準1級以上)感情・状況の臨界点
be to不定詞長文読解・英作文(英検準1級以上)公式発表・計画の記述
be due to と be supposed to の違いは試験でどう判断する?

「誰が決めたか」で判断します。時刻表・締め切りなど外部スケジュールが根拠なら be due to、当事者間の取り決めや約束が根拠なら be supposed to を選びましょう。「予定通りにいかない」ニュアンスが文中にある場合は be supposed to が正解になることが多いです。

英検準1級で be to不定詞 はどんな場面で使う?

英作文では「政府・組織の公式計画」を述べる際に有効です。例えば “The new policy is to take effect next month.” のように、フォーマルな文脈で使うと採点者に高い語彙力をアピールできます。

be about to と be on the verge of の使い分けは?

どちらも「まさに〜しようとしている」ですが、be about to は中立的な動作全般に使え、be on the verge of は「崩壊・涙・成功」など感情や状況の臨界点を強調したいときに使います。後者は後ろに動名詞(〜ing)が続く点も試験で問われやすいポイントです。

ビジネスメール・会議での未来表現:フォーマル度別テンプレ

ビジネスシーンでは表現のフォーマル度が相手への印象を左右します。場面ごとに使い分けを意識するだけで、メールの品質が格段に上がります。

ビジネスメールテンプレ:場面別
  • 締め切り・納期通知:The report is due to be submitted by Friday.(be due to/外部スケジュール強調)
  • 取り決め確認:You are supposed to receive the invoice by end of day.(be supposed to/合意事項の確認)
  • 公式提案・議事録:Shall we proceed to the next agenda item?(shall/フォーマルな場での提案)
  • 計画の公式発表:The new system is to be launched next quarter.(be to不定詞/公式・格式的な宣言)

日常会話でのナチュラルな未来表現:ネイティブが使う表現 vs 教科書表現

日常会話では、教科書で習う will や be going to 以外にも自然に使える表現があります。be about to は「今すぐ〜するところ」を一言で伝えられる便利な表現で、会話への組み込みやすさが抜群です。

場面教科書的表現ネイティブらしい表現
今まさに出かけるときI’m going to leave now.I’m about to leave.
泣きそうなときI will cry soon.I’m on the verge of tears.
提案するときShould we start?Shall we get started?

be on the verge of は「感情・状況の限界点」を表す表現として日常会話でも自然に使えます。”I’m on the verge of giving up.” のように使うと、ネイティブらしさが一気に増します。

未来表現の選び方まとめ:3ステップ判断フロー

記事全体で学んだ知識を、3つの問いに答えるだけで表現が決まるフローに整理しました。試験本番や英作文で迷ったときは、このステップを思い出してください。

STEP
切迫感を確認する

「今まさに〜しようとしている」なら be about to または be on the verge of を選ぶ。be on the verge of は感情・状況の臨界点に使い、後ろは動名詞(〜ing)が続く。

STEP
確定度・決定者を確認する
  • 外部スケジュール(時刻表・締め切り)が根拠 → be due to
  • 当事者間の取り決め・約束が根拠 → be supposed to
  • 公式・制度的な計画・義務 → be to不定詞
STEP
フォーマル度を確認する
  • カジュアルな会話・メッセージ → will / be going to / be about to
  • ビジネスメール・会議 → be due to / be supposed to / shall
  • 公式文書・法令・英字新聞 → be to不定詞 / shall
試験対策チェックリスト
  • be due to / be supposed to / be about to の違いを文脈で判断できる
  • be on the verge of の後ろに動名詞(〜ing)を続けられる
  • be to不定詞 をフォーマルな英作文で1文使える
  • shall を提案・公式文書の2場面で使い分けられる
  • 3ステップ(切迫感→確定度→フォーマル度)で表現を即座に選べる

よくある質問|英語の未来表現 まとめQ&A

will と be going to はどちらを使えばいいか迷います。簡単な判断基準はありますか?

「その場で決めた」なら will、「前から決めていた・根拠がある」なら be going to が基本です。たとえば電話が鳴った瞬間に “I’ll get it.”(今取ります)と言うのは will、旅行の計画を話すときに “I’m going to visit Kyoto next month.” と言うのは be going to です。この2点を意識するだけで大半の場面をカバーできます。

be due to と be due for の違いは何ですか?

be due to の後には動詞の原形が続き、「〜する予定だ」という意味になります。一方、be due for の後には名詞が続き、「〜を受ける時期が来ている」というニュアンスです。例えば “The car is due for a service.”(その車は点検の時期だ)のように使います。混同しやすいので後続する語の品詞で判断しましょう。

be about to と be on the point of の違いはありますか?

意味はほぼ同じで「まさに〜しようとしている」ですが、be on the point of の後には動名詞(〜ing)が続きます。be about to の後は動詞の原形です。be on the point of はやや書き言葉寄りで、日常会話では be about to の方が自然に聞こえます。

be to不定詞 は日常会話でも使えますか?

日常会話ではほとんど使われません。be to不定詞 は新聞・公式文書・歴史的叙述など書き言葉の文脈で使う表現です。会話で同じ意味を伝えたい場合は、be going to や be supposed to を使う方が自然です。英作文やビジネス文書で積極的に活用しましょう。

この記事で紹介した表現を一度に覚えるコツはありますか?

「切迫感→確定度→フォーマル度」の3軸を軸に、自分が実際に使いそうな場面から1つずつ覚えるのが効果的です。まず be about to を日常会話に取り入れ、次にビジネスメールで be due to を使ってみる、という順番がおすすめです。全部を一気に覚えようとせず、使う場面を意識しながら少しずつ定着させていきましょう。

著者プロフィール

大学受験・英語資格試験塾講師。大学時代にアメリカへ1年間留学。卒業後は海外書籍を取り扱う出版社で編集職に6年間従事した後、英語教育の現場へ転身。大学受験生向けや、社会人の英語資格試験対策の講義を担当し、実践的で分かりやすい解説に定評がある。出版社時代に様々なジャンルの英語書籍を担当した経験から、法律から工学まで業界特有の英語表現やビジネス英語に関する幅広い知識を持つ。また、二児の母という立場から、実体験に基づいた子どもの英語教育に関する発信も行っている。

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