2026年11月6日、AI英語学習アプリ「abceed」で高い人気を博しているTOEIC Part 5対策コンテンツ『TEX 加藤のできたて Part 5』が、書籍として発売されます。アプリで配信されてきた問題をベースに、さらに多くの学習者が手に取りやすい形で登場しました。
書籍『できたて Part 5 模試』の特徴と内容

今回発売される書籍『TOEIC® L&R テスト できたて Part 5 模試』は、アプリで配信されてきた問題をベースに、書籍オリジナルの問題を加えて構成された、Part 5専用の模擬試験集です。最大の特徴は、文法問題に特化した同著者の既存のベストセラー『でる1000』『はじめの400』とは異なり、「文法」と「語彙」の両方を含む、実際の試験形式に即した「模試」として設計されている点です。
アプリ版12セット(360問)に書籍オリジナル1セットを加えた、計390問を収録。別冊として本冊とは問題順が異なる「シャッフル模試 390」が付属します。本冊は256ページ、別冊は56ページで、価格は2,200円(税込)です。
この構成は、学習者のニーズに応えたものです。文法の基礎を固めた後、本番直前の総仕上げとして、時間配分や出題傾向を含めた実戦的な練習を行いたいと考える学習者は少なくありません。本書は、まさにその「仕上げ」の役割を果たすことを目的としています。
「文法」だけでなく「語彙」も含む模試形式
TOEICのPart 5では、文法知識を問う問題と、単語や熟語の知識を問う語彙問題が混在して出題されます。本書は、この両方のジャンルをバランスよく含む問題セットを「模試」という形で提供することで、より本番に近い形での演習を可能にしました。これにより、単に知識の確認だけでなく、試験中の時間感覚や、文法・語彙のどちらに自分の弱点があるのかを客観的に把握することができます。
アプリ版との違いと書籍オリジナル問題
本書は、アプリで配信されたコンテンツを再編集したものですが、単なる移植ではありません。書籍購入者だけが解けるオリジナルの問題セットが1セット追加されています。また、書籍の利点として、ページをめくって全体のボリュームを実感できること、書き込みができること、そしてスマートフォンの画面から離れて集中して学習に取り組めることが挙げられます。一方、アプリ版では、学習の進捗管理や、間違えた問題の復習のしやすさといったデジタルならではの利便性を享受できます。
| 従来の定番教材 | 今回の『できたて Part 5 模試』 |
|---|---|
| 文法問題に特化 | 文法・語彙を含む模試形式 |
| 基礎固め・反復練習向け | 本番前の総仕上げ・実戦練習向け |
| 問題を分野別に学習 | 本番同様のランダム出題で学習 |
著者TEX加藤の圧倒的な実績と最新傾向分析
この書籍の信頼性の根幹にあるのは、著者であるTEX加藤氏の圧倒的な経験と、それを裏付ける徹底した分析手法です。同氏は2008年6月から試験を受け続け、累計受験回数は200回を超え、満点である990点の取得回数も180回を超えています(2026年10月末時点)。
さらに特筆すべきは、試験後に全問の出題ポイントを記憶し、記録するという作業を現在も続けている点です。このたゆまぬ努力と徹底した分析が、教材の高い品質と信頼性を支えています。単に経験が豊富なだけではなく、試験の細かい傾向を常にキャッチし、その知見を教材に反映させ続けているのです。
毎回の試験後に、各問題の出題ポイントをすべて思い出し記録するという作業を、今も続けていらっしゃいます。
こうした姿勢から生まれた教材は、多くの学習者から支持を集めています。その人気を数字で示すのが、同氏の代表作の発行部数です。文法問題に特化した『でる1000』は90万部を超え、語彙学習の定番として知られる『金フレ』に至っては300万部を突破しています(いずれも出版社公表値)。
今回の書籍は、これらの既存のベストセラーとは一線を画します。『でる1000』や『はじめの400』が文法問題に特化しているのに対し、本書は文法問題だけでなく語彙問題も含んだ、実際の試験形式に即した「模試」です。つまり、これまで蓄積してきた文法対策の成果を、より実践的な形で総仕上げするための教材として位置づけられています。
本書は、著者の豊富な受験経験と最新傾向を追い続ける姿勢から生まれた、アプリで培われた問題集を書籍化したものです。膨大な実績に裏打ちされた分析力が、アプリから紙へと形を変えて、より多くの学習者の手に届きます。
TOEIC Part 5対策における本書の位置づけと活用法



