『look』の句動詞を完全制覇!「見る」から広がる必須フレーズ20選【コアイメージ×日常・ビジネス対応】

「look up」「look after」「look into」……英語の句動詞を覚えようとするたびに、似たようなフレーズが次々と出てきて頭を抱えた経験はありませんか?実は、「look」のコアイメージをひとつ掴むだけで、20個以上の句動詞の意味がスッと推測できるようになります。丸暗記から卒業する第一歩として、まずは「look」という動詞の本質から見ていきましょう。

目次

まず「look」のコアイメージを掴もう!丸暗記を卒業する第一歩

「see」「watch」との違いで理解するlookの本質

「見る」を表す英単語はいくつかありますが、それぞれに明確な使い分けがあります。3つの動詞の違いを整理しておきましょう。

動詞コアイメージ意志の有無例文
look意識的に視線を向けるあり(能動的)Look at this picture.
see自然に目に入る・見えるなし(受動的)I can see the sea.
watch動くものを注意深く追うあり(継続的)Watch the game.

「look」は「自分の意志で、ある方向に視線を向ける」動作です。見えているかどうかは関係なく、「向ける」という動作そのものに焦点が当たっている点が最大の特徴です。

「視線を意識的に向ける」から句動詞の意味が生まれる仕組み

「look」のコアイメージが「視線を向ける」だとわかれば、後ろに続く前置詞や副詞の空間的な意味と組み合わせるだけで、句動詞の意味が自然と浮かび上がります。難しく考える必要はありません。

  • look up(上に視線を向ける)→ 調べる・見上げる
  • look into(内側に視線を向ける)→ 調査する・詳しく調べる
  • look after(後ろに視線を向ける)→ 見守る・世話をする
  • look forward(前に視線を向ける)→ 楽しみに待つ

「look」+前置詞・副詞の空間イメージを組み合わせるだけで、意味の推測が可能になります。暗記の量を大幅に減らせる強力な武器です。

前置詞・副詞との組み合わせで意味が変わるイメージ図

下のイメージ図を頭に描いてみてください。中心に「look(視線を向ける人)」がいて、そこから矢印がさまざまな方向に伸びています。

【look の方向イメージ図】
上 (up) :look up → 調べる・見上げる
前 (forward) :look forward to → 楽しみに待つ
内側 (into) :look into → 調査する
後ろ (after) :look after → 世話をする
下 (down on) :look down on → 見下す
外 (out) :look out → 気をつける・外を見る

このように、前置詞・副詞が持つ「空間的な方向」を意識するだけで、句動詞の意味をロジカルに推測できます。次のセクションからは、この考え方を使いながら20の必須句動詞を一緒に見ていきましょう。

このセクションのまとめ
  • look=「自分の意志で視線を向ける」動作がコアイメージ
  • see(自然に見える)・watch(動きを追う)との違いを意識する
  • 後続の前置詞・副詞の空間イメージと組み合わせれば意味が推測できる

【視線を上・下・前に向ける】方向系フレーズ6選

「look」に方向を示す副詞や前置詞を組み合わせると、空間的な「視線の向き」がそのまま抽象的な意味へとスライドしていくのが面白いところです。上を見る・下を見る・前を見る・外を見る――それぞれの身体感覚が、評価・時間・警告といった概念と結びついています。このセクションでは6つのフレーズをまとめて整理しましょう。

look up ①「上を見る」→「調べる」へのイメージ変化

辞書や棚に並んだ本は「上の方」にある、というイメージを持ってみてください。知らない単語に出会ったとき、視線を上げて棚から辞書を取り出す動作――それが「look up」の「調べる」という意味の出発点です。

look up のコアイメージ

視線を上に向けて「棚(辞書・データベース)」から情報をとってくる動作 → 「調べる」

  • 【日常】I’ll look up that word in the dictionary. (その単語を辞書で調べてみます。)
  • 【ビジネス】Could you look up the client’s contact information? (取引先の連絡先を調べてもらえますか?)

look down on/look up to:視線の高さが「評価」を表す

見下ろす(down on)は軽蔑、見上げる(up to)は尊敬。日本語でも「見下す」「仰ぎ見る」と言うように、視線の高さと評価の高低は多くの言語で共通するイメージです。

