英語でレストランを完全制覇!予約から注文・会計・トラブル対応まで使えるフレーズ完全ガイド

海外旅行や留学先でレストランに入るとき、「英語でうまく伝えられるか不安…」と感じたことはありませんか?実は、レストランで使う英語はパターンが決まっています。最初の一言さえ押さえておけば、入店から着席までスムーズに進められます。このガイドでは、予約・入店・席の希望まで、場面ごとに使えるフレーズをまとめて紹介します。

目次

【STEP 1】予約する・入店する――最初の一言で印象が決まる

電話・オンラインで予約するときのフレーズ

電話予約の基本構文は 「I’d like to make a reservation for ~.」 の一文です。「~」には人数・日時を入れるだけで完成します。以下のステップで会話の流れを確認しましょう。

STEP
予約の意思を伝える

I’d like to make a reservation for four people this Saturday at 7 p.m.
(今週土曜日の夜7時に4名で予約したいのですが。)

STEP
名前を伝える

The reservation is under Yamada. Could you spell that? Y-A-M-A-D-A.
(山田という名前で。スペルを言いますね。Y-A-M-A-D-A です。)

STEP
確認・特別リクエストを伝える

Could I request a window seat? / We have a food allergy — one guest is allergic to nuts.
(窓際の席をリクエストできますか?/ナッツアレルギーのゲストが1名います。)

STEP
予約を変更・キャンセルする

I’d like to change / cancel my reservation. It’s under Yamada for Saturday at 7.
(予約を変更/キャンセルしたいのですが。土曜日7時、山田名義です。)

予約なしで入店するときの定番表現

飛び込みで入店する場合は、まず席の空き状況を確認しましょう。待ち時間が発生するときは 「How long is the wait?」 と聞くのが定番です。

シチュエーション使えるフレーズ日本語訳
席の空きを確認Do you have a table for two?2名で席はありますか?
予約なしと伝えるWe don’t have a reservation.予約はしていません。
待ち時間を聞くHow long is the wait?どのくらい待ちますか?
待つ意思を示すWe’re happy to wait.待ちます。
別の時間帯を提案してもらうIs there an earlier / later time available?もっと早い/遅い時間はありますか?

席の希望を伝える(窓際・禁煙・人数変更など)

席の希望は 「Could we have ~?」または「We’d prefer ~.」 で簡潔に伝えられます。よく使う希望表現をまとめました。

  • 窓際の席:Could we have a table by the window?
  • テラス席:We’d prefer a table on the terrace.
  • 禁煙席:Could we sit in the non-smoking section?
  • 静かな席:Could we have a quieter table?
  • ハイチェア希望:We’ll need a high chair for a toddler.
  • 人数変更:We’re actually three now — one more person joined us.
希望が通らないときの一言

希望の席が空いていない場合は “That’s okay, anywhere is fine.” (どこでも大丈夫です)と一言添えると、スタッフへの配慮が伝わり印象がよくなります。無理に押し通そうとせず、柔軟に対応する姿勢を示しましょう。

【STEP 2】メニューを読む・注文する――「これください」を卒業しよう

入店して席についたら、いよいよ注文です。「This one, please.」だけで乗り切ってきた方も多いはず。でも実は、注文フレーズにはレベル差があり、丁寧な表現を使うだけで店員さんとのやり取りがぐっとスムーズになります。まずはおすすめを聞くところから始めましょう。

注文前に確認したいときのフレーズ(おすすめ・人気メニューを聞く)

メニューを渡されてもわからない料理名が並ぶことはよくあります。そんなときは遠慮せず店員に聞いてみましょう。以下のフレーズが役立ちます。

日本語英語フレーズ発音のポイント
おすすめは何ですか?What do you recommend?リコメンド(末尾を上げ気味に)
人気メニューは何ですか?What’s popular here?ポピュラー ヒア
このお店の名物は?What’s the specialty of the house?スペシャルティ
もう少し考えてもいいですか?Can I have a few more minutes?キャナイ ハヴァ フュー
まだ決まっていませんI’m not ready to order yet.アイム ナット レディ

料理を注文する基本構文と丁寧な言い回し

注文フレーズには丁寧さのレベルがあります。カジュアルな場面では「Can I get ~?」でも問題ありませんが、少し格式のあるレストランでは「I’d like ~」を使うとより好印象です。

注文フレーズの丁寧さレベル
  • カジュアル: Can I get the pasta? (パスタをもらえますか?)
  • 標準: I’ll have the pasta. (パスタにします)
  • 丁寧: I’d like the pasta, please. (パスタをいただけますか)

セットメニューやコースを選ぶ場合は、「I’d like the set menu with the soup as my appetizer, the steak as my main, and the chocolate cake for dessert.」のようにまとめて伝えると、店員も聞き取りやすくなります。

