「仮定法が苦手…」「Ifで始まる文が混乱する」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。実は、その混乱の原因は非常にシンプルなルールにあります。このセクションでは、仮定法の本質を「時制のズレ」というキーワードで解き明かし、今までのモヤモヤをスッキリ解消します。一緒に仮定法の第一歩を踏み出しましょう。
仮定法が難しい理由は「時制のズレ」にあった!
仮定法が理解しづらいと感じる最大の理由は、「現実と異なる話をする」ときの動詞の使い方に独特のルールがあるからです。このルールを一言で表すなら、「時制を1つズラす」です。まずはこの核心を押さえましょう。
「ありえない話」をするための特別なルール
仮定法は、現実には起こりえないことや、可能性が極めて低いことについて話すための文法です。例えば、「もし私が鳥なら、空を飛べるのに」というのは、現実には「私は鳥ではない」という事実に反する話です。こうした「もしも…ならば(現実はそうではないけど)」という話をする際に、動詞の時制を本来の時間から1つ過去にズラすという特別なルールを適用します。
「現実と違う話」をするときは、動詞の時制を1つ過去にズラす。
「現在」のことを話すのに「過去形」を使い、「過去」のことを話すのに「過去完了形」を使います。
仮定法 vs. 直説法:核心となる違いを1分で理解
「もし〜ならば」を意味するif文には、大きく分けて2種類あります。それが「直説法」と「仮定法」です。この違いが分かると、ぐっと理解が深まります。
- 直説法のif文: 実現する可能性が十分にある「現実的な条件」を表します。時制は普通に現在形や未来形を使います。
- 仮定法のif文: 現実とは異なることや、実現可能性が低い「非現実的な条件」を表します。ここで先ほどの「時制のズレ」ルールが登場します。
どちらを使うかは、「話している内容が現実か、非現実か」で決まります。
| 比較ポイント | 直説法のif文 | 仮定法のif文 |
|---|---|---|
| 表す内容 | 実現可能な条件 (現実的な話) | 実現不可能or可能性が低い条件 (非現実的な話) |
| 動詞の特徴 | 時制は普通 (現在形、未来形など) | 時制を1つズラす (現在の話→過去形) |
| 具体例 | If it rains tomorrow, I will stay home. (もし明日雨が降れば、家にいるつもりだ。) ※降る可能性は十分にある | If I were a bird, I could fly. (もし私が鳥なら、飛べるのに。) ※現実には私は鳥ではない |
表の例で注目すべきは、仮定法の文ではIf I were a birdと、現在の話なのに動詞beが過去形のwereになっている点です。これが「時制のズレ」です。一方、直説法の文ではIf it rainsと、現在形がそのまま使われています。この根本的な違いをまずは頭に入れてください。
基本の形をマスター:現在の事実に反する仮定
前のセクションで学んだ「時制のズレ」を、具体的な文の形に当てはめてみましょう。仮定法の基本形は、「もし〜なら(実際はそうではないけど)、…だろうに」という、現在の事実に反する話をするときに使います。
「もし今、私が鳥だったら…」の作り方
例えば、「もし今、私が鳥だったら、空を飛べるのに(実際は人間なので飛べない)」と言いたいとき。この「事実ではない仮定」を英語で表現するための公式がこちらです。
If + 主語 + 動詞の過去形 …, 主語 + would/could/might + 動詞の原形
この公式のポイントは「動詞を過去形にズラす」こと。現在のことなのに過去形を使うのが、まさに仮定法の「時制のズレ」です。早速、いくつか例を見てみましょう。
- If I had enough money, I would buy a new car.
(もし十分なお金があったら、新車を買うのになぁ。)
→ 実際はお金が足りない。 - If he knew the answer, he would tell you.
(もし彼が答えを知っていたら、あなたに教えるだろうに。)
→ 実際は知らない。 - If I were you, I could accept the offer.
