前置詞『since』『for』『from』を完全使い分け!「〜から・〜間」の起点と期間を正確に伝える英語表現の徹底ガイド

「3年前からずっと英語を勉強しています」を英語にするとき、sincefrom のどちらを使えばいいか、迷ったことはありませんか? あるいは「2時間勉強した」という文で for を使うのか since を使うのか、ふと自信がなくなった経験はないでしょうか。じつはこの3つの前置詞、日本語の「〜から」や「〜間」という訳語だけで覚えようとすると、必ずどこかで混乱します。正確に使い分けるには、それぞれが「時間軸のどこを指しているか」というイメージから理解することが近道です。

目次

まず「時間軸」で整理する——since・for・from の根本的な違い

「点」から現在まで続く since のイメージ

since は、過去の特定の「点」から現在まで矢印が伸びている前置詞です。「あの時点から今もずっと〜している」という、現在との繋がりが必ずセットになります。そのため、since は現在完了形(have/has + 過去分詞)と一緒に使われるのが基本です。「since 2020」「since last Monday」のように、起点となる具体的な時点を指定します。

「幅(長さ)」だけを表す for のイメージ

for が表すのは「期間の長さ(幅)」だけです。時間軸のどこに位置しているかという情報は持ちません。「for three hours(3時間)」「for a week(1週間)」のように、数値や数量で表せる長さを示します。現在完了形とも過去形とも、さらには未来形とも組み合わせて使えるのが for の特徴です。

「出発点」を示すだけの from のイメージ

from は「どこから始まるか」という出発点を示すだけで、現在との繋がりも期間の長さも持ちません。終点を示したい場合は「from A to B」のように tountil と組み合わせる必要があります。「from 9 a.m. to 5 p.m.(午前9時から午後5時まで)」のように、範囲の始点と終点をセットで示す使い方が典型的です。

3つを並べた時間軸ビジュアルで一気に理解する

時間軸イメージ図(テキスト版)

【since】 過去の点 ——–> 現在(矢印が現在まで伸びる)

【for】    [===幅===]  (時間軸上の位置は問わない)

【from】 出発点 –>(終点は別途 to / until で指定)

日本語の「〜から」は since にも from にも対応するため、日本語訳だけで判断すると誤用が起きやすいです。「今も続いているか」「長さを言いたいか」「始点だけを示したいか」で使い分けましょう。

前置詞示すもの現在との繋がりよく使う時制
since過去の起点 → 現在必須現在完了形
for期間の長さ(幅)不問現在完了・過去・未来
from出発点のみなし時制を問わない

この3つの根本的な違いを頭に入れておくだけで、以降の具体的な使い分けがぐっとクリアになります。次のセクションからは、それぞれの前置詞を実際の例文を使いながらさらに深掘りしていきましょう。

since の正しい使い方——現在完了形との切っても切れない関係

since は「現在完了形の相棒」——なぜ過去形と組み合わせられないのか

since が表すのは「過去のある時点から、現在までずっと続いている」という状態です。つまり since を使う文には、「今もその状態が続いている」という現在とのつながりが必ず含まれています。この「現在とのつながり」を文法的に表現できるのが現在完了形(have + 過去分詞)や現在完了進行形(have been + -ing)です。だから since と現在完了形はセットで使われるのです。

「I studied English since last year.」のように過去形と組み合わせるのは誤りです。過去形は「現在とは切り離された過去の出来事」を表すため、since の「今も続いている」というニュアンスと矛盾してしまいます。

since の後ろに来るのは「時点」——具体例で確認する

since の後ろに置けるのは、「いつ始まったか」を示す時点です。「どのくらいの長さか」という期間の長さは置けません。

since の後ろに置けるもの(時点)
特定の時刻・曜日・日付since 9 a.m. / since Monday / since last Friday
特定の年・季節・出来事since last year / since summer / since the accident
節(S + V)since I was a child / since we moved here

since 節(since + S + V)の使い方

since の後ろには「節(主語+動詞)」を続けることもできます。この形は日常会話でも試験でも頻出です。since 節の動詞は過去形を使い、主節は現在完了形にするのが基本パターンです。

since 節の基本パターン

I have loved music since I was a child.(子どものころからずっと音楽が好きです)

She has been working here since she graduated from university.(大学を卒業してからずっとここで働いています)

よくある誤用パターン:since three years / since a long time

「3年前から」を英語にしようとして since three years と書いてしまうのは、日本人学習者に非常に多い誤りです。since の後ろは「時点」、for の後ろは「期間の長さ」——この区別が使い分けの核心です。

  • I have studied English since three years. (誤)
  • She has lived here since a long time. (誤)
  • I have studied English for three years. (正:期間には for)
  • She has lived here for a long time. (正:期間には for)
since の後ろに数字は来ないの?