調理法・焼き加減・トッピングを細かく指定する表現

ステーキの焼き加減やドレッシングの指定など、細かいリクエストも英語で伝えられると食事の満足度がぐっと上がります。「with ~ on the side」は「~を別添えで」という意味で、ドレッシングやソースを別皿にしたいときに使える便利表現です。

指定内容英語フレーズ
レアI’d like it rare.
ミディアムMedium, please.
ウェルダンWell-done, please.
ドレッシング別添えCan I have the dressing on the side?
チーズ抜きでCan I have it without cheese?
ソースを追加でCan I get extra sauce?
会話例:店員とのやり取り

Staff: Are you ready to order? / You: Yes. I’d like the ribeye steak, medium, please. And can I have the dressing on the side? / Staff: Of course! And would you like any appetizers? / You: I’ll have the Caesar salad to start.

「to start」は「最初に(前菜として)」という意味。「for starters」とも言えます。コース料理の流れを意識した自然な表現です。

【STEP 3】アレルギー・食の制限を正確に伝える――命に関わる大事な一言

食物アレルギーは、最悪の場合アナフィラキシーショックを引き起こす命に関わる問題です。海外のレストランでは、遠慮せず必ず事前に申告しましょう。

アレルギーを申告する必須フレーズ

アレルギーを伝える表現は大きく2パターンあります。どちらも覚えておくと安心です。

  • I have a nut allergy.(ナッツアレルギーがあります)
  • I’m allergic to shellfish.(貝類にアレルギーがあります)
  • I have a severe allergy to peanuts.(ピーナッツに重篤なアレルギーがあります)

特に深刻な場合は 「severe allergy(重篤なアレルギー)」という言葉を必ず加えましょう。スタッフの対応が格段に変わります。「I have a severe allergy. It can be life-threatening.(命に関わる可能性があります)」と添えると、より確実に伝わります。

主要アレルゲンの英語表現

以下の単語を「I’m allergic to ~.」に当てはめて使いましょう。

  • peanuts(ピーナッツ)/ tree nuts(木の実類)
  • dairy / milk(乳製品)/ eggs(卵)
  • gluten / wheat(小麦・グルテン)
  • shellfish(貝類)/ seafood(魚介類全般)
  • soy(大豆)/ sesame(ごま)

ベジタリアン・ヴィーガン・宗教上の食事制限を伝える表現

食の制限はアレルギーだけではありません。宗教や信条に基づく制限も、きちんと伝えることが大切です。

制限の種類使えるフレーズ
ベジタリアンI’m vegetarian. / I don’t eat meat.
ヴィーガンI’m vegan. I don’t eat any animal products.
ハラールI eat halal food only. I don’t eat pork or alcohol.
コーシャI keep kosher. Do you have kosher options?
グルテンフリーI need gluten-free options. I can’t eat wheat.

「〇〇は入っていますか?」と成分を確認する方法

料理を注文する前に、「Does this contain ~?」や「Is there any ~ in this dish?」で成分を確認する習慣をつけましょう。シェフに直接確認してもらうよう頼むことも重要です。

成分確認の会話例

You: Does this dish contain any nuts?(この料理にナッツは入っていますか?)

Staff: Let me check with the kitchen for you.(厨房に確認してまいります)

You: Could you ask the chef to make it without dairy?(乳製品なしで作ってもらえますか?)

Staff: Of course. I’ll let them know.(承知しました。伝えておきます)

食の制限を伝えることは「わがまま」ではありません。海外では食事制限への理解が広く浸透しており、スタッフも丁寧に対応してくれます。遠慮せず、はっきり伝えることが自分を守る第一歩です。

【STEP 4】食事中の追加・変更・困ったときのフレーズ

注文が終わっても、食事中に「やっぱり別の料理に変えたい」「料理に問題がある」といった場面は珍しくありません。このSTEPでは、追加・変更・トラブル対応まで、食事中に使えるフレーズをまとめて解説します。

追加注文・料理の変更をお願いするときの表現

注文後に「もう一品追加したい」「やはり別のものにしたい」と思ったときに使えるフレーズです。丁寧な依頼形を使うと、スムーズに対応してもらえます。

シーンフレーズ意味
追加注文Could I also order the soup, please?スープも追加で注文できますか?
注文変更Can I change my order to the pasta?パスタに変更できますか?
キャンセルI’d like to cancel my order for the salad.サラダの注文をキャンセルしたいのですが。

「Could I」や「I’d like to」を使うと、「Can I」よりもワンランク丁寧な印象を与えられます。

料理のトラブルを丁寧に伝えるクレームフレーズ

海外のレストランでは、注文と違う料理が来たり、火の通りが不十分だったりすることがあります。感情的にならず、落ち着いた言葉で伝えることが大切です。以下のステップで対応しましょう。

STEP
問題を穏やかに伝える

Excuse me, I think there might be a mistake with my order. / I’m sorry, but this isn’t what I ordered.

