2026年9月17日、教育出版社の株式会社旺文社は、実用英語技能検定(英検)の過去問学習ができるWebサービス「受験生のための英検®カコモン」に、最新の過去問を追加したと発表しました。このサービスは、リニューアルされた試験形式を含む豊富な過去問と、一人でもできる二次試験対策を特徴としており、忙しい社会人や学生がスキマ時間を活用して効率的に合格力を養えるツールとして注目を集めています。
「受験生のための英検®カコモン」とは? スマホでできる過去問対策の決定版
英検準1級から3級までを対象としたWeb学習サービスです。PC、タブレット、スマートフォンで利用でき、豊富な過去問とAI採点機能で、合格に必要な実践力を身につけることができます。
このサービスでは、英検の一次試験と二次試験の過去問を、リニューアル形式を含めて最大9回分収録しています。これに旺文社編集部による予想問題を加えると、合計で最大11回分もの問題を利用できます。旺文社は英検対策書の売上で高い実績を持つ出版社であり、そのノウハウが凝縮された詳細な解説や解答・訳・スクリプトが付属している点が大きな強みです。
豊富な過去問と詳しい解説で実践力アップ
- 収録級:準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級
- 一次試験:リニューアル形式を含む過去問9回分、予想問題2回分(準2級プラスは公式サンプル問題含む)
- 解説:旺文社編集部による詳細な解答・訳・英文スクリプト付き
- 最新1回分の過去問は無料で利用可能
一人でもできる二次試験・S-CBT対策も充実
英語学習において、面接形式の二次試験は一人での対策が難しい分野です。しかし、このサービスでは自身の解答を録音し、模範解答例と聞き比べて学習することができます。これは、同じくスピーキングとリスニングを組み合わせた試験形式である英検S-CBTの対策にも有効です。特に、2025年度に新設された「準2級プラス」では、二次試験の予想問題も利用できるため、より万全な対策が可能となっています。
新規搭載の2025年度第2回過去問もAIが採点・添削
今回追加された最新の過去問も、同サービスが無料公開している「ライティングAI採点」機能で即座に採点・添削を受けることができます。この機能は、英語学習の中でも特に一人では評価が難しく、対策に苦労するライティングに特化したサポートを提供するもので、2026年9月時点で8万件以上の採点実績を積んでいます。
ライティングAI採点では、問題形式を選択して解答を入力するだけで、AIが即座に採点してくれます。単なる点数だけでなく、スコアアップを狙って作られた独自の評価基準に基づいた具体的な改善アドバイスも提示されるため、自分の書いた英文のどこをどう直せば良いのかが明確にわかります。
一般的なAI翻訳や校正ツールとは異なり、このサービスが提供するAI採点は、実用英語技能検定の出題傾向や評価基準を詳細に学習・分析した上で構築されています。そのため、「内容」「構成」「語彙」「文法」といった英検ライティングの採点観点に沿った、より実践的で合格に直結するフィードバックを得ることができる点が大きな特徴です。
この反復学習による効果は、サービスの利用データからも裏付けられています。旺文社の調査によると、学習開始時に同社が設定する合格水準に達していなかったユーザーが、同じライティング課題をAI採点を活用して解き直した結果、3回目の採点時には初回と比べて平均で1.55点から2.34点(16点満点)のスコア向上が見られたといいます。
この数値は、ライティングが苦手な学習者ほど、フィードバックに基づく「書く→直す」というプロセスを繰り返すことが、着実なスコアアップにつながることを示唆しています。英検の一次試験では、ライティングの配点が全体の3分の1を占める級もあり、この分野の克服は合否を分ける重要なカギとなります。
- 対象: 準1級、2級のライティングで、学習開始時に合格水準未達だったユーザー
- 方法: 同一問題をライティングAI採点で繰り返し学習
- 結果: 3回目の採点時、初回比で平均1.55〜2.34点(16点満点)の得点向上
- 傾向: 多くのユーザーが、3回目までに合格水準と同等のスコアに到達
スマートフォンやタブレットでいつでも利用できるこのサービスは、通勤中やスキマ時間を活用した反復学習に最適です。最新の過去問を使ってライティング力を鍛え、AIの具体的なアドバイスを参考にしながら、効率的に合格力を高めていく学習スタイルが可能になります。