「数字=期間の長さ」であれば since は使えません。ただし「since 2010」のように特定の年を指す場合は時点なので正しい使い方です。「3年間」のような期間の長さを表す数字には for を使いましょう。

TOEIC・英検ではどう問われる?

空所補充問題で「_____ three years」のように空欄に since か for を入れる形が典型的です。また、現在完了形の文中で since か for のどちらが適切かを選ぶ問題も頻出です。後ろが「時点か期間か」を瞬時に見極める習慣をつけておきましょう。

for の正しい使い方——「期間の長さ」を表す万能な前置詞

for のルールはシンプルです。for の後ろには必ず「どのくらいの長さか」を示す表現が来ます。「3年間」「2時間」「長い間」のように、期間の長さを数値や量で表せる表現であれば、for と組み合わせることができます。逆に「昨日」「特定の年」「月曜日」のような「時点」を表す言葉は for の後ろには置けません。この1点を押さえるだけで、for の使い方はほぼ完璧になります。

for の後ろには必ず「期間の長さ」——数値表現のパターン一覧

for の後ろに置ける表現には、次のようなパターンがあります。

カテゴリ日本語訳
具体的な数値for three years3年間
具体的な数値for two hours2時間
具体的な数値for six months6か月間
あいまいな長さfor a long time長い間
あいまいな長さfor a whileしばらくの間
あいまいな長さfor agesずっと長い間
単数の期間for a week1週間
単数の期間for a day1日間

for は現在完了形だけじゃない——過去形・未来形でも使える

for は「期間の長さ」を示す前置詞であり、特定の時制に縛られません。現在完了形との組み合わせが有名ですが、過去形や未来表現でも自然に使えます。

I have lived here for ten years.(現在完了形:今もここに住んでいる)
I lived there for five years.(過去形:もうそこには住んでいない)
I will stay for a week.(未来形:1週間滞在する予定)

since との違いはここに表れます。since は「現在まで続いている」ことを前提とするため、過去形とは組み合わせられません。一方 for は時制を問わず使える点が大きな特徴です。

for と during の違い——「期間」の前置詞どうしの使い分け

for vs during の使い分けポイント

for の後ろ:「長さ」を表す表現(three hours / a week など数値・量)

during の後ろ:「期間の名前」を表す表現(the meeting / the holidays / summer など特定の期間を指す名詞)

たとえば「会議の間、彼は黙っていた」は during the meeting、「3時間、彼は黙っていた」は for three hours と表現します。during の後ろには「その期間がいつかわかる名詞」が来るのに対し、for の後ろには「どのくらいの長さかを示す量的な表現」が来ると覚えておきましょう。

よくある誤用パターン:for since の混同、for yesterday

for の誤用で特に多いのが、「時点」を後ろに置いてしまうパターンです。「昨日から」を表そうとして for yesterday と書いてしまうケースがありますが、これは成立しません。yesterday は「時点」であり「長さ」ではないからです。

  • I have studied English for 2020. (時点は置けない)
  • I was tired for yesterday. (yesterday は時点)
  • I have lived here since three years. (since の後ろに長さは置けない)
  • I have studied English since 2020. (時点には since)
  • I was tired yesterday. (前置詞不要)
  • I have lived here for three years. (長さには for)

「for = 長さ、since = 時点」この対比を常に意識することが、混同を防ぐ最短ルートです。for の後ろに「数えられる長さ」が来るかどうかを確認する習慣をつけましょう。

from の正しい使い方——「起点」を示す前置詞と from A to B 構文

from の核心は「出発点」——時間・場所・範囲すべてに使える

from が表すのは、シンプルに「ここがスタート地点」という情報だけです。from は起点を示すだけで、「今も続いている」「どこで終わるか」といった情報は一切含みません。終点を伝えたければ to や until を、現在との継続的なつながりを伝えたければ since を使う必要があります。この「from は起点のみ」という原則を押さえることが、使い分けの第一歩です。