STEP
具体的な状況を説明する
  • 生焼け: This chicken seems undercooked.
  • 異物混入: I found something in my dish.
  • 注文と違う: I ordered the steak, not the fish.
STEP
解決策をリクエストする
  • 作り直し: Could you bring me a new one, please?
  • 返金: Could I get a refund for this dish?
トラブル会話例

Guest: Excuse me, I think there might be a mistake. I ordered the salmon, but this looks like tuna.

Staff: I’m so sorry about that. I’ll bring the correct dish right away.

Guest: Thank you. Could you also let the kitchen know to hurry? We’ve been waiting for a while.

店員を呼ぶ・水やソースをお願いする日常会話

「Excuse me」だけが店員を呼ぶ方法ではありません。状況に応じた一言を使い分けると、よりスマートに見えます。また、水や調味料を追加でもらうときも、一言添えるだけで印象がぐっとよくなります。

  • 店員を呼ぶ: Pardon me! / Could I get some help over here?
  • 水をお願いする: Could I have some water, please?
  • ソース・調味料: Could you pass me the ketchup? / Do you have any hot sauce?
  • ナプキン追加: Could I have an extra napkin, please?
  • 料理が遅い: We’ve been waiting for about 20 minutes. Could you check on our order?
  • 料理が早すぎる: Could you hold the next course for a few minutes? We’re not ready yet.
ポイントまとめ
  • 追加・変更は「Could I」「I’d like to」で丁寧に依頼する
  • クレームは「I think there might be…」と柔らかく切り出し、解決策まで伝える
  • 店員を呼ぶときは「Pardon me」も使える。水や調味料は「Could I have…?」で一言添えるだけでOK

【STEP 5】会計する・チップを払う――スマートに退店するための英語

食事を楽しんだあとは、スムーズに会計を済ませて気持ちよく退店したいところ。会計・チップ・割り勘の表現をしっかり押さえておくと、最後まで余裕ある対応ができます。

会計をお願いするフレーズと支払い方法を伝える表現

会計を頼むとき、アメリカでは「check(チェック)」、イギリスでは「bill(ビル)」という単語を使うのが一般的です。どちらの表現も通じますが、現地に合わせて使えるとよりスマートです。

場面フレーズ備考
会計を頼む(米)Could we have the check, please?丁寧で一般的
会計を頼む(英)Can I get the bill?英国・豪州でよく使う
カード払いI’d like to pay by credit card.debit cardも同様に使用可
現金払いI’ll pay in cash.シンプルな表現
領収書をもらうCould I have a receipt, please?経費精算に必須
お釣りがおかしいI think the change is incorrect.丁寧に指摘できる

QRコード決済は海外では普及度が地域によって大きく異なります。事前に「Do you accept QR code payments?」と確認しておくと安心です。

割り勘・別々払いを申し出るときの言い方

グループで食事をしたときに割り勘や別々払いを希望する場合は、注文前か会計時に伝えましょう。直前に伝えると対応してもらえないこともあるため、早めの一言が肝心です。

  • We’d like to pay separately. ― それぞれ別々に払いたいです
  • Can we split the bill? ― 割り勘にできますか?
  • Can you split it three ways? ― 3人で均等に分けてもらえますか?
  • I’ll take care of the whole bill. ― 私がまとめて払います

チップの相場と渡し方・断り方のマナー

チップの文化は国によって大きく異なります。チップが「義務」に近い国と、そもそも不要な国があるため、渡航先のルールを事前に確認しておくことが大切です。

チップ文化の国別早見表
  • アメリカ・カナダ: 食事代の15〜20%が目安。事実上のマナーとして定着
  • イギリス: 10〜15%が目安。サービス料が含まれている場合は不要
  • オーストラリア: 任意。10%程度が一般的な目安
  • 日本・韓国・中国: 基本的に不要。渡すと逆に失礼になる場合もある
  • ヨーロッパ各国: 国によって異なる。フランスやドイツは端数を切り上げる程度でOK

カードで支払う場合、伝票にチップ欄(Tip / Gratuity)が印刷されていることがほとんどです。金額を記入して合計欄(Total)にも合算した数字を書き、サインまたはPINを入力して完了です。現金チップはテーブルに置いて退席するのが一般的なスタイルです。

チップにまつわる豆知識

アメリカでは「サービスが悪かったからチップを渡さない」という行為は、スタッフへの強いメッセージになります。チップはスタッフの賃金の一部を補う文化的背景があるため、よほどのことがない限り最低限のチップを渡すのがマナーとされています。

