スタスタApps、先生と生徒で英作文をやり取りできる新機能を9月22日公開 ライティング指導の双方向化を実現

スタスタApps、先生と生徒で英作文をやり取りできる新機能を9月22日公開 ライティング指導の双方向化を実現

2026年9月15日、スタディスタジオ株式会社は、英検学習支援サービス「スタスタApps」において、先生と生徒が英作文のやり取りをより深められる新機能「講評共有」を、同年9月22日に公開すると発表しました。この機能は、AIによる自動採点を補完し、ライティング指導の双方向性を高めるものです。

目次

新機能「講評共有」で何ができるのか?

スタスタApps、先生と生徒で英作文をやり取りできる新機能を9月22日公開 ライティング指導の双方向化を実現

この新機能の核心は、先生と生徒の間で具体的なフィードバックと課題を共有し、改善のサイクルを回せることにあります。従来は先生がAI採点結果を見ながら個別にアドバイスを伝える必要がありましたが、この機能を通じて、指導の流れが一つのプラットフォーム内で完結します。

機能の流れを確認
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先生からの共有

生徒が提出した英作文とAI採点結果を確認した先生が、「理由をもう少し具体的に」などのコメントと、次の課題、期限を入力して生徒へ直接共有します。

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生徒からの返信

生徒は共有された講評を読み、理解した内容や質問を返信できます。例えば、「写真を友達に見せて話せることを理由に書きました」と回答し、修正意図を伝えることが可能です。

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書き直しと確認

生徒がアドバイスを基に書き直した答案を添付すると、その新たなAI採点結果を先生が確認できます。これにより、指導の効果を確認し、次のステップへとつなげられます。

先生用の内部メモと生徒向けコメントは用途別に管理できるため、指導の準備と実践が効率的に行えます。

この仕組みの利点は、単なる採点結果の共有を超えて、「なぜその修正が必要なのか」という思考過程のすり合わせが可能になる点にあります。生徒は受け身で評価されるだけではなく、自分の意図を説明することで能動的に学習に参加できます。先生にとっても、生徒の理解度をリアルタイムで把握し、個々のニーズに合わせた指導を深化させられるでしょう。

なぜこの機能が英検ライティング学習者に役立つのか?

AIによる自動採点は、文法や語彙の誤りを正確に指摘する強力なツールです。しかし、ライティング力の向上には、「なぜその表現が不適切なのか」「次はどういう点に気をつけて書けばいいのか」といった具体的なアドバイスが不可欠です。この新機能は、AIの客観的な分析と、人間の先生によるきめ細やかな指導を一つの流れの中で組み合わせることで、学習効果を大きく高めることを目指しています。

AI採点だけでは埋められない「指導の溝」

多くの学習支援ツールは、AIが「ここが間違っている」と指摘するまでで終わりがちです。学習者にとっては、「では、どう直すのがベストなのか?」「自分の意図はどう表現すれば伝わるのか?」という根本的な疑問が残ります。この溝を埋めるのが、先生からの具体的な講評です。

AI採点と先生の講評、それぞれの強み
AI採点の強み先生の講評の強み
文法・スペル・語法の誤りを即座に指摘論理構成や内容の具体性を評価・アドバイス
膨大なデータに基づく客観的な評価学習者の意図や成長段階に応じた個別指導
何度でも繰り返し採点可能「なぜダメなのか」「次はどうするのか」を言語化
採点基準のブレが少ない励ましやモチベーションの維持

新機能では、先生がAIの評価結果を踏まえつつ、「理由をもう少し具体的に」といった課題を生徒に直接提示できます。これは、一方的な添削ではなく、次の成長への具体的なステップを示す指導です。

継続的なフィードバックループの構築

ライティング力は、一度の添削では大きくは伸びません。「書く→評価される→改善する→また書く」というサイクルを継続的に回すことが重要です。この機能の真価は、そのサイクルを双方向で、かつ非同期で回せる点にあります。

先生の講評:「理由をもう少し具体的に書いてみよう。」
生徒の返信:「写真を友達に見せて話せることを理由に書きました。」

上記は発表資料で想定されていたやり取りの例です。生徒は単に指示を受けるだけでなく、自分の思考プロセス(「なぜその理由を選んだのか」)を先生に伝えることができます。先生はその返信を見て、生徒の理解度をより深く把握し、次の指導に活かせるのです。

学習者にとってのメリット
  • 自分の書いた英文に対して、AIの点数だけでなく「人」からの具体的なアドバイスが得られる。
  • 疑問点や意図をその場で質問・共有できるため、モヤモヤを残さずに学習を進められる。
  • 書き直し後の答案も先生が確認するため、改善が正しい方向かどうか確かめられる。
  • 塾や学校の授業時間外でも、質の高い指導の継続が可能になる。