from の守備範囲は非常に広く、時間・場所・範囲・原料など、あらゆる「出発点」を表せます。たとえば「The store opens from 10 a.m.」のように終点を省略することも可能ですが、これは文脈から「閉店まで営業している」と推測できるからです。一方で「I work from Monday.」だけでは不自然で、from Monday to Friday のように終点を示す必要があります。

from A to B で「AからBまで」——時間・距離・範囲の用法

用法例文意味
時間from Monday to Friday月曜日から金曜日まで
場所・距離from Tokyo to Osaka東京から大阪まで
範囲・レベルfrom beginner to advanced初級から上級まで
数値の範囲from 10 to 20 people10人から20人まで

from A to B は「AからBまで」という幅・範囲を表す万能構文です。時間・場所・レベルなど、スタートとゴールがある表現であれば何にでも使えます。英語の説明文やビジネス文書でも頻繁に登場するので、ぜひセットで覚えておきましょう。

from と since の使い分けを決定づける「時制のサイン」

from と since は「過去のある時点を起点にする」という点で似ていますが、使える時制がまったく異なります。since は現在完了形(have + 過去分詞)と組み合わせるのが原則。from は過去形・現在形・未来形すべてと自由に使えます。この時制の違いが、最大の判断基準です。

since vs from:時制で見分ける判断フロー

「現在完了形(have + 過去分詞)を使っている、または過去から今も続いている状態を表したい」→ since を使う

「過去形・現在形・未来形で使いたい、または単純に起点を示したい」→ from を使う

例: I have lived here since 2010.(現在完了形 → since)/ The class runs from 9 a.m. to 11 a.m.(現在形・起点と終点 → from)

from を使ったビジネス・日常表現の頻出フレーズ

from は単独でも慣用表現として多用されます。以下の定番フレーズは丸ごと覚えておくと実践で役立ちます。

  • from now on——これからは、今後は(例: From now on, I’ll study every day.)
  • from scratch——ゼロから、一から(例: We built the system from scratch.)
  • from time to time——時々(例: I check my notes from time to time.)
  • from A’s perspective——〜の観点から(例: From a learner’s perspective, this is helpful.)

from は「起点のみ」を示す前置詞。終点・継続・現在とのつながりは、to / until / since など他の語で補う——この役割分担を意識すると、from の使いどころが自然と見えてきます。

混同ミス一覧&瞬時に判断できる使い分けフローチャート

試験・実務で頻出の混同ミス TOP5

since・for・from の誤用には、はっきりとしたパターンがあります。「なぜ間違いなのか」を理解することが、正しい使い方を定着させる最短ルートです。よくある誤用を5つまとめました。

以下の誤用パターンをしっかり確認し、同じミスを繰り返さないようにしましょう。

誤用パターン1:since の後ろに「期間の長さ」を置く

I have been here since three years.

I have been here for three years.

since の後ろには「時点」が来ます。「3年間」は期間の長さなので for が正解です。

誤用パターン2:from の後ろに「期間の長さ」を置く

I lived here from ten years.

I lived here for ten years.

from は「起点」を示す前置詞です。「10年間」という期間の長さには使えません。for を使いましょう。

誤用パターン3:for の後ろに「時点」を置く

I worked here for last April.

I worked here since last April.

for の後ろには「長さ」が必要です。「先月」「昨年4月」などの時点には since を使います。

誤用パターン4:since を現在完了形以外で使う

I work here since 2010.

I have worked here since 2010.

since は「過去の時点から今も続いている」というニュアンスを持つため、原則として現在完了形(have + 過去分詞)と組み合わせます。

誤用パターン5:終点なしで from だけを使う

The store is open from 9 o’clock.

The store is open from 9 o’clock to 8 o’clock.

from 単体では「いつ終わるか」が伝わりません。終点を明示するには to または until をセットで使うのが自然な英語です。


3ステップで選べる!since・for・from 判断フロー

STEP
文の時制を確認する

現在完了形(have + 過去分詞)を使っているか確認します。現在完了形であれば since か for が候補になります。過去形や現在形であれば from か for を検討します。

STEP
前置詞の後ろが「時点」か「期間の長さ」かを見る
  • 「Monday」「last year」「noon」など時点 → since(現在完了形のとき)または from(起点を示すとき)
  • 「three hours」「a week」「a long time」など期間の長さ → for 一択
STEP
終点の明示が必要かどうかを判断する

起点だけを示したい場合は from、終点も伝えたい場合は from A to B の形にします。「今も続いている」ことを伝えたい場合は since を選びましょう。