(もし私があなただったら、その申し出を受け入れられるのに。)
→ 実際はあなたではない。
絶対に外せない!If節と主節の時制パターン
公式を覚えたら、その構造をしっかりと理解しましょう。仮定法の文は、大きく「If節」(条件を表す「もし〜なら」の部分)と「主節」(結果を表す「…だろうに」の部分)で構成されます。
| 部分 | 役割 | 時制のルール |
|---|---|---|
| If節 | 「もし〜ならば」という仮定の条件 | 動詞を過去形にする (be動詞は原則「were」) |
| 主節 | 「…だろうに」という仮定の結果 | 「would/could/might + 動詞の原形」 |
このパターンを「If節(過去形)、主節(would+原形)」と頭の中で唱えられるようになると、文を作るのがとても楽になります。
まず、事実を確認します。現実:時間がない。
次に、「もし時間があるならば」という仮定をIf節で作ります。
→ If I had time (動詞「have」を過去形「had」にズラす)
その仮定の結果を主節で作ります。
→ I would travel. (would + 動詞「travel」の原形)
If節と主節をカンマでつなぎます。
→ If I had time, I would travel.
(もし時間があったら、旅行に行くのになぁ。)
この基本の「現在の事実に反する仮定法」が、仮定法のすべての基礎となります。If節と主節の時制の組み合わせをしっかりと体に染み込ませましょう。
過去を悔やむ表現:過去の事実に反する仮定
仮定法で「もしあの時〜だったら、…だったのに」と過去を振り返って後悔や反事実を語る表現は、実際の会話や試験でも非常に頻出します。ここでは、「過去完了形」を鍵にした一段階深い時制のズレを理解しましょう。
「あの時、ああしていたら…」と後悔する時
「もしあの時もっと勉強していたら、試験に合格していただろうに」「もしあの時電車に乗り遅れていなかったら、遅刻しなかったのに」——このように、過去に起きた事実とは異なる結果を想像する表現です。核心は、「過去の時点」に対する反事実なので、時制のズレがさらに一段階深くなります。
If + 主語 + had + 過去分詞 …, 主語 + would/could/might + have + 過去分詞
この公式を分解してみましょう。
- If節(条件): 「had + 過去分詞」で、過去の事実に反する仮定を表します。これは「過去完了形」の形です。
- 主節(結果): 「would/could/might + have + 過去分詞」で、その仮定が実現していたら起こった過去の結果を表します。
「現在の事実に反する仮定」では動詞を過去形にズラしましたが、「過去の事実に反する仮定」では、過去形をさらに一段階ズラして過去完了形を使うのです。
過去完了形が鍵!一段階深い時制のズレ
具体例を見て、この「時制のズレ」を体感しましょう。
| 意味(日本語) | 仮定法過去の文 | 事実(現実) |
|---|---|---|
| もしあの時お金を持っていたら、その本を買っただろうに。 | If I had had money, I would have bought the book. | お金を持っていなかったので、本を買わなかった。 |
| もし君が彼に伝えていたら、彼は来ただろうに。 | If you had told him, he would have come. | 君は彼に伝えなかったので、彼は来なかった。 |
| もし雨が降っていなかったら、ピクニックに行けたのに。 | If it had not rained, we could have gone on a picnic. | 雨が降ったので、ピクニックに行けなかった。 |
最初の例の「had had」は少し不思議に見えるかもしれませんが、最初のhadは「過去完了形を作る助動詞」、次のhadは「持つ」の過去分詞です。条件節では「had + 過去分詞」という形を崩さないことが大切です。
TOEIC Part 5や英検の文法問題では、「If節にhad + 過去分詞がある場合、主節はwould/could/might + have + 過去分詞」という時制の一致が頻出の出題ポイントです。選択肢で迷ったら、この公式に当てはまる形を探しましょう。
過去の仮定法では、条件も結果も「過去」について話していることを常に意識しましょう。If節が過去完了形なら、主節も「would have + 過去分詞」の形になるのが鉄則です。
この形をしっかり押さえることで、「あの時〜すればよかった」という、誰もが感じる後悔の気持ちを、英語で正確に表現できるようになります。
未来の可能性が低いことを仮定する
これまで、現在や過去の「事実に反する」仮定を学んできました。では、まだ起きていない未来について、「可能性が極めて低いこと」を仮定して話すにはどうすればよいのでしょうか?ここでは、「万一〜ならば」という、実現の可能性が低い未来の仮定を表現する仮定法を解説します。
「万一、宝くじが当たったら…」という話
「万一、宝くじが当たったら、世界一周旅行に行くんだ!」。このような、実現するかどうかわからない、あるいは可能性が低い未来の話をするときの基本構造は以下の通りです。
If + 主語 + should/were to + 動詞の原形 …, 主語 + would/could/might + 動詞の原形
この形は、未来に起こる可能性が極めて低いことや、形式的な仮定を表します。日本語では「万一〜したら、…だろう」というニュアンスです。
ここで使う「should」や「were to」は未来形ではありません。あくまで可能性の低さや仮定の形式性を表すための記号のようなものと捉えましょう。
具体的な例文を見て、感覚をつかみましょう。
- If I should win the lottery, I would travel around the world.
