2026年8月19日、オンライン英会話サービスを提供する株式会社QQ Englishが、無料のオンライン英語ワークショップを開催することを発表しました。その名も「QQEnglish Art Talks:現代美術作家・杉本博司『絶滅写真』を英語で語るワークショップ」。題材となるのは、世界的に著名な現代美術作家、杉本博司氏の展覧会「絶滅写真」です。
「英語で美術を語る」ワークショップの詳細

このワークショップは、東京国立近代美術館(竹橋)で2026年9月13日(日)まで開催中の展覧会「杉本博司 絶滅写真」にあわせて企画された、同社独自の取り組みです。最大の特徴は、「上手に話す」ことではなく、「感じたことを英語で言ってみる」ことを目的としている点。英語で美術を語ることに高い壁を感じる人こそ、挑戦してみたい内容です。
イベントの概要と特徴
ワークショップは2026年9月3日(木)19時から20時まで、オンライン会議システムであるZoomを用いて開催されます。参加費は無料で、定員は20名。初心者でも気軽に参加できるよう、カメラをオフにした参加も可能です。
ワークショップの流れは、まず作品を見て感じたことを英語で表現することから始まります。主催者は「最初の一言は ‘old, quiet, beautiful’ のような3語で十分」と説明しており、正解を求めない設計が安心感を生み出します。途中からは参加者を3人から4人程度の少人数グループに分け、ブレイクアウトルームでお互いの感想を言い合う時間が設けられます。大勢の前では緊張してしまう「たどたどしい英語」も、少人数だからこそ気兼ねなく話すことができる環境です。
- 日時:2026年9月3日(木)19時00分から20時00分
- 会場:オンライン(Zoom)
- 参加費・定員:無料、20名
- 主旨:感じたことを英語で表現する体験。正解はなく、3語から始められる
- 形式:少人数(3人から4人程度)のブレイクアウトルームで感想をシェア
- 参加環境:カメラオフでの参加も可能。PCやタブレットなど大きめの画面での参加を推奨
どのような人におすすめ?
このワークショップは、英語学習において次のような壁を感じている人に特に役立つと考えられます。美術鑑賞という共通のテーマがあるため、会話の「ネタ切れ」を心配する必要がありません。
- 英語を話したいが、話題に困っている方:美術作品という豊富な題材が会話のきっかけになります。
- 美術は好きだが、英語で語るのは初めての方:難しい専門用語ではなく、自分の感性を言葉にする体験から始められます。
- 教材ではなく「本物の文化」で英語を使ってみたい方:生きたアートに触れながら、実践的なコミュニケーションを学べます。
- 展覧会に興味がある方、すでに鑑賞した方:作品についての理解を深めたり、感想を共有したりする場として活用できます。
- 英語の初級者:シンプルな単語から始められる設計なので、安心して参加できます。
「英語で話す」ハードルを下げる仕組みとは
一見、敷居が高そうに感じる「英語で美術を語る」という行為に対して、QQEnglishは逆の発想を提唱しています。同社は、このワークショップの設計において、言語の制約をむしろ長所に変える仕掛けをいくつも用意しています。
同社によると、日本語で美術作品について語る場合、専門的な知識がないと発言しづらいという心理的ハードルがあります。一方、英語では複雑な言い回しをすぐには思い浮かべられないため、「古い」「静かだ」「美しい」といった素直な感想が、そのまま発話の出発点になるというのです。
この特徴を活かし、ワークショップでは「正しい感想」を探すのではなく、参加者が感じたことを自由に口にすることを最優先としています。題材となるのは芸術作品ですから、万人に共通する唯一の解釈は存在しません。誰もが持っている「主観的な印象」こそが、最も自然な会話の種になるのです。
「日本語だと詳しくないから言えない」という壁
多くの日本人学習者が陥りがちなのが、この「専門知識がないから話せない」という心理的な壁です。日本語では、ある程度の背景知識や適切な評論用語を駆使して語ることが暗黙の了解とされる場面も少なくありません。しかし、英語学習の場では、この「完璧さを求める」姿勢が大きな足かせになります。