判断フローのまとめ
  • 期間の長さ(three years など) → for
  • 時点 + 現在完了形 → since
  • 時点 + 起点のみ示したい → from(終点が必要なら to / until を追加)

穴埋め練習問題で理解を確認する(解答・解説つき)

TOEIC Part 5 や英検の文法問題に近い形式で練習しましょう。まず自分で答えを考えてから、解説を読むと効果的です。

  1. She has lived in Tokyo _____ five years. (A)since (B)for (C)from
  2. The meeting runs _____ 10 a.m. to noon. (A)since (B)for (C)from
  3. He has been a manager _____ last spring. (A)since (B)for (C)from
  4. I studied abroad _____ two semesters. (A)since (B)for (C)from
  5. The road is closed _____ Monday _____ Friday. (A)since / to (B)from / to (C)for / until
  6. We have not heard from him _____ the conference. (A)since (B)for (C)from
解答と解説
  1. 正解:(B) for /「five years」は期間の長さ。for の後ろに数値で示した期間が来る典型パターンです。
  2. 正解:(C) from /「from 10 a.m. to noon」で起点と終点をセットで示しています。from A to B の基本構文です。
  3. 正解:(A) since /「last spring」は時点。現在完了形 has been と組み合わさっているので since が正解です。
  4. 正解:(B) for /「two semesters」は期間の長さ。時制が過去形でも for は使えます。
  5. 正解:(B) from / to /起点と終点を示す from A to B の構文です。since は現在完了形と使うため不適切。for は期間の長さに使うため不適切です。
  6. 正解:(A) since /「the conference(その会議)」は過去の時点。現在完了形 have not heard と組み合わせて since を使います。

実践フレーズ集——since・for・from を使いこなすリアルな英文30選

ルールを頭で理解しても、実際に口から出てこなければ意味がありません。「使える英語」にするには、良質なフレーズを繰り返しインプットし、自分の言葉として定着させることが最短ルートです。以下の30文は、日常・ビジネス・試験の3カテゴリに分けて厳選しました。各フレーズに添えた注釈で「なぜこの前置詞なのか」を確認しながら読み進めてください。

日常会話で使えるフレーズ10選

「継続=since/for」「起点のみ=from」を意識しながら読むと、パターンが自然に身につきます。

英文日本語訳前置詞の理由
I’ve known her since we were kids.子どもの頃からずっと彼女を知っている。過去の起点から現在まで継続 → since
I slept for nine hours last night.昨夜は9時間眠った。期間の長さを数値で示す → for
The store is open from 10 a.m. to 8 p.m.その店は午前10時から午後8時まで営業している。開始時刻という起点のみ示す → from
She has lived here since last spring.昨春からここに住んでいる。特定の時点から現在まで継続 → since
We waited for over an hour.1時間以上待った。待った時間の長さ → for
The class runs from 9 to 11.授業は9時から11時まである。開始時刻という起点 → from
I haven’t eaten since breakfast.朝食以来何も食べていない。朝食という時点から現在まで継続 → since
He studied for three hours straight.彼は3時間ぶっ通しで勉強した。勉強した時間の長さ → for
The festival goes from Friday to Sunday.フェスティバルは金曜から日曜まで続く。開始日という起点 → from
I’ve been a fan since I was a teenager.10代の頃からのファンです。10代という過去の時点から現在まで継続 → since

ビジネスシーンで使えるフレーズ10選

メール・報告書・会議など実務の場面を想定したフレーズです。そのまま使える表現を厳選しました。

英文日本語訳前置詞の理由
We have been partners since the company was founded.創業以来、パートナーシップを続けています。創業という過去の時点から現在まで継続 → since
The project will run for six months.そのプロジェクトは6か月間実施される予定です。期間の長さを数値で示す → for
Working hours are from 9 to 6.勤務時間は9時から6時までです。勤務開始時刻という起点 → from
Sales have grown steadily since we launched the new line.新ラインを投入して以来、売上は着実に伸びています。投入という過去の出来事から現在まで継続 → since
Please allow for three business days for processing.処理に3営業日のお時間をいただいております。処理にかかる期間の長さ → for
The contract is valid from April 1st.契約は4月1日から有効です。契約開始日という起点のみ → from
We have been working on this issue for two weeks.この問題に2週間取り組んでいます。取り組んでいる期間の長さ → for
She has been in charge since the previous manager retired.前任マネージャーが退職して以来、彼女が担当しています。退職という過去の出来事から現在まで継続 → since
The discount applies from Monday.割引は月曜日から適用されます。割引開始日という起点のみ → from
The negotiation lasted for four hours.交渉は4時間続いた。交渉にかかった時間の長さ → for