対比で覚えるコアイメージ

look down on = 自分より低い位置を見る → 見下す・軽蔑する/look up to = 自分より高い位置を見上げる → 尊敬する

  • 【日常】Don’t look down on people who make mistakes. (失敗した人を見下してはいけません。)
  • 【ビジネス】Many young employees look up to her as a great leader. (多くの若い社員が彼女を優れたリーダーとして尊敬しています。)

look ahead/look back:時間軸への応用フレーズ

空間の「前・後ろ」は、そのまま時間の「未来・過去」に対応します。「look ahead」で前方(未来)を見据え、「look back」で後方(過去)を振り返る――時間を空間として捉える英語の感覚がよく表れているフレーズです。

  • 【日常】We need to look ahead and plan for the future. (先を見据えて将来の計画を立てる必要があります。)
  • 【ビジネス】Looking back on the project, we learned a lot. (そのプロジェクトを振り返ると、多くのことを学びました。)

look out:外に視線を向けるから「注意する」へ

窓の外に視線を向けて危険がないか確認する動作――それが「look out」の原点です。外の状況を確かめるからこそ「気をつけて!」という警告表現として定着しました。「Look out!」は緊急の一言警告として日常会話でも頻繁に使われる必須表現です。

look out の注意点

「Look out!」は単独で「危ない!」の意味。「look out for 〜」にすると「〜に気をつける・〜を見張る」という継続的な注意を表します。

  • 【日常】Look out! There’s a car coming. (危ない!車が来ているよ。)
  • 【ビジネス】Look out for any errors in the report before submitting it. (提出前にレポートのミスに注意して確認してください。)

方向系フレーズの共通ルール:「視線がどこに向いているか」を体で感じながら覚えると、意味が自然に頭に入ってきます。上下・前後・内外というシンプルな方向感覚を軸に整理しましょう。

【視線を内側・深くに向ける】探索・調査系フレーズ5選

前置詞が持つ「空間イメージ」に注目すると、句動詞の意味が格段に覚えやすくなります。このセクションで扱う into・through・over は、それぞれ「内部へ」「貫通して」「上から俯瞰」という異なる視線の動きを表します。この空間イメージの違いが、調査・通読・確認という3つの異なるニュアンスを生み出しているのです。

look into:「中に視線を入れる」=調査・検討する

into は「外から内部へ踏み込む」イメージ。look into は「問題の内側に視線を向ける」ことから、「深く調査する・検討する」という意味になります。ビジネスメールで特に頻出で、「対応します」と伝える際の定番フレーズです。

I’ll look into the issue right away.(その問題をすぐに調査します。)

look through:「透過して見る」=ざっと目を通す・見抜く

through は「端から端まで貫通する」イメージ。書類や資料を「最初から最後まで通して見る」ことから「ざっと目を通す」という意味になります。また、相手の嘘や意図を「透かして見抜く」という用法もあります。

Could you look through this draft before the meeting?(会議の前にこの草稿にざっと目を通してもらえますか?)

look over:「全体を上から見渡す」=確認・チェックする

over は「上から全体を覆う・俯瞰する」イメージ。look over は「全体を高い位置から確認する」ことから、「ざっとチェックする・見直す」という意味になります。look through よりも「細部より全体の確認」に重点が置かれます。

Please look over the report before submitting it.(提出前にレポートを確認してください。)

look at:基本形なのに奥が深い!「問題を見る=検討する」用法

「見る」という基本の意味しかないと思われがちな look at ですが、「問題や課題に目を向ける=検討する」という意味でも頻繁に使われます。look into と混同しやすいので、使い分けを押さえておきましょう。

look at と look into の使い分け

「Let’s look at the problem.」は「その問題を(議題として)見てみよう」という軽いニュアンス。一方「Let’s look into the problem.」は「その問題を深く掘り下げて調査しよう」という、より踏み込んだ意味になります。会議の場で「とりあえず議題に上げる」なら look at、「本格的に調査を始める」なら look into を使うのが自然です。

3つのフレーズを一気に整理:使い分け比較表

into・through・over の空間イメージと意味の対応を以下の表でまとめます。ビジネスシーンでの頻出度も確認しておきましょう。

フレーズ前置詞のイメージ主な意味ビジネス頻出度
look into内部へ踏み込む深く調査する・検討する非常に高い
look through端から端へ貫通ざっと目を通す・見抜く高い
look over上から全体を俯瞰全体をチェック・見直す高い
look at視線を向ける(基本)検討する・議題にする非常に高い