英検ライティング対策の重要性と独学の課題
英検合格を目指す学習者にとって、ライティングは極めて重要なセクションです。なぜなら、一次試験全体の配点の約3分の1を占めるため、ライティングの出来が合否を大きく左右するからです。準1級や2級では、与えられたトピックについて自分の意見を述べる英作文や英文要約が課され、高度な論理的思考力と語彙力が求められます。
一般的に、英検の一次試験はリーディング、リスニング、ライティングの3技能で構成され、多くの級でライティングの比重は約3分の1と高く設定されています。特に上級になるほど、単なる文法の正確さだけでなく、内容の一貫性、論理の展開、豊富な語彙の使用が高スコア獲得の鍵となります。このため、独学では「何が良い解答なのか」という基準を掴むこと自体が最初のハードルとなります。
しかし、多くの独学者が直面するのが「添削」の壁です。自分で英文を書いても、その内容が採点基準に沿っているのか、文法や構文に間違いはないのか、自分自身で客観的に評価し、改善点を見つけ出すのは非常に難しいことです。参考書の模範解答を読むだけでは、なぜ自分の解答がそのスコアになるのか、具体的にどこをどう直せばよいのかが分かりづらいのが実情です。
従来、この課題を解決するには、学校や塾の先生に添削を依頼するか、有料のオンライン添削サービスを利用する方法がありました。しかし、いずれも時間がかかる、費用がかさむ、といったデメリットがあり、気軽に何度も練習できる環境は限られていました。そこで、近年注目されているのが、AI(人工知能)を活用した即時採点・添削サービスです。これらは、低コストかつ24時間いつでも自分のペースでライティング練習を繰り返せるという点で、独学者にとって強力な味方になり得るツールです。
株式会社旺文社が提供するサービス「受験生のための英検®カコモン」のライティングAI採点機能では、2026年9月時点で8万件を超える採点実績があり、同社の調査によると、学習開始時に独自の合格水準に達していなかったユーザーが、同じ課題を解き直した3回目の採点時には、初回比で平均1.55点から2.34点(16点満点中)の得点向上を達成したというデータがあります。これは、AIによる具体的なアドバイスが、独学でのライティング力向上に一定の効果を示す一例と言えるでしょう。
サービスの詳細と効果的な活用ポイント
このサービスを利用するには、無料の「旺文社まなびID」への会員登録が必要です。初回ログイン後は24時間の無料トライアル期間が設けられており、その後も無料会員として一部の機能を引き続き使用できます。特に、最新1回分の過去問は無料で利用できるため、まずはサービスの使い勝手や問題の質を実際に試してみるのがおすすめです。
| プラン | 税込価格(自動購読継続) |
|---|---|
| 1か月プラン | 1,800円 |
| 6か月プラン | 9,600円 |
| 12か月プラン | 18,000円 |
有料プランは上記の通りで、学習期間に応じて選ぶことができます。6か月や12か月の長期プランを選択すると、月額換算で割安になるのが特徴です。
このサービスを最大限に活用するためのポイントは、AI採点機能を積極的に使った「解き直し学習」にあります。ライティング問題では、一度書いただけで満足せず、AIからのアドバイスを元に英文を修正し、繰り返し提出してフィードバックを得ることで、確実にスコアを伸ばすことができます。同社の調査によると、ライティングAI採点を活用して同じ課題を解き直すことで、得点向上の傾向が見られたとのことです。
まずは本番を想定して、リーディングやリスニングを含む一次試験全体を時間内に解き、自分の現在地を把握します。
ライティング解答を入力し、AI採点機能で即時に評価と具体的な改善アドバイスを受け取ります。
AIが指摘した文法ミスや論理構成の弱点を修正し、同じ問題で再度採点を受けます。この繰り返しが得点力向上の鍵です。
過去問演習とAI添削を組み合わせ、時間配分も意識しながら本番同様の練習を積むことが、効率的な学習と合格への近道となります。特に配点の高いライティングセクションは、独学では難しい客観的な評価をこのサービスで補うことで、弱点を克服し、総合得点を底上げできるでしょう。
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