TOEIC・英検頻出フレーズ10選

試験対策のポイント

選択肢問題では「現在完了形+since」「数値+for」「起点のみ+from」のセットで問われることが多いです。文の時制と一緒に確認する習慣をつけましょう。

英文日本語訳前置詞の理由
The company has expanded rapidly since it went public.上場以来、その企業は急速に拡大してきた。上場という過去の出来事から現在まで継続 → since
The seminar is scheduled for two hours.セミナーは2時間の予定です。セミナーの所要時間(数値)→ for
Prices have risen sharply since last year.昨年から価格が急激に上昇している。昨年という過去の時点から現在まで継続 → since
The exhibition will be held for three days.展示会は3日間開催される予定です。開催期間の長さ → for
Registration is available from the first of next month.来月1日から登録が可能です。登録開始日という起点のみ → from
He has not responded since the meeting ended.会議が終わって以来、彼から返答がない。会議終了という過去の出来事から現在まで継続 → since
The warranty is valid for one year from the date of purchase.保証は購入日から1年間有効です。期間の長さ+起点をそれぞれ示す → for / from
She has been absent from work since Monday.月曜日から仕事を休んでいる。月曜日という過去の時点から現在まで継続 → since
The training program lasts for five days.研修プログラムは5日間続く。プログラムの所要期間(数値)→ for
Submissions are accepted from 9 a.m. on the opening day.受付開始日の午前9時から提出を受け付けます。受付開始時刻という起点のみ → from

30文すべてに共通するのは、「継続しているか(since/for)」「起点だけを示すか(from)」という判断軸です。フレーズを丸暗記するだけでなく、この軸を意識して読み返すことで、応用力が格段に上がります。

よくある質問(FAQ)

since と for はどちらも現在完了形と使えますか?

はい、どちらも現在完了形と組み合わせられます。ただし使い分けは明確です。since の後ろには「いつから」を示す時点(last Monday、the accident など)を置き、for の後ろには「どのくらいの長さ」を示す期間(three years、a week など)を置きます。後ろに続く表現の種類で判断しましょう。

from と since はどちらも「〜から」と訳せますが、何が違うのですか?

最大の違いは「現在との継続的なつながり」があるかどうかです。since は「過去の時点から今もずっと続いている」状態を表し、現在完了形とセットで使います。from は単に「ここがスタート地点」という起点を示すだけで、現在との継続は含みません。「今も続いているか」を基準に判断すると迷いにくくなります。

「for a long time」と「since a long time ago」はどちらが正しいですか?

「for a long time」が正しい表現です。「a long time」は期間の長さを表すため、for と組み合わせます。「since a long time ago」は文法的には成立しますが、やや不自然な表現です。「I have known him for a long time.」のように for を使うのが自然な英語です。

TOEIC の試験では since・for・from はどのように出題されますか?

主に Part 5(短文穴埋め)で出題されます。典型的なパターンは、空欄の後ろが「時点か期間の長さか」を判断させる問題です。また、現在完了形の文中でどの前置詞が適切かを選ぶ問題も頻出です。文の時制と空欄後の表現の種類をセットで確認する習慣をつけておくと、素早く正解を導けます。

「from now on」はなぜ since ではなく from を使うのですか?

「from now on(これからは)」は「現在」を起点として未来に向かう表現です。since は「過去の時点から現在まで」の継続を表すため、未来に向かう方向性とは合いません。from は起点を示すだけで時制を問わないため、未来への起点としても使えます。この慣用表現はそのまま丸ごと覚えてしまうのが効率的です。

著者プロフィール

大学受験・英語資格試験塾講師。大学時代にアメリカへ1年間留学。卒業後は海外書籍を取り扱う出版社で編集職に6年間従事した後、英語教育の現場へ転身。大学受験生向けや、社会人の英語資格試験対策の講義を担当し、実践的で分かりやすい解説に定評がある。出版社時代に様々なジャンルの英語書籍を担当した経験から、法律から工学まで業界特有の英語表現やビジネス英語に関する幅広い知識を持つ。また、二児の母という立場から、実体験に基づいた子どもの英語教育に関する発信も行っている。

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