「深く調べる」= look into、「全体をさらっと確認」= look over、「端から端まで読む」= look through と覚えると混乱しにくくなります。

【視線を人・物に向け続ける】ケア・管理系フレーズ4選

このセクションのフレーズに共通するのは、「視線をある対象にずっと向け続ける」というイメージです。一瞬見るのではなく、継続的に目を向け、気にかけるという動作が、世話・探索・信頼といった意味へと発展していきます。それぞれの前置詞が持つ空間イメージと合わせて確認しましょう。

look after:「後ろに視線を向け続ける」=世話をする

after には「後ろを追いかける」というコアイメージがあります。「run after(追いかける)」「chase after(追う)」と同じ感覚です。look after は「対象の後ろを追うように、目を離さず見守り続ける」ことから「世話をする・面倒を見る」という意味になります。

コアイメージ:after = 追いかける視線

「後ろから目で追いかけ、常に気にかける」→ 目を離さない → 世話をする。子どもやペットの面倒を見るシーンをイメージすると覚えやすいです。

日常会話での例文を確認しましょう。

  • Can you look after my bag for a minute?(ちょっとの間、バッグ見ててもらえる?)
  • She looks after her elderly parents.(彼女は高齢の両親の世話をしている。)
  • Don’t worry. I’ll look after the kids.(心配しないで。子どもたちは私が見ておくから。)

look for:「目標に向かって視線を走らせる」=探す

前置詞 for には「〜を目的として・〜に向けて」というコアイメージがあります。wait for(〜を待つ)、ask for(〜を求める)、hope for(〜を望む)と同じ構造です。look for は「ある目的物に向かって視線を動かし続ける」ことから「探す」になります。

  • I’m looking for my keys.(鍵を探しているんだ。)
  • What are you looking for?(何を探してるの?)
  • We’re looking for a new team member.(新しいチームメンバーを探しています。)

「探す」の意味では search for も使えますが、look for の方が日常会話では圧倒的に頻出です。

look to:「頼りにする・期待する」という信頼の視線

look to は中級者が見落としがちな表現です。to には「方向性・到達点」のイメージがあり、「誰かに向かって視線を向ける=その人を頼りにする・期待する」という意味になります。ビジネスシーンでは「〜に期待する・〜を頼る」という文脈で頻繁に登場します。

  • We look to you for guidance.(私たちはあなたの指導を頼りにしています。)
  • Many employees look to their manager for support.(多くの社員がマネージャーのサポートを頼りにしている。)
  • The team looks to data to make decisions.(チームはデータを頼りに意思決定する。)

look like:外見の判断に使うlookの基本用法を再確認

look like は「〜のように見える」という意味で、外見や状況の判断に使います。like は「〜に似た・〜のような」という比較のイメージです。天気予報から人物描写まで幅広く使えます。

  • It looks like rain.(雨になりそうだね。)
  • You look like your mother.(あなたはお母さんに似ているね。)
  • This looks like a great opportunity.(これは良いチャンスに見える。)
このセクションの4フレーズをまとめて確認
  • look after:after(追いかける)→ 目を離さず見守る → 世話をする
  • look for:for(目的に向けて)→ 目標を求めて視線を走らせる → 探す
  • look to:to(方向・到達点)→ 誰かに視線を向け続ける → 頼りにする
  • look like:like(〜に似た)→ 見た目の比較・判断 → 〜のように見える

【視線を先に向ける】期待・展望系フレーズ&その他重要フレーズ5選

このセクションでは「視線を未来や外側に向ける」フレーズを中心に解説します。look forward to のように試験頻出かつ文法的な落とし穴を含むフレーズは、意味だけでなく構造ごと正確に覚えることが大切です。それぞれのコアイメージと一緒に確認していきましょう。

look forward to:英語学習者が最もよく使う「楽しみにする」表現の落とし穴

look forward to は「前方に視線を向けて待ちわびる」イメージから「〜を楽しみにする」という意味になります。日常会話からビジネスメールまで幅広く使われる必須フレーズです。

文法の落とし穴:to の後は動名詞(-ing形)

look forward to の「to」は不定詞のtoではなく前置詞のtoです。そのため後ろには動詞の原形ではなく動名詞(-ing形)が続きます。

  • I look forward to meet you. (×)
  • I look forward to meeting you. (○)
試験対策メモ:英検・TOEIC頻出ポイント