このワークショップでは、「old, quiet, beautiful」のような3語から始めることを推奨しています。これは、語彙力に自信がない初級者でも、無理なく第一声を発することができるようにするための配慮です。大切なのは、複雑で高度な形容詞を使うことではなく、自分の内側から湧き上がる感覚を、知っている単語で表現することです。
少人数制と「正解のない」会話の設計
もう一つの工夫が、環境づくりです。ワークショップでは、参加者を3から4名程度の小グループに分ける「ブレイクアウトルーム」の時間を設けています。大勢の前では気後れしてしまう「たどたどしい英語」も、少人数の親密な空間であれば、気兼ねなく口にすることができるでしょう。
- 同じ作品を見ていても、感じ方は人それぞれです。
- ある人が「lonely(寂しい)」と感じたものを、別の人は「calm(穏やかだ)」と感じるかもしれません。
- この小さな「感じ方のズレ」こそが、「なぜ?」「どうしてそう思うの?」という自然な対話のきっかけを生み出します。
つまり、このワークショップの真の目的は、流暢な英語で美術評論をすることではありません。うまく言えなくても、自分の感覚が誰かに少しでも伝わった瞬間の「小さな達成感」を積み重ねること。その体験を通じて、英語を「伝えるための道具」として使う自信を育むことにあります。正解のない会話だからこそ、自由に、そして安心して参加できるのです。
題材となる杉本博司「絶滅写真」展について



このワークショップの題材である展覧会「杉本博司 絶滅写真」は、1970年の渡米以来ニューヨークを拠点に活動する、世界的に著名な現代美術作家の大規模な展覧会です。展覧会では、芸術の原点となる銀塩写真、約60点を通じて、作家活動の軌跡をたどることができます。
展覧会の内容と意義
この展覧会は、東京国立近代美術館(竹橋)で2026年9月13日(日)まで開催されています。杉本博司氏の作品は、時間や歴史、存在といった普遍的なテーマを深く探求することで知られており、その作品群は英語で感想を語る格好の題材と言えるでしょう。
ワークショップを主催するある英会話サービス企業は、この展覧会を題材に選んだ背景に、芸術鑑賞の面白さを挙げています。同じ作品を見ても、人によって感じ方は異なります。その「感じ方のズレ」こそが会話のきっかけとなり、自然と英語を話す意欲を引き出す仕掛けとなっているのです。
ワークショップと展覧会の連動キャンペーン
ワークショップの参加者だけでなく、より多くの方に展覧会を楽しんでいただくため、SNSを活用したキャンペーンも実施されています。これは、ワークショップの参加が難しい方でも興味を持っていただける機会です。
- プレゼント内容:「杉本博司 絶滅写真」展の鑑賞チケットを5組10名様に。
- 参加方法:①本ワークショップのイベント告知をシェアする。②東京国立近代美術館の展覧会情報を投稿する。この2つを実施し、ハッシュタグ #QQArtTalks を付けてください。
- 応募締切:2026年8月25日(火)23:59まで。
- 当選者にはSNSのダイレクトメッセージで通知されます。
このキャンペーンは、英語学習と美術鑑賞という2つの文化的体験を結びつける、ユニークな試みです。ワークショップに参加する前に展覧会を観に行くことも、ワークショップ後に改めて作品を鑑賞しに行くことも、いずれも学習体験をより豊かにしてくれるでしょう。
英語学習者にとってのメリットと活用法
このワークショップは、単なる「アート鑑賞会」や「オンライン英会話レッスン」ではありません。英語学習者が実践的なアウトプットの場として活用し、日常会話とは異なる「自分の意見を表現する」スキルを磨く貴重な機会です。ここでは、参加することで得られる具体的なメリットと、より実り多い参加のための準備方法を解説します。
実践的な英会話の場としての価値
最大の特徴は、教材ではなく「本物の文化コンテンツ」を通じて語り合うことにあります。興味関心が高いテーマについて話すため、モチベーションが自然と高まり、伝えたいという気持ちが英語を引き出します。
- 意見・感想の表現:「I think…」(私は〜だと思う)、「It looks…」(それは〜に見える)、「I feel…」(〜と感じる)といった基本フレーズを、実際の場面で繰り返し使う練習になります。