本書は、Part 5対策において、これまで広く使われてきた教材群の中に新たな選択肢として加わります。その最大の特徴は、文法問題だけではなく語彙問題をも含んだ「模試形式」である点です。これは、多くの学習者が積み上げてきた学習プロセスの「総仕上げ」として、また試験直前期の最終確認ツールとして、非常に有用な位置づけにあると言えるでしょう。
『はじめの400』→『でる1000』の「総仕上げ」として
基礎的な文法知識を固める段階で『TOEIC® L&R テスト はじめの400』を、より多くの実践問題に触れるために『TOEIC® L&R テスト 文法問題 でる1000問』を、というように同著者の教材を段階的に使ってきた学習者にとって、本書はその集大成となります。これら既存の教材は、Part 5の出題傾向を徹底分析した良問ではありますが、主に文法問題に特化した構成でした。一方、実際の試験では文法問題と語彙問題が混在して出題されます。本書は、まさにその本番形式に則った問題セットを提供することで、蓄積した知識を実戦でいかに引き出すかの訓練を可能にします。
つまり、本書を解くことで、「文法の基礎はわかっているつもりでも、本番形式で時間を測ると語彙問題に時間を取られてしまう」「文法と語彙が混ざると、知識の切り替えがスムーズにできない」といった、模試ならではの課題を洗い出すことができます。これが、本書が「総仕上げ」と呼ばれる所以です。
最新傾向把握と時間配分の練習に最適
著者が毎回の試験後に詳細な分析を続けているため、本書に収録された問題は最新の出題傾向を反映しています。試験直前期に、最新の出題形式や頻出語彙を確認する「最終調整」の材料として活用するのも効果的です。また、Part 5は試験全体の序盤に位置し、ここで時間を使いすぎると後のリーディングセクションに影響します。本書を模試として解くことで、1問あたりの理想的な解答時間(約20〜30秒)を体感し、時間配分の感覚を養う練習にもなります。
- 基礎学習を終え、本番形式での実力を試したいとき
- 試験の1〜2週間前、総合的な腕試しをしたいとき
- アプリで学習するより、紙に書き込みながら集中したいとき
- 文法と語彙の知識を統合し、時間内に処理する能力を高めたいとき
さらに、別冊の「シャッフル模試」は、学習効果を高める工夫の一つです。本冊でセットごとに解いた後、すべての問題をランダムに並べた模試に挑戦することで、知識が本当に定着しているか、どのような順番で問題が出ても対応できるかを確認できます。このような構成は、「アプリの利便性もいいけれど、紙でじっくり勉強したい」という学習者の要望に応えつつ、学習効果を最大化することを目指しています。
アプリ「abceed」との連携と最新問題の無料提供
この書籍の魅力は、紙の教材としての完成度だけではありません。AI英語学習アプリ「abceed」との強力な連携により、学習の柔軟性と継続性が大きく高まっています。
書籍とアプリの使い分け
本書に収録されている12セット・360問の問題は、アプリ「abceed」のProプランでも利用することができます。これにより、学習者は紙でじっくり解く「集中学習」と、アプリで気軽に解く「すき間時間学習」を、同じ教材でシームレスに使い分けることが可能になります。電車の中ではアプリで数問解き、帰宅後は机で書籍を広げて復習するといった、状況に応じた最適な学習スタイルを実現できます。
アプリ版の利用には有料プラン(Proプラン)への加入が必要です。書籍購入者向けの特別な連携サービス等は発表されていませんので、ご注意ください。
無料で利用できる最新問題で直前期対策
さらに、アプリ版には書籍にはない大きなメリットがあります。それは、最新の出題傾向を反映した「できたて」の問題が継続的に追加され、その一部を無料で利用できる点です。
具体的には、著者が新たに書き下ろしたPart 5の問題が、1回あたり90問(3セット)、年4回のペースで『TEX加藤のできたて Part 5 最新問題』として追加されます。そして、最新の3セット分(90問)は、アプリの無料ユーザーでも利用することができます。これは、試験直前に最新の傾向を確認したい学習者にとって、非常に心強いサポートとなるでしょう。
- 書籍:12セット+オリジナル1セット、計390問の模試を収録。体系的な学習や総仕上げに最適。
- アプリ(Proプラン):書籍対応の12セット(360問)を利用可能。すき間時間の学習に便利。
- アプリ(無料):最新の「できたて」問題3セット(90問)を随時無料公開。直前期の傾向確認に活用できる。
このように、書籍とアプリは相互補完の関係にあります。基礎固めと実践演習には書籍を、最新情報のキャッチアップと日常的な反復練習にはアプリを活用することで、Part 5対策をより効果的かつ継続的に進められる環境が整っています。
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