(万一、宝くじに当たったら、世界一周旅行をするつもりです。) - If he were to become the president, what would he do first?
(万一、彼が社長になったら、最初に何をするだろうか。) - If it should rain tomorrow, the event might be canceled.
(万一、明日雨が降ったら、イベントは中止になるかもしれない。) - If you were to ask her directly, she could tell you the truth.
(万一、あなたが直接彼女に尋ねたら、彼女は真実を教えてくれるかもしれない。)
未来形ではない?「were to」と「should」の使い分け
「should」と「were to」はどちらも同じ基本構造で使えますが、少しニュアンスの違いがあります。
- 「were to」:より仮定的で、形式ばった響きがあります。可能性が特に低いと感じられる場合や、書き言葉でよく使われます。
- 「should」:「万一」のニュアンスが強く、「were to」より少し口語的です。偶然の可能性に言及するときに使われる傾向があります。
未来の仮定を表すのに、単純に「If + 主語 + 動詞の現在形…」という現在形を使うこともあります。これは、未来の実現可能性が「低い」というよりも「不確実である」というニュアンスで、日常会話では最も一般的です。
- If it rains tomorrow, I will stay home.
(もし明日雨が降ったら、家にいるつもりです。)
仮定法の「If … should/were to」は、この普通の条件文(直説法)よりも、起こりそうもないことや、あくまで仮の話として強調したいときに選択する表現です。
実際に解いてみよう!仮定法練習問題
ここまで、現在・過去・未来の3つのパターンの仮定法を学んできました。知識を定着させるには、実際に問題を解いてみるのが一番の近道です。このセクションでは、3つの仮定法のどれに当てはまるかを判断し、正しい形で空欄を埋める練習をしていきましょう。解答と詳しい解説で、理解をさらに深められます。
- 現在の事実に反する仮定
主節の動詞:would/could/might + 動詞の原形
If節の動詞:動詞の過去形(be動詞は原則were) - 過去の事実に反する仮定
主節の動詞:would/could/might + have + 過去分詞
If節の動詞:had + 過去分詞 - 未来の可能性が低い仮定
主節の動詞:would/could/might + 動詞の原形
If節の動詞:動詞の過去形 または should + 動詞の原形 または were to + 動詞の原形
空欄補充で実力チェック
以下の各問題について、まずそれがどのタイプの仮定法かを考え、その後で空欄に最も適切な動詞の形を選びましょう。
- 問題1: If I ( ) more time, I ( ) learn another language.
-
【選択肢】
A. have / will
B. had / would
C. had had / would have【解答・解説】
これは「現在の事実に反する仮定」です。「もし(今)時間があれば、別の言語を学ぶだろうに」という、現実には時間がないという意味合いです。従って、If節は動詞の過去形(had)、主節はwould + 動詞の原形(would learn)が正解です。正解は B. had / would となります。 - 問題2: She ( ) the presentation much better if she ( ) more prepared.
-
【選択肢】
A. would do / is
B. would have done / had been
C. will do / was【解答・解説】
これは「過去の事実に反する仮定」です。過去の出来事について「もし彼女がもっと準備していたら、(あの時)プレゼンをもっとうまくやれただろうに」と後悔や反事実を述べています。If節は had + 過去分詞(had been)、主節は would have + 過去分詞(would have done)が正しい形です。正解は B. would have done / had been となります。 - 問題3: If it ( ) sunny tomorrow, we ( ) go on a picnic.
-
【選択肢】
A. is / will
B. were / would
C. will be / would【解答・解説】
これは「未来の可能性が低い仮定」です。「万一、明日晴れたら、私たちはピクニックに行くつもりだ(けど、天気予報を見る限り、それはあまり期待できない)」というニュアンスです。未来のことですが、可能性が低いため、If節は動詞の過去形(were)、主節はwould + 動詞の原形(would go)を使います。正解は B. were / would となります。
いかがでしたか?少し迷った問題があったかもしれません。仮定法の見分け方は、文脈から「いつ」の話をしているのか、そしてそれが「事実に反しているのか」「可能性が低い未来なのか」を考えることが鍵です。動詞の形のルールと合わせて、繰り返し練習することで、自然と身についていきます。
知っておくと役立つ!仮定法の応用表現
ここまで、基本的な「If 節 + 帰結節」の形で現在・過去・未来の仮定法を学んできました。しかし、仮定法はこれだけではありません。会話や文章でよく現れる、少し形が変わった応用表現をマスターすれば、英語表現の幅がグッと広がります。このセクションでは、特に重要な2つの応用形を見ていきましょう。
「If」が隠れている仮定法
文語やフォーマルな表現では、「If」を省略し、助動詞(had, should, were)を主語の前に出す「倒置」の形が使われることがあります。この形は少し難しいと感じるかもしれませんが、「If」がなくても仮定法だと見抜けるようになれば、リーディング力が大きくアップします。
- Had + 主語 + 過去分詞 … (If 主語 had + 過去分詞 …)
「もし~していたら」という過去の仮定を表します。
例: Had I known the truth, I would have acted differently. (If I had known the truth, …) / もし真実を知っていたら、私は違う行動をとっていただろう。 - Were + 主語 + … (If 主語 were …)
「もし~なら(現在)」を表します。主語が単数でも「were」を使うのが仮定法現在の特徴です。
例: Were I you, I would accept the offer. (If I were you, …) / もし私があなたなら、その申し出を受け入れるだろう。 - Should + 主語 + 動詞の原形 … (If 主語 should + 動詞の原形 …)
「万一~ならば」という未来の仮定(可能性が低い)を表します。
例: Should you need any help, please contact me. (If you should need any help, …) / 万一お手伝いが必要でしたら、ご連絡ください。
「もし~ならば」の意味を、より簡潔で強調した形で表現したい時に使われるのがこの倒置形です。試験の長文読解などで出会う可能性が高いので、形に慣れておきましょう。
願望や提案を表す仮定法現在
次に、「願望」「あたかも~のように」「提案・要求」といった気持ちを表す際に使われる、特殊な形の仮定法を見ていきましょう。ここでは「仮定法現在」と呼ばれ、that節内の動詞が原形になる(または「should + 動詞の原形」になる)のが特徴です。
以下の表現では、後ろのthat節の中で仮定法現在(動詞の原形)が使われます。イギリス英語では「should + 動詞の原形」が好まれる傾向もありますが、動詞の原形だけで表すのが現代英語では一般的です。
- wish / as if / as though
「~ならいいのに(事実に反する願望)」や「あたかも~であるかのように」を表します。ここでは時制の一致に注意が必要です。
・ I wish I had more time. (現在の願望: 実際には時間がない)
・ He talks as if he knew everything. (現在の様子: 実際には全て知っているわけではない) - It is time (that) …
「もう~する時間だ」という提案や、少し遅れていることへの指摘を表します。
・ It is time we went home. (もう家に帰る時間だ。)
・ It’s about time you started studying. (そろそろ勉強を始めてもいい頃だよ。) - 提案・要求・命令を表す動詞 + that …
「suggest(提案する)」「recommend(勧める)」「demand(要求する)」「insist(主張する)」「request(要請する)」などの動詞に続くthat節では、仮定法現在が使われます。
・ She suggested that he apply for the job. (彼女は彼にその仕事に応募するよう提案した。)
・ The manager demanded that the report be submitted by noon. (部長は正午までに報告書を提出するよう要求した。)
仮定法現在の最大のポイントは、that節内の動詞が三人称単数現在の「-s」がつかない原形になることです。「He suggests that she studies…」ではなく、「He suggests that she study…」となる点に慣れましょう。
よくある疑問を解決!仮定法Q&A
仮定法を学ぶ中で、「こういう場合はどうなるの?」と疑問に思うポイントはいくつかあるでしょう。ここでは、特に学習者が混乱しやすい2つの疑問について、詳しく解説していきます。
- 「If I was」は間違い?「If I were」と何が違うの?
-
これは非常によくある質問です。結論から言うと、「If I were」は仮定法現在の基本形、「If I was」は口語で広く使われる形と理解できます。
「If I were」は、主語が何であっても「were」を使う仮定法現在の標準的な形です。特に、公式な文章やテスト、文法書ではこちらが「正しい」形として扱われます。
「If I was」は、日常会話やカジュアルな文章では非常によく耳にします。これは「I」の過去形「was」をそのまま使った形で、特に「実際にはありえないが、もしそうだったら」という非現実的な仮定よりも、「あり得ることだけど、もしそうだった場合」という可能性のある仮定(仮定法現在に近い直説法)で使われる傾向があります。
- テストでは? →「If I were」を使うのが無難です。
- 会話では? → 特にネイティブスピーカーの中では「If I was」も普通に使われています。
- 覚えるべきは? → まずは正しい文法として「If I were」をマスターし、ネイティブの会話で「If I was」が出てきても理解できるようにしておきましょう。
- 仮定法の主節では「will」や「can」は使えないの?
-
はい、基本的には使いません。仮定法の主節(帰結節)では、現在の仮定には「would/could/might」、過去の仮定には「would have/could have/might have」を使います。これは、仮定法が「現実とは異なる、仮定の話」をしているからです。
「will」や「can」は、現実の未来や可能性について述べる直説法の助動詞です。一方、仮定法ではあくまで「仮の話」なので、それに対応する仮定の助動詞「would」(〜だろう)や「could」(〜できるだろう)を使うのです。
仮定法の助動詞対応表直説法(現実) 仮定法(仮定) will would can could may might - 「もしもあの時〜していたら、今は〜だろう」のように、時制が混ざることはある?
-
はい、あります。これは「混合仮定法」と呼ばれるパターンで、実は日常会話でも非常に役立ちます。仮定法のルールは「If節と主節の時制を一致させる」が基本ですが、仮定している内容とその結果に時間差がある場合は、このルールを柔軟に適用します。
混合仮定法の代表的なパターンは以下の2つです。
- 過去の仮定 → 現在の結果
If節(過去の事実に反する仮定) + 主節(現在の仮定結果)
例: If I had studied harder back then, I would be in a better position now.
(もしあの時もっと勉強していたら、今頃はもっと良い立場にいられるだろうに。) - 現在の(一般的な)仮定 → 過去の結果
If節(現在の事実に反する仮定) + 主節(過去の仮定結果)
例: If I were not so busy every day, I could have attended the party last week.
(もし毎日こんなに忙しくなければ、先週のパーティーに参加できたのに。)
このように、仮定法は状況に応じて柔軟に組み合わせることができます。重要なのは「何を仮定しているか(時制)」と「その結果がいつ起こるか(時制)」を明確に意識することです。
- 過去の仮定 → 現在の結果
仮定法の基本ルールである「時制のズレ」を軸に、現在・過去・未来の3つのパターンと応用表現を押さえることで、複雑に思えた「もしも…」の表現が、論理的に整理して理解できるようになります。練習問題やQ&Aで確認したポイントを復習し、自信を持って使いこなせるようになりましょう。