- 語彙の活性化:美術作品を前にすると、「quiet」(静かな)、「lonely」(寂しい)、「mysterious」(神秘的)など、感情や印象を表す形容詞が自然と頭に浮かびます。これを口に出すことで、語彙が「知識」から「使える言葉」へと変わります。
- 多様な視点に触れる力:同じ作品を見ても、感じ方は人それぞれです。他の参加者の「私はこう思った」という感想に耳を傾けることで、自分の表現の幅を広げるきっかけが得られます。
このワークショップの設計は「正解を求めない」ことにあります。最初の一言は「old, quiet, beautiful」のような3単語からで十分です。この「完璧を求めなくていい」という安心感が、特に初級者や、英語を話すことに躊躇いを感じる学習者にとって、大きな後押しとなります。
参加前に準備できること・心構え
「英語で話す」ことに少しでも不安があれば、事前の準備が自信につながります。以下のステップを参考に、気軽な気持ちで準備を始めてみましょう。
展覧会の公式サイトを覗いてみたり、美術家の作品画像を検索してみたりしましょう。どんな印象を受けるか、日本語で思いつく感想をメモしておきます。
メモした感想を英語に変換します。最初は短い単語やフレーズで構いません。例えば「古い感じがする」→「It looks old.」「なんだか寂しい」→「I feel lonely.」など。辞書で調べた単語を2〜3個、手元に用意しておくだけでも安心材料になります。
当日は「間違ってもいい」「完璧な文章で話さなくていい」と自分に言い聞かせましょう。ワークショップは少人数のグループに分かれるため、大勢の前で話すような緊張感は少なく、たどたどしい英語でも気兼ねなく発言できる環境です。カメラオフでの参加も可能なので、自分のペースで臨めます。
準備のポイントは「完璧」を目指さないことです。用意した単語がすべて使えなくても、他の参加者の言葉に耳を傾け、小さな「伝わった」という達成感を積み重ねることが、最も重要な学びとなります。
主催・QQEnglishについてと参加方法
このワークショップは、オンライン英会話サービスとフィリピン・セブ島での留学事業を展開する株式会社QQ Englishによって主催されます。同社は「世界への扉となること」をミッションに掲げ、オンライン英会話サービスを提供しており、世界累計で80万人以上の学習者が利用しています。英語学習サービスの提供にとどまらず、社会貢献活動など、グローバルなコミュニケーションを多角的に支援する事業を展開しています。このワークショップは、その一環として企画された文化と英語学習を結びつける独自の取り組みと言えるでしょう。
運営会社の背景
主催企業は、フィリピン人教師を正社員として採用する方針をとっています。この教師の質へのこだわりは、学習効果の高さにつながる重要なポイントです。また、子どもから大人まで幅広い学習者を対象としているため、このワークショップも初心者から気軽に参加できるよう設計されています。単なる語学サービスを超えた、文化体験としての英語学習の場を提供するという姿勢が、このイベントの根底にあります。
オンライン英会話とセブ島留学を両輪とする事業展開。教師の質と学習者への幅広いサポートを重視しており、このワークショップもその理念に基づいて企画されています。
具体的な申し込み手順
参加を希望する方は、以下の手順でお申し込みください。定員は20名と少人数制のため、興味を持たれた方はお早めの対応がおすすめです。
Peatixのイベントページから、無料チケットのお申し込みを行います。
申し込み後に、当日のオンライン会議室(Zoom)への参加用URLがメールで送付されます。
指定された日時に、受け取ったURLからZoomにアクセスして参加します。カメラはオフでの参加も可能です。
事前にZoomアプリをPCまたはスマートフォンにダウンロードしておく必要があります。また、イベント中は画面共有を行うため、PCやタブレットなど、大きめの画面での参加が推奨されています。主催者側ではZoomのインストールや操作方法に関する個別の設定サポートは行っていない点にご注意ください。
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