英検2級・準1級の語法問題、TOEICパート5の品詞・語法問題で繰り返し出題されるパターンです。「look forward to + 動名詞」の形を丸ごと覚えておきましょう。ビジネスメール結びの定型文 “I look forward to hearing from you.” もそのまま暗記する価値があります。

look on / look on as:傍観・見なすという視点の使い方

look on は「視線を向けているだけで関与しない」=傍観するというイメージです。その場にいながら何もしない状況を表します。look on A as B の形では「AをBと見なす」という意味になり、評価や判断を表す表現として使えます。

They just looked on while the argument continued.
(口論が続く中、彼らはただ傍観していた)

She looks on her mentor as a role model.
(彼女はメンターをロールモデルと見なしている)

look up to / look down on の再確認と実践練習

視線の方向がそのまま意味に直結するペアフレーズです。上を見上げる=尊敬、下を見下ろす=軽蔑と、空間イメージで一度に覚えられます。

フレーズ意味例文
look up to AAを尊敬するMany students look up to their teachers.
look down on AAを見下すDon’t look down on others’ efforts.

TOEICリーディングでは look up to が「尊敬する」の意味で長文中に登場することがあります。look up(調べる)と混同しないよう注意しましょう。

その他おさえておきたいlookフレーズ(look in on・look around等)

ここからはやや上級のフレーズです。使いこなせると表現の幅がぐっと広がります。

  • look in on A:Aに立ち寄って様子を見る。”I’ll look in on my neighbor later.”(後で隣人の様子を見に行く)
  • look around:あたりを見回す・見て回る。店内や会場を見て回る場面で頻出。”Feel free to look around.”(ご自由にご覧ください)
  • look out for A:Aに気をつける・Aを探し求める。”Look out for pickpockets.”(スリに注意)

look in on は「ちょっと顔を出して確認する」というニュアンスが特徴。look after(継続的に世話をする)との違いを意識すると、より正確に使い分けられます。

20フレーズを使いこなす!シーン別クイック練習&まとめ一覧

ここまで学んできた20フレーズを、実際の場面で使えるよう整理しましょう。知識を「使える英語」に変えるには、シーンと結びつけて記憶することが最大のコツです。クイズで定着度を確認したら、まとめ一覧表を辞書代わりに活用してください。

日常会話シーン別:家庭・友人との会話で使えるlook句動詞

  • look after「子どもを見ていてくれる?」→ Can you look after the kids for a while?
  • look for「鍵を探してるんだけど」→ I’m looking for my keys.
  • look up「その単語、調べてみて」→ Look it up in the dictionary.
  • look forward to「週末が楽しみ!」→ I’m looking forward to the weekend!
  • look out「気をつけて!段差があるよ」→ Look out! There’s a step.

ビジネスシーン別:メール・会議で使えるlook句動詞

  • look into「その件を調査します」→ We will look into the matter promptly.
  • look over「資料に目を通していただけますか」→ Could you look over this report?
  • look back on「過去の成果を振り返ると」→ Looking back on the results…
  • look up to「彼女はチームの手本です」→ Everyone looks up to her in the team.
  • look ahead「次の四半期を見据えて」→ Looking ahead to the next quarter…

穴埋めクイズで定着チェック!(5問)

下の文の空欄に入る前置詞・副詞を答えてください。解答は下のボックスを参照してください。

  1. I need to look ______ a new job. (新しい仕事を探している)
  2. Please look ______ my draft before the meeting. (会議前に下書きに目を通してください)
  3. Could you look ______ my dog this weekend? (今週末、犬の世話をしてもらえますか)
  4. The police will look ______ the incident. (警察がその事件を調査するだろう)
  5. I’m looking ______ to hearing from you. (ご連絡をお待ちしております)
解答
  1. for(look for:探す)
  2. over(look over:目を通す)
  3. after(look after:世話をする)
  4. into(look into:調査する)
  5. forward(look forward to:楽しみにする)

look句動詞20選まとめ一覧表(コアイメージ・意味・例文)