特に、塾や学校の先生が担当する生徒の指導や、オンラインでの個人指導において、時間と場所の制約を超えて深い学びの場を提供できる点が、この機能の大きな意義と言えるでしょう。

先生と生徒はどのように連携する? 利用方法と対象

スタスタApps、先生と生徒で英作文をやり取りできる新機能を9月22日公開 ライティング指導の双方向化を実現

この新機能を利用するには、まず先生と生徒がサービス内で「連携」を確立する必要があります。生徒は自分のアカウントから先生コードを入力して連携を申請し、先生が承認すると担当生徒としてつながります。先生が閲覧できるのは、連携が有効な担当生徒の情報のみです。この仕組みにより、先生は承認した担当生徒の学習データのみを閲覧・指導できるため、プライバシー面でも安心です。

「先生コード」を用いた簡単な連携手順

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先生からコードを受け取る

生徒は、指導を受けたい先生から専用の「先生コード」を教えてもらいます。

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生徒がコードを入力して申請

生徒は自分のアカウント内で、そのコードを入力して連携を申請します。

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先生が申請を承認

先生側で申請内容を確認し、承認をすると、正式に担当生徒としてつながります。

この連携が完了すると、先生はその生徒が提出した英作文の答案やAI採点結果を確認できるようになり、今回の新機能「講評共有」を使って双方向の指導を開始できます。

利用環境と注意点

この機能は、スマートフォンやパソコンのWebブラウザー上で利用します。対応するアプリのインストールは不要で、インターネット環境さえあれば簡単にアクセスできます。

利用にあたっての注意点
  • AI採点の利用回数や精度、答案の履歴保存期間などは、生徒自身が契約しているサービスのプランによって異なります。先生が指導できる範囲は、生徒の利用プランに依存する部分があります。
  • 塾や学校などで一括導入を検討している先生方は、専用の案内ページから詳細な条件や方法について問い合わせる必要があります。

このように、機能の利用にはいくつかの前提条件がありますが、基本的な連携手順はシンプルに設計されています。先生と生徒の間で円滑に学習サイクルを回すための、最初の一歩として活用できるでしょう。

英検ライティング力を伸ばすための効果的な活用法

先生と生徒で英作文を効果的にやり取りするこの新機能は、単に答案を添削するだけでなく、学習プロセスそのものを共有し、対話を通じて理解を深めるツールとして活用できます。学習者と指導者、それぞれの視点から効果的な使い方を考えてみましょう。

学習者側の活用ポイント:受け身にならない

この機能を最大限に活用するには、学習者が受け身にならない姿勢が重要です。AIによる採点結果と先生からの講評を照らし合わせ、なぜそのような指摘があったのかを自分で考える習慣をつけましょう。

  • 講評に対しては、理解できたこと、疑問に思ったことを積極的に返信する。
  • 例えば、「理由をもう少し具体的に」というアドバイスに対し、「写真を友達に見せて話せることを理由に加えました」のように、自分の考えを説明してみる。
  • 書き直しの際は、単に誤りを修正するだけでなく、講評で指摘された「次の課題」を意識して文章を構成する。

このような双方向のやり取りによって、単なる答案の「直し」を超えて、「なぜその表現が良いのか、悪いのか」という本質的な理解が進みます

指導者側の活用ポイント:指導の効率化と深化

指導者にとって、この機能は従来の添削業務を効率化し、より本質的な指導に集中する機会を提供します。

  • スペルや基本的な文法のチェックはAIが担うため、指導者は文章の構成の良し悪しや、より自然な表現、論理の展開など、より高度なアドバイスに時間を割ける。
  • 複数の生徒の進捗状況や、過去の指導内容を一元的に管理できるため、個々の学習者に合わせた継続的なサポートがしやすくなる。
  • 生徒からの返信を通じて、彼らの思考プロセスやつまずきのポイントを直接知ることができ、指導の精度を高められる。
効果的なライティング学習のコツ

優れた英作文は、一度で完成するものではありません。書く、指摘を受ける、考え直す、書き直すという繰り返しのプロセスが力を育てます。この新機能は、そのプロセスを先生と共有し、対話しながら進められる点に大きな価値があります。自分一人では気づかない視点を得られる絶好の機会として、積極的に活用してみましょう。

関連リンク

本記事は「スタディスタジオ株式会社」が配信したプレスリリースを元に執筆しています。

著者プロフィール

大学受験・英語資格試験塾講師。大学時代にアメリカへ1年間留学。卒業後は海外書籍を取り扱う出版社で編集職に6年間従事した後、英語教育の現場へ転身。大学受験生向けや、社会人の英語資格試験対策の講義を担当し、実践的で分かりやすい解説に定評がある。出版社時代に様々なジャンルの英語書籍を担当した経験から、法律から工学まで業界特有の英語表現やビジネス英語に関する幅広い知識を持つ。また、二児の母という立場から、実体験に基づいた子どもの英語教育に関する発信も行っている。

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