まとめて復習!シーン別フレーズ早見表&丸ごと使える会話シミュレーション

ここまで紹介してきたフレーズを、旅行前にサッと確認できるチートシートとしてまとめました。出発前にこのページをブックマークしておけば、現地でも迷わず使えます。会話シミュレーションと練習法もあわせて確認しましょう。

入店〜退店まで全フレーズ早見表

シーン英語フレーズ日本語の意味
予約・入店I have a reservation for two.2名で予約しています。
予約・入店Do you have a table for three?3名席はありますか?
注文I’d like to order, please.注文をお願いします。
注文What do you recommend?おすすめは何ですか?
注文I’ll have the steak, please.ステーキをお願いします。
アレルギーI’m allergic to nuts.ナッツアレルギーがあります。
追加・変更Could I have some more water?お水をもう少しいただけますか?
追加・変更Could I change my order?注文を変更できますか?
トラブルThis is not what I ordered.注文したものと違います。
会計Could we have the check, please?お会計をお願いします。
支払いCan we split the bill?割り勘にできますか?
チップKeep the change.おつりはいりません。

実践!ひとり旅編・グループ旅行編の会話シミュレーション

ひとり旅編:入店から会計まで

Staff: Good evening! Do you have a reservation?
You: No, I don’t. Do you have a table for one?
Staff: Of course! Right this way.
You: Thank you. What do you recommend today?
Staff: The grilled salmon is very popular.
You: Great, I’ll have that. And a glass of water, please.
—(食後)—
You: Could I have the check, please?
Staff: Sure! Here you go.
You: Can I pay by credit card?
Staff: Yes, of course.

グループ旅行編:アレルギー申告+割り勘

You: Hi, we have a reservation for four under Tanaka.
Staff: Welcome! Please follow me.
You: Before we order, one of us is allergic to shellfish. Is that okay?
Staff: Of course, I’ll let the kitchen know.
You: Thank you. We’d like to order now.
—(食後)—
You: Could we have the bill, please? We’d like to split it four ways.
Staff: Sure, I’ll bring separate checks.

レストラン英語を上達させるための練習法

フレーズは「知っている」だけでなく「口から自然に出る」状態にすることが大切です。以下の3ステップで繰り返し練習しましょう。

STEP
音読で口を慣らす

早見表のフレーズを声に出して読みましょう。発音を意識しながら1日5〜10フレーズを繰り返すだけで、口が自然に動くようになります。

STEP
シャドーイングでリズムをつかむ

英語の音声を聞きながら、0.5秒遅れで真似して話すシャドーイングが効果的です。ネイティブのテンポやイントネーションが自然に身につきます。

STEP
ロールプレイで実戦感覚を養う

上記の会話シミュレーションを使い、スタッフ役と客役を交互に演じてみましょう。友人や語学パートナーと行うと、より実践的な練習になります。

完璧な英語でなくても大丈夫!

文法が多少間違っていても、相手に伝わることの方がずっと大切です。笑顔とジェスチャーを組み合わせれば、シンプルな一言でも十分に通じます。まずは「I’d like…」「Could I…」の2パターンを使いこなすことから始めてみてください。一歩踏み出す勇気が、英語力を一番伸ばします。

よくある質問(FAQ)

英語が聞き取れなかったとき、どう対応すればいいですか?

「Could you say that again, please?(もう一度おっしゃっていただけますか?)」や「Could you speak more slowly, please?(もう少しゆっくり話していただけますか?)」と伝えましょう。聞き返すことは失礼ではなく、むしろ丁寧なコミュニケーションの一部です。

メニューに知らない料理名が載っていたらどうすればいいですか?

「What is this dish?(この料理は何ですか?)」や「What’s in this?(何が入っていますか?)」と聞いてみましょう。スタッフが丁寧に説明してくれます。写真付きメニューがあれば指差しで確認するのも有効です。

チップを渡すタイミングがわかりません。いつ渡せばいいですか?

現金チップは食事を終えて退席する直前にテーブルに置くのが一般的です。カード払いの場合は伝票のチップ欄に金額を記入します。食事中に渡す必要はありません。

料理が出てくるのがとても遅い場合、どう伝えればいいですか?

「We’ve been waiting for about 20 minutes. Could you check on our order?(約20分待っています。注文を確認していただけますか?)」と穏やかに伝えましょう。感情的にならず、事実を伝えるだけで十分です。

テイクアウトをお願いするにはどう言えばいいですか?

「Could I get this to go?(これを持ち帰りにできますか?)」または「Can I have a takeout box?(持ち帰り用の容器をもらえますか?)」と伝えましょう。食べ残しを持ち帰る場合は「Could I have a box for the leftovers?」も使えます。

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