この表はそのままスマホに保存して、辞書代わりに使えるリファレンスとして活用してください。コアイメージを意識しながら繰り返し確認するのがおすすめです。

フレーズコアイメージ日本語訳例文
look at視線を向ける〜を見るLook at this photo.
look for視線を前方に探す〜を探すI’m looking for my wallet.
look up視線を上に向ける調べる/見上げるLook it up online.
look down on視線を下に向ける見下すDon’t look down on others.
look into内部に視線を入れる調査するWe’ll look into the issue.
look over全体を視線で覆う目を通すPlease look over this file.
look through視線を貫通させるざっと見る/見透かすShe looked through the report.
look after後ろを追い続ける世話をするCan you look after my cat?
look out外に視線を出す気をつけるLook out for cars!
look around視線をぐるりと回す見回す/見て回るLet’s look around the museum.
look back on視線を後ろに向ける振り返るI look back on those days fondly.
look forward to視線を前方に向ける楽しみにするI look forward to seeing you.
look up to視線を上に向け続ける尊敬するI look up to my mentor.
look down on視線を下に向け続ける軽蔑するHe looks down on beginners.
look ahead視線を先に向ける先を見据えるWe need to look ahead.
look on傍から視線を向ける傍観するThey just looked on.
look like見た目が似る〜のように見えるIt looks like rain.
look in on内側に視線を入れる様子を見に行くI’ll look in on Grandma.
look to視線をある方向に向ける頼る/期待するWe look to you for guidance.
look out for外に視線を向け注意する注意して探す/気にかけるLook out for pickpockets.

STEP
look句動詞を毎日1フレーズ声に出す

まとめ一覧表を印刷またはスマホに保存し、1日1フレーズを例文ごと音読する習慣をつけましょう。口に出すことで記憶への定着が格段に上がります。

STEP
他の基本動詞の句動詞に挑戦する

lookをマスターしたら、次はturn・run・getなど他の基本動詞の句動詞に挑戦しましょう。同じ「コアイメージ×前置詞」のアプローチで、効率よく語彙を広げることができます。当サイトではturn・run・getの句動詞解説記事も順次公開しています。

STEP
TOEIC・英検の過去問で実戦練習

句動詞はTOEICのPart 5・7や英検の長文読解で頻出です。学んだフレーズが実際の試験でどう使われるか、過去問を通じて確認することで実践力が身につきます。

よくある質問(FAQ)

look up と look into はどう違うのですか?

look up は「辞書やデータベースで特定の情報を調べる」という具体的な検索行為を指します。一方 look into は「問題や事案の内側に深く踏み込んで調査・検討する」というニュアンスで、より本格的な調査を意味します。「単語を調べる」なら look up、「クレームの原因を調査する」なら look into が自然です。

look forward to の後になぜ動詞の原形ではなく -ing 形を使うのですか?

look forward to の「to」は不定詞のマーカーではなく前置詞です。前置詞の後ろには名詞(または名詞相当語句)が続くため、動詞を使いたい場合は動名詞(-ing 形)にする必要があります。”I look forward to meeting you.” のように、to の直後に動詞の原形を置くのは文法的に誤りです。

look after と take care of は同じ意味ですか?

ほぼ同じ意味で使えます。どちらも「世話をする・面倒を見る」を表し、日常会話では互換的に使われることが多いです。ただし look after はやや口語的でカジュアルな場面に多く、take care of はフォーマルな文書や丁寧な表現にも幅広く使われます。

句動詞を効率よく覚えるコツはありますか?

本記事で紹介した「コアイメージ×前置詞の空間イメージ」のアプローチが最も効果的です。丸暗記ではなく、「なぜその意味になるのか」を理解することで記憶が定着しやすくなります。また、例文を声に出して繰り返し音読し、実際の会話やライティングで積極的に使ってみることも大切です。

look over と look through はどう使い分ければよいですか?

look over は「全体をざっと俯瞰してチェックする」イメージで、細部より全体の確認に重点が置かれます。look through は「最初から最後まで通して読む・目を通す」イメージで、資料を一通り読み進める場面に向いています。提出前の最終確認なら look over、会議前に資料を一読するなら look through が自然です。

著者プロフィール

大学受験・英語資格試験塾講師。大学時代にアメリカへ1年間留学。卒業後は海外書籍を取り扱う出版社で編集職に6年間従事した後、英語教育の現場へ転身。大学受験生向けや、社会人の英語資格試験対策の講義を担当し、実践的で分かりやすい解説に定評がある。出版社時代に様々なジャンルの英語書籍を担当した経験から、法律から工学まで業界特有の英語表現やビジネス英語に関する幅広い知識を持つ。また、二児の母という立場から、実体験に基づいた子どもの英語教育に関する発信も